マダコ釣り(2023年6月3日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))

FISHING-DIARY

2023年6月3日(土曜日)に金沢八景一之瀬丸にて、一日船のマダコ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。

東京湾(横浜沖~川崎沖)でのマダコ釣りは、2023年6月1日から解禁となりました。

マダコを知っていますか?

マダコ=タコと考えればよいかと思います。

スーパーでタコの刺身が売っているかと思いますが、そのタコはマダコが主流です。

マダコの刺身は茹でたものが売られていますが、水揚げされたその日のマダコの刺身を食べることはなかなか難しいのではないかと思います。

漁場とか海鮮市場に行けば、新鮮なマダコの刺身を食べることができますが、自分で釣ったマダコをその日に食べるのは、格別なんです!

釣れたてのマダコは生でも食べられますが、塩で揉んで汚れを取ってから食すのをオススメします。

一度釣れた時にマダコの足がちぎれたことがあって、何も知らずにそのまま食べたことがありましたが、特に体調に問題はなかったものの、汚れを落としてから食べるのが一般的ということを知ったため、それ以降は気を付けています。

マダコはいろんな料理法がありますが、個人的にはマダコの刺身と唐揚げが好きです!(^^♪

タコ飯、チャーハン、塩から、たこわさなど、料理はいろいろありますので、楽しみです!

マダコのシーズンは、毎年6月から解禁となり9月夏頃までが美味しく食べられると言われています。

中でも6月のマダコシーズンが開幕の時は、ワクワク感が半端ないです!

前回マダコ釣りの釣行日記は、マダコ釣り(2022年7月9日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))に記載していますので、よかったら参考にしてみてください。

マダコ釣りと言えば、漁師さんがタコ糸とテンヤ仕掛けを使用したり、蛸壺をしかけて狩りをするイメージが一般的だったのが、エギタコ仕掛けを使用する釣り方が広まってきたため、一般的な釣り人からもタコエギングとしてのルアーでの釣り方ができるようになり、とても身近な釣りになりました。

マダコ釣りでは、釣り上げるまでの忍耐力が必要な釣りですが、釣り上げてから船内に取り込んでからが本当の勝負になります!( ´∀` )

マダコは良く動きますし、実は逃げるのが得意な生物でもあります。

目を離していたらいつの間にか逃げていなくなっていた。ということにならないように、マダコが釣れたらネットに格納して閉じ込めておく必要があります。

マダコの足(腕)には吸盤が付いていますが、どのような機能があるか知っていますか?

マダコの吸盤はその名の通り、モノにしがみつくこととしても使用できますし、周囲の状況把握や味覚と嗅覚として使ったり、動かすことができます。

つまり、どういうことかというと・・・

マダコが釣れた直後に、マダコ用ネット(洗濯用ネットでも代用できます)にマダコを速やかに入れないと、張り付くわけで力業ではなかなか剥がすのが難しいです!(;^ω^)

マダコが勢いよく移動する時が最大のチャンスです。

マダコが移動する時は、吸盤でしがみつくことがないためです。

但し、ゆっくり動く時は吸盤を使ったりしますので、吸盤を使って抵抗される可能性はあります。

マダコ用のネットにマダコを格納したら、バケツに入れて生かしておけば良いと思います。

あと、マダコのくちばしに手を持っていったりしてはいけません。

マダコに噛まれると激痛が走るらしく・・・なぜかというと、マダコは獲物を噛んだ後、唾液腺からチラミンやセファロトキシンというたんぱく毒を出して、麻痺させて動けなくするようです。

マダコに噛まれないように細心の注意を払ってください。

マダコってどんな魚か気になるって方は、マダコを見てもらえたらと思います!

出船前に撮影した船と周囲の景色です。

まず、この日は台風の影響で出船できるか当日まで分からない状況でした。

午前中に大雨が降って大変でしたが、寒さ対策として厚着と合羽を着用したおかげで、快適に釣りをすることができました!

奇跡的に風もそんなに気になりませんでした!

台風の影響で大雨の状況にも関わらず、マダコ釣りファン(釣り人)で賑わっていました!

久々の荒天でしたが、私自身本当に釣りが好きなんだということを改めて認識できました!(^^♪

マダコ釣り釣行日記(釣行日前)

船宿にマダコ釣りに行く日と人数について電話で事前予約を入れておきました。

海の天気予報を確認

2023年6月3日・川崎沖(海の天気予報)
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速4.6mとなっていますので、風は問題なさそうです。

注目すべき所は降水量ですが、午前中(前半)は雨が強い感じですね。

詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。

潮流時間を確認

2023年6月3日・川崎(潮流時間)
潮流時間を見てみると、8:00~8:22、12:31~14:00までが潮の流れが良いことが分かりますね!

潮周りは大潮となり、潮が良く流れる時間があってチャンスがありそうです。

沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。

今回使用したマダコ釣りのエギタコ仕掛け

2023年6月3日当日・マダコ釣りのエギタコ仕掛けとタコスナップダブル Mとオモリ25号
今回船宿で購入して使用したマダコ釣りのエギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、レッツライド:オレンジゲット3.0号、オモリ25号)です。

昨年マダコ釣りにチャレンジした際のエギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、タコエギ(オクトパスタップ:オールピンク4号、レッツライド:パープルイエロー3.5号、オモリ30号)も一通り持参しました!

今回は船宿で購入したエギタコ釣りの仕掛けから使用してチャレンジすることにしました!

以下は、マダコ釣りをする際にオススメな釣り具一式になります。

マダコ専用ネット(洗濯用ネットで代用できます)として、マダコが釣れた時にマダコが逃げないように格納するために必須となります。

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マダコ釣行日記(釣行日当日)

出船前準備

出船前、船宿に到着してから最初にやることは、マダコ釣りの席札(釣り座は基本的に早い者勝ちです)を取ってから、釣り物(マダコ釣り)を伝えて受付をしてから乗船名簿を書きます。

その後に、船代とレンタル代(釣竿、リール)と仕掛け代を含めた 乗船代金を船宿に支払います。

乗船前に、氷を受け取ってから、いざマダコ船へ乗船って感じですね!

船宿のスタッフから、釣り竿(手巻き両軸リール付き)を受け取り、席札を船長に渡しました。

長靴など一部有料で借りられるものもありますが、ライフジャケットは持参したものを使用しました。

出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
2023年6月3日当日・マダコ釣り竿と手巻き両軸リール
マダコ釣りで使用した釣り竿と手巻き両軸リールです。
2023年6月3日当日・マダコ釣りのロッドホルダー
マダコ釣りで使用したロッドホルダーです。

マダコ釣りで使用する釣り竿と両軸リール、PEライン(2.5~3号)、フロロカーボンライン(10号)は以下がオススメです!

釣り竿(手巻き両軸リール付き)、エギタコ仕掛けのセット完了、ライフジャケット着用、手巻き両軸リールのドラグ設定(フルロック:きつく締める)に問題ないことを確認しました。

出船

2023年6月3日マダコ釣り出船・一日船(一之瀬丸)
マダコ釣りは2022年に続き、2回目の挑戦になります。

私にとってマダコ釣りは、ロマンを感じる釣り物なんですO(ˊ▽ˋ*)oワクワク

何といっても今まで餌釣りを主体でチャレンジしてきた私が、船釣りでルアーを使って初めて釣ったのがマダコということもありますが、釣れた時にマダコの重みがのっかって竿の胴が強烈にしなる感じと釣れた時の釣り人の喜びの声と一体感が大好きなんですよね(^^♪

マダコは釣られた後も必死に抵抗を試みますし、獲物をうまくゲットする立ち回り方や危険を察知したら脱兎のごとく逃げようとする姿が何だかハンターというか、すごい生き物だなと思ってしまいます。

マダコの釣り方(エギング)について説明します。

マダコ釣りにおける手巻き両軸リールのドラグ設定は、フルロックで問題ありません。

マダコがエギタコ仕掛けにのっかってきた時に、ラインのテンションを弛ませずに巻き上げてくる必要があるためです。

マダコをエギタコ仕掛けで釣る方法としては、前方(気持ち風上側の方)にキャストします。

ポイント移動したばかりの場合は、前方へのキャストはせずに、リールのスプールをサミングしながら、海底までオモリを落としてから誘っていくのもアリだと思います。

岸壁が近いようなマダコの絶好のポイントの場合は、キャストして岸壁近くから探っていくことをオススメします。

オモリの着底後は糸ふけを取って、海底をオモリで小突いてマダコにアピールした後、5~10秒程度止めることによって、マダコがエギタコに乗っかる間を取ります。

手前まで仕掛けが来たてから何度か誘ってもアタリがない場合は、スーッと竿を持ち上げてからゆっくりフォールさせます。

タイミングがよければ、マダコの目の前にエギタコを落とし込むことができて、そのままズドンッという感じでマダコが乗っかってくることもあります。

それでもマダコのアタリがなければ、キャストしてやり直しましょう。

マダコ釣りのコツというか心がけていることについて記載します。

マダコ釣りの仕掛けは、たこスナップ、タコエギ、オモリというパーツに分かれています。

たこスナップは基本的にエギタコを2つ付けられるタイプもありますが、4つ付けられるタイプもあるようです。

つまり、エギタコをいっぱい付けておき、よりマダコに見つけてもらいやすくするという感じです。

あとはエギタコは音が鳴る物もあったり、色違いがあったりしますが、いろいろなエギタコを持っておくと、その日のアタリのカラーを見つけることができると思います。

オモリについては25号、30号を持っておくと良いと思います。

海の状況にもよりますが、潮が速い時はオモリが海底にある感覚が分かりづらい時があるんですよね。(;^ω^)

何といっても誘い方がいろんなパターンがあるかなと思っています。

海底をオモリで小突くといっても、小突く回数、スピード、間の取り方もありますし、そのポイントでオモリを持ち上げて下ろすというやり方もありますので、実に奥深い感じです。

海底にオモリがある状態で、複数回オモリを小突いて5~10秒程度止める。っていうやり方が一番簡単なやり方ですが、アタリがなければ、オモリの小突き方や小突くスピード(遅くしたり速くしたり)や間の取り方、キャストし直しや落とし変えてのやり方など様々あります。

マダコは岩礁帯に生息していて、危険を察知したら素早く身を隠せるようにしています。

マダコの足(腕)に付いている吸盤で間近の状況を感じ取ることができるため、チャンスがあれば果敢にアタックしてきます。

マダコのすぐ近くにエギタコを落とし込むことができれば、着底のタイミングでズドンっと釣り竿に重みが乗っかる場合もあります。

マダコ釣りで一番注意しないといけないのは、海底付近の地形が岩礁帯ということもあり、タコエギやオモリが引っ掛かって根掛かりするリスクがあるということです。

最初は根掛かりだと思っていたら、マダコが吸盤で岩礁帯にピタっと付いていただけだった。ということも有り得ます。

根掛かりした際は焦ると思います。(;^ω^)

根掛かりしてもラインを張ったり緩めたりする(間違っても思いっきり引っ張って海底に鬼アワセしてはいけませんよ(;^ω^))ことで簡単に外れることがあります。

何が言いたいかというと、オモリもエギタコも良い値段がするわけで、無くしたくないですよね?

あと、マダコのアタリの出方についてです。

釣竿の胴の部分が曲がることによって、マダコが乗っかったのが分かりやすく出る時もありますが、マダコの足(腕)でちょっとエギタコを引っ張るような感じの場合は、チョンチョンという感じで竿先に変化が出る場合もあります。

マダコのアタリがあった時のアワセは聞き上げアワセで大丈夫です。

ラインを弛ませず巻き上げてくるということが大事です。

海面までマダコが浮上してきたらリールを巻くのをやめて、ラインのテンションを緩めないように釣竿の胴の部分を両手で掴んで持ち上げて船内にマダコを取り込みます。

私は動画撮影もしていますし、写真撮影もしていますので、マダコをネットに格納するのに時間がかかっていますが、理想では釣り上げたマダコをどこにも吸盤で吸着させずにそのままネットに格納することです。

マダコの取り込み時も船べり近くではなく、少し離れた所から持ち上げることで、マダコが船べりに張り付いてのバラシのリスクは軽減できます。

また、大型のマダコの場合はタモが必要でお願いすることもあるかと思いますが、タモ入れの時にラインのテンションを緩めてバラシに繋がることもありますので、ラインのテンションは張った状態で、できればタモは使用せずに一人で取り込むことをオススメします。

タモ入れが失敗してしまったら本人はがっかりしますし、協力してもらった人も気まずくなってしまうと思います。

マダコをネットに格納できたら、チャックを締めて海水に浸してマダコを生かしておきます。

マダコ釣りをする上で、ネットは絶対に忘れてはいけない必需品です。

マダコは逃亡のプロですから、逃亡できないように捕獲しておかないといけません。

以上が、エギングでのマダコ釣りの一連の流れになります。

船長から釣り開始のアナウンスが流れました。

今回のマダコ釣りのポイントは、東京湾(横浜沖~川崎沖)になります。

今回最初に試したのは、オモリ25号、エギタコ(パープルイエロー3.5号、オレンジゲット3号)になります。

パープルイエローの方のタコエギは揺らすと音が鳴りますので、マダコにアピールできます。

この組み合わせでもマダコはゲットできましたが、しばらくするとアタリがなくなりました。

あとオモリを付けていたサルカンのスナップが破損し、オモリ25号をなくしてしまいました。(´;ω;`)

次に試したのは、オモリ30号、エギタコ(パープルイエロー3.5号、オールピンク3.5号)になります。

この仕掛けに変えた途端、海底にオモリがある感じが分かりやすくなったと思ったら、デカいマダコがヒットしました。

これって不幸中の幸い的な感じ(仕掛けを変えたら良いことが起きた)ですね(^^♪

今回使用したタコエギでマダコを釣り上げることができました!

午前中は大雨で風が少なく、午後は晴れて風が出てきました。

なんか不思議な感じですよね。。陰と陽みたいな感じで、良くないこともあれば良いこともある。表裏一体といった感じですね。

今回は友人と2人でエギングにチャレンジして、マダコを釣り上げることができてよかったです。

マダコ釣りの仕掛けのイメージ図です。

マダコ(エギタコ)仕掛図
エギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、タコエギ(オクトパスタップ:オールピンク4号、レッツライド:パープルイエロー3.5号、レッツライド:オレンジゲット3.0号)、オモリ25号、30号)を使用してマダコ釣りにチャレンジしました。

【東京湾でマダコ釣り】(2022/7/9)金沢八景一之瀬丸


東京湾(横浜沖~川崎沖)でのマダコ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。

帰港

2023年6月3日当日・エギタコ仕掛けで釣れたマダコをネットに入れた状態
2023年6月3日当日・エギタコ仕掛けで釣れたデカいマダコ
2023年6月3日当日・エギタコ仕掛けで釣れたマダコ
2023年6月3日当日・エギタコ仕掛けで釣れたマダコ(茹でる前)
2023年6月3日当日・エギタコ仕掛けで釣れたマダコ(茹でた後)
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。

釣果はマダコ3杯でした。

もうちょっと釣りたかったというのが本音ですが、難しいコンディションの中でマダコ釣りを楽しむことができたのが何よりも収穫だと思っています。

今度マダコ釣りにチャレンジする際は、いろんな色のエギタコ仕掛けを用意して試したいと思います。

マダコの刺身を作りました

2023年6月3日・釣れたマダコの刺身
2023年6月3日・釣れたマダコの刺身
2023年6月3日・釣れたマダコの刺身

マダコの頭とゲソの部分で見た目も違いますが、美味しく頂きました(๑╹ڡ╹๑)

マダコのワタを使ったチャーハンを作りました

2023年6月3日・釣れたマダコのワタを使ったチャーハン

マダコでチャーハンを作りたいなと思って、フライパンにバターを溶かしてからマダコを炒めてからご飯と青ネギを入れて、ワタ(肝)と酒と醤油とマヨネーズを絡ませた調味料を絡ませて作ってみたのですが、絶品でしたね!(〃)´艸`)

マダコの唐揚げを作りました

2023年6月3日・釣れたマダコの唐揚げ

やっぱり一番美味しいのは居酒屋メニューでも定番なマダコの唐揚げですね(^^♪

まずはジップロックに輪切りにしたマダコを入れてから、醤油、みりん、酒、すりおろしにんにく、するおろし生姜を入れてよく馴染ませてから半日~1日寝かせて、片栗粉を付けてから油で揚げたら美味しく頂けます!

いつ食べても美味くて最高な気持ちになりました(ฅ́˘ฅ̀)♡