コマセマダイ釣り(2021年11月21日・釣り船(真鶴港国敏丸))
2021年11月21日(日曜日)に釣り船(真鶴港国敏丸)にて、午後船のコマセマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセマダイ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミと同調させてマダイに食べさせるという釣り方です。
コマセの撒き方としては、釣り竿を海面から頭上に大きく振って広範囲にコマセの帯を作る方法と、釣り竿を海面から目線の位置程度まで小さく振って範囲を狭めてコマセの帯を作る方法があります。
マダイという魚を知っていますか?
真鯛はこれからのシーズン(秋~冬)は脂ノリが良くなって、とても美味しい魚です(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
マダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年11月21日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
今回は、真鶴港国敏丸のホームページでマダイ釣りの出船予定があることを確認し、電話で乗船予約をしました!
出船前日に電話予約し、基本レンタルで帰りは送迎をお願いしました。
レンタルしたのは、釣り竿と電動リールとロッドキーパーのみです。
それ以外の天秤、サニービシFL80号、クッションゴム、仕掛け、ライフジャケットは持参しました。
前回2021/11/6にマダイ船に乗船させて頂いたこともあり、スムーズに予約できました。
真鯛はタナ取りが命っていう位、とても気を遣う釣りです。
同船させて頂く方と一丸となって、タナを守って釣ることがとっても大事です。
初対面の方と同船させて頂くとしても、真鯛が釣れた時にはフォローできるような心遣いができると良いと思います。
マダイ釣り専門の釣り船でチャレンジしたい方は、電動リールのカウンタではなくPEラインでのタナ取りができることが前提となりますので、覚えておいて頂けたらと思います。
船宿によっては、すべてレンタル可能で仕掛けも販売している所もありますので、ご自身で良いと思った釣り船を選ぶことをオススメします。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
事前に仕掛けを購入
マダイの仕掛けは2本針(ハリス3号8mを2セット、ハリス4号8mを1セット)持参しました。
1人2~3セット持参が良いと思います。
釣り餌として使用するのはオキアミ(エビの小さいもの)を使用します。
コマセ用のオキアミ(冷凍)と付けエサ用のオキアミ(ブロック)のものを解凍して使用します。
マダイ釣りで使用する仕掛けです。
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マダイ釣りで使用する天秤です。
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サニービシ80号Lとなります。
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サニービシ80号FLでも問題ありません。
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ゴムヨリトリ(クッションゴム)は、大物の魚がヒットした時の強烈な引きによって、ハリス切れのリスクを軽減するため、必ず付けるようにしてください。
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マダイ用の仕掛けはハリス3号8mの2本針を使用しました。
マダイ釣りの2本針仕掛けのイメージ図です。
マダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速2.3mとなっており、風は少しで釣り日和って感じがしますが、天気予報は曇りで雨が降りそうです(;^ω^)
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
12時30分~17時30分までの潮流時間を見ると、13:06~15:17が潮の流れが良い時間帯で、上げ潮になっていくことを頭に入れておきました( ´∀` )
帰港する時に潮位が上がるため、下船時は注意する必要がありますね。
今回は、大潮という潮が速く動くような感じで、釣りづらいこともあるかと思いますが、潮周り的には釣果が期待できそうですね。。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
マダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付します
今回も真鯛釣りを楽しみにしていたので、気持ち早めに船宿に着きました!
船長から、とりあえず、船に道具乗せて準備をしておいて!と言われたため、いろいろ準備しました。
船長も前回私が来た時のことを覚えていて頂いたらしく、釣り物は真鯛って言わなくても大丈夫でした!
今回も釣り竿とリールとロッドキーパー以外は持参した旨、船長に伝えました。
今回は左舷ミヨシ側と右舷ミヨシ側が空いていましたが、前回と同様、左舷のミヨシにしました。
前回使用した仕掛けは1本針でしたが、今回は2本針です。
もちろん海の状況は日によって違いますが、同じポジションで真鯛のチャンスがあるのか、という点が気になったため、同じ場所でやることにしました。
マダイ釣りはトモ側の釣り座が有利ということもありますが、ミヨシ側でやってみました。
出船前準備
出船前にマダイ釣りの準備をしました。
ロッドキーパーのセッティングと電動リールのセッティングを実施し、天秤とビシを装着し、ゴムヨリトリ(クッションゴム)を装着して仕掛けを付けたら準備完了です。
船長から、氷、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミを船長から受け取りました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型で長持ちするタイプです( ´∀` )
仕掛けは8mにしました。
国敏丸さんのホームページの仕掛けを見ていた所、船長のオススメは、クッションゴム1.5m、ハリス8mの9.5mで2本針がオススメと記載があったため、この通りに実釣してみました。
前回は10mの仕掛けだったため気持ちは楽でしたが、2本針って意外と扱い方が難しいなぁって感じました。
市販の仕掛けを準備する時は糸ヨレがないように、真っすぐ引っ張って絡まないように調整が必要です。
バケツに海水を入れておき、その中にハリスを入れておくことで、移動中などに仕掛けが絡まないようにしました。
特に釣り始めは一番糸が絡みやすいため、慎重にやり取りする必要があります。
2投目以降はハリスが馴染んで糸癖がなくなっていきますが、油断せずゆっくり糸が絡んで釣りの時間を減らさないように注意しましょう!
マダイ釣り竿(電動リール)です。
マダイ釣り仕掛け(ビシ80号天秤)です。
マダイ釣り餌(コマセ用オキアミ)ですが、海水は不要で自然解凍でOKでした!
付けエサのオキアミの尻尾を切って、オキアミの背中を通し、釣り針を抜き刺します。
マダイ釣り餌(付けエサ用オキアミ)ですが、こちらは海水で解凍しました。
手巻きリールのドラグ設定(ラインを強くひっぱったら出ていくように調整しておきます。
マダイは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインブレイクする可能性があり、注意が必要です。
出船前準備完了です!
出船
マダイ釣りのポイントとなる真鶴沖まで船長に連れて行ってもらいます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
指示ダナは、ポイントによって違って幅広く、20m~80mでした!
マダイ釣りの最初のポイントは深いタナだったので、目視でPEラインの目印を確認しながらタナを取るようにしました。
船長から、タナがずれてるよ!っと2度程注意を頂きました。
天気が曇りでサングラスをしながらPEラインを見ていたせいか少し間違ってしまっていたみたいです(;^ω^)
サングラスを外してPEラインのマーカーをチェックしてタナを取り直してからは順調に釣りができるようになりました。
目の日焼け対策としてサングラスは必須ですが、周りが暗い時はタナを取る時だけサングラス外してやった方がいいかもしれません。
あと、電動リールのカウンタの誤差がとてつもなく大きくて、全く参考になりません(基本電動リールのカウンタでのタナ取りはNGですが、目視でPEラインでタナを取った時と、電動リールのカウンタの誤差が極力少ない場合は軽く参考にしてます)でしたので、目視でPEラインのマーカーをチェックしながらタナを取りました。
真鯛のオススメの釣り方は、国敏丸さんのホームページで記載があったのですが、クッションゴム1.5m+ハリス3~4号8mの全長9.5mの2本針仕掛けでチャレンジすることにしました。
ビシですが上窓は2分の1、下窓は0.5~1.5cm程度で実施しました。
まずは、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
次に、今回は2本針のため、付けエサはオキアミを1尾ずつ付けます。
置き竿にしてリールのクラッチを切り、糸をサミングしながらビシカゴ、クッションゴム、ハリスの順番で投入します。
針の部分まで手元に来たら、一度リールのクラッチを戻して止め、ゆっくり2本針を海面に降ろし、再びリールのクラッチを切り、糸をサミングしながら指示ダナ+5mまで降ろしていきます。
一番最初に投入する時は、ハリスが絡まないように、できる限りゆっくり投入するようにします。
指示ダナが80mの場合、ハリスは8mを使用したのですが、85m(指示ダナ:80m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、釣り針ではなくビシとなりますので注意してください。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ80mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から持ち上げてから、2.5m(3m,2mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
今回は、釣り竿を海面から目線の位置程度まで小さく振って範囲を狭めてコマセの帯を作る方法でチャレンジしましたが、こうすることで狭い範囲で濃いコマセの帯ができます。
これを2回繰り返せば、指示ダナの80mに到達するため、置き竿にしてマダイがヒットするのを待ちます。
今回はアタリがあって真鯛ではない魚が釣り上がったタイミングと、一定時間アタリがなかったタイミングにて、ポイント移動という感じでした。
船長の指示ダナは細かく、真鯛が移動するごとに、タナを指示して頂けます。
80mのタナを取った後、しばらくしたら78m、76mのような指示がありましたが、この場合はどうやってコマセを振るか迷うのですが、船長に事前に確認した所、指示ダナから5m降ろしてタナまで持ってこれば大丈夫!とのことでした。
とはいえ、頻繁にタナが変わるケースもありましたので、コマセがなくなるかもしれないと頭に入れておき、80mのタナでコマセを振って待っていた時に、78mと言われたら、80mからコマセを巻いて78mまで持ってきて待つというのもアリだと思います。
たまに、釣り竿を上下させたりして、誘うのも有効だと思います。
釣りを始めていてポイント移動などもあり、しばらく待っていたら海面に突き刺さるような縦の引き込みがありました!
これは真鯛か!!と思ったのですが、ちょっと引き方がハタっぽい気がしてましたが、浮上してきたのは前回も釣れたオオモンハタでした( ´∀` )
真鶴だとハタがヒットすることがたまにありますが、嬉しいゲストを幸先よくゲットできました。
とはいえ、幸先いいぞ(^^♪と思い、そのまま釣りを続けていましたが、ウマヅラハギが釣れました。
今日こそ真鯛を釣るぞ!という気持ちで集中していたら、真鯛らしき3段引きのアタリがあり、これは真鯛だろうと思って慎重にやり取りしていたはずでしたが、残り15m付近で最後の抵抗にあって痛恨のハリス切れでした(-_-;)
チャンスをもらえたのに、真鯛を釣り上げることができなかったことが残念でなりません。
でも真鯛のヒットはあったので、これからも期待できるぞと思っていてしばらくアタリがない状況になりましたが、指示ダナ60mで待っていて58mと船長のアナウンスがあり、コマセを撒いた瞬間に強烈な3段引きのアタリがありました。
ここでは少ししたら瞬殺という感じでラインブレイクでした(;’∀’)
何でだろう。。ハリスが3号じゃダメだったのか。ドラグをもっと緩めるべきったのか、やり取りの仕方がよくなかったのか、いろいろ考えてみました。
過去マダイを釣り上げた時のことを思い出しました。
そういえば、真鯛がヒットした時は、電動リールでの巻き上げではなく、手巻きでやり取りしていて、真鯛が走る時は巻くのをやめて、おさまった時は巻いてというような感じでやっていたことを思い出しました。
真鯛が引いていく時はドラグも出やすい感じでやっていたなぁと思いました。
今度マダイがヒットしたら手巻きでやってみようと思います。
電動リールで一定速度でゆっくり巻き上げてきていたものの、真鯛が走る時も巻き続けていたことが今回のバラシ、ラインブレイクに繋がったのではないかという気がしましたので、次回の真鯛釣りに生かしたいと思っています。
帰港
ウマヅラハギ1尾、オオモンハタ1尾が釣れました!
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシに残ったオキアミを洗い流したり、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
夕方なのですが、周囲は真っ暗で、船内ライトが灯りました。
雨も降ってきて少し肌寒いような感じでした。
今回は市販のハリス3号仕掛けでハリス切れが2回あり、船長にそのことを話すと、市販のものでも釣り上げられなくはないけど、ハリス切られちゃうよ。と言われ、今度、船長に仕掛けを作って頂けるようにお願いしました。
ふいの大鯛ヒットに備えて、ハリス3号ではなく4号の方が良いと思いました。
私は2本針でチャレンジして真鯛のヒットが2回あったため手応えはありましたが、トモで釣りをされていた方は1本針で真鯛を釣り上げていたこともあり、次回は1本針か2本針どちらでやろうか迷いますが、クッションゴム1.5m+ハリス8mでやってみようと思います。
マダイ船の船長に真鶴駅まで送って頂きましたが、その際にマダイ釣りのコツについていろいろ話ができました。
帰りに船長に市販のものではマダイ釣りは難しいと言われ、何か良い結び方とかあるんですかね?って聞いたら、土佐結びっていう結び方がオススメだということでした。
ちょっと勉強してみようかなと思います。
あとコマセの撒き方は今回はシャープに狭い範囲でやってみて、真鯛のアタリを出すことができましたけど、コマセの撒き方についても船長に聞いてみました。
大きく振って広範囲にコマセを撒いても問題はなく、一番はタナを守れるかどうかって所が肝だということでした。
また一つ勉強になってよかったです。
ウマヅラハギの刺身丼(肝醤油)を食べました
ウマヅラハギの刺身丼(肝醤油)は甘くて美味かったです(*´﹃`*)
オオモンハタの刺身丼を食べました
オオモンハタの刺身丼、寝かせたら身も柔らかくなり甘みが増して美味かったです(゚д゚)ウマー