キハダマグロ・カツオ釣り(2021年9月25日・釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸))
2021年9月25日(土曜日)に釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸)にて、1日船のキハダマグロ・カツオ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
キハダマグロ・カツオ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミを同調させてキハダマグロに食べさせるという釣り方です。
キハダマグロという魚を知っていますか?
キハダマグロは秋頃になると、オダモン、小田原モンスターと呼ばれる特大のマグロが釣れるシーズンですので、さらに盛り上がりを見せるタイミグです。
キハダマグロってどんな魚か気になるって方は、キハダマグロを見てもらえたらと思います!
カツオという魚を知っていますか?
本ガツオですが、海の状況が良い時は狙いやすいと思います。
カツオってどんな魚か気になるって方は、カツオを見てもらえたらと思います!
キハダマグロ・カツオ釣り釣行日記(釣行日前)
手順①:釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年9月25日)と釣り物(キハダマグロ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
手順②:船宿のホームページから乗船予約
今回は、ちがさき丸のホームページでキハダマグロ・カツオ釣りの出船予定があることを確認し、ネットで乗船予約をする際に、船の座席の位置を事前に決めて予約できました。
今回は右舷側の銅の間の1席しか空いていなかったので、選択に迷いはありませんでした。
2021年のキメジ(キハダマグロの若魚)とカツオをゲットした際の記事はキハダマグロ・カツオ釣り(2021年8月13日・釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸))に記載していますので、よかったら参考までに見てください。
レンタルする場合は、乗船する際の受付時に言えば問題ないということを船宿のホームページで確認しました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
キハダマグロの解体サービスがある船宿さんはとても有難いです(^^♪
でかいクーラーボックスを持って行って家で持ち帰って捌くってなると大変だと思いますので、そういう釣り船を選ぶのもアリだと思います。
キハダマグロ・カツオの解体サービスって何か知っていますか?
キハダマグロは、1m以上で20~50kgほどの大きさの魚であるため、大きいクーラーボックスを持参して家でキハダマグロを解体するというのは、とても大変だと思います。
釣れたキハダマグロ・カツオを解体してくれるサービスを提供している釣り船を選ぶことで、キハダマグロの頭、カマ、赤身、心臓、胃袋、背骨についた中落ちなど部位を分けて持って帰ることができるため、家に帰ってから速やかにキハダマグロを食べることができるんですよ!
カツオは切り身のみに捌いてもらえます!
少し大きめのクーラーボックスを持っていけば、電車釣行でも、マグロを持ち帰れるんですよね!( ´∀` )
手順③:ホテル予約
早朝からの出船となるため、余裕を持って前泊することにしました。茅ヶ崎駅から近いホテルを探し、東横INN湘南茅ヶ崎駅北口が見つかったためインターネットで予約しました。
手順④:事前に仕掛けを購入
釣り竿、リール(手巻き or 電動)、ロッドキーパー、ビシ天秤、ライフジャケットはレンタルできるんで、事前に準備が必要なキハダマグロ用の仕掛けを購入しました。
釣りで使用する餌は、オキアミ(エビの小さいもの)をビシに詰めるものと、付けエサが必要ですが、船宿おすすめのものを購入しました!
キハダマグロ・カツオ釣りで実際に使用した釣り竿(ロッド)は、以下のものを使用しました!
|
キハダマグロ釣りで実際に使用した電動リールは、以下のものを使用しました!
|
キハダマグロ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下のものを使用しました!
船宿の指定でハリスの長さは6mでハリスは24号のものを使用することにしました!
最近はキハダマグロの群れを追いかける釣りではなく、コマセを振って船の近くまでキハダマグロおびき寄せる流しの釣りのスタイルへと変わってきています。
キハダマグロ釣りが開幕した当初はオキアミを餌だと認識していない状況で釣るのが大変ですが、シーズン半ばになってくると船団から撒かれた大量のオキアミを捕食することになり、オキアミは餌だとキハダマグロが認識することになります。
そうなると、キハダマグロが船の近くまで寄ってくるのを待つスタンスになるため、いつヒットしても大丈夫なように心の準備が必要です。
キハダマグロ釣りの仕掛けのイメージ図です。
キハダマグロの口元でカンヌキの部分にしっかりフッキングできれば、釣りあげられる確率は上がります。
カンヌキって何だか分かりますか?
2020年に釣れたキメジのカンヌキの部分をピックアップしたら、こんな感じです!
キハダマグロがヒットしたもののハリスが飲まれたりして切れるケースもあります。
1人2~3セット持参が良いと思います。
船宿にも仕掛けは売っていると思いますが、売り切れになっていてチャンスを逃さないためにも、事前に準備しておくことをオススメします。
キハダマグロ・カツオ釣り釣行日記(釣行日前日)
手順①:釣行日に備えて天候の確認
天候は曇りですが、時々雨がパラパラ降るって感じでした!
いつもなら海天気を調べるんですが、どのポイントになるか分からなかったんで、天気や風速などはキハダマグロ・カツオがいる場所になるんです(;^ω^)
初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
手順②:ホテルにチェックイン
予め予約しておいた東横INNにチェックインしました。
同時に早朝チェックアウト予定(4:20)で、タクシーの手配をお願いしておきました。
タクシーの予約も問題なくできて、よかったです!
明日はキハダマグロ釣り上げるぞ!っていうテンションが高い状況で睡眠時間は4時間程度でした(^^;)
手順③:釣行日の飲食物を事前購入
釣行日が早朝からということもあって夜に飲食物を買いに行き、ホテルの冷蔵庫で保管しました。
釣り当日の早朝に買うのもよいと思いますが、タクシーで行くことにしましたので、夜に買っておきました。
水2ℓとスポーツドリンク2ℓ、カロリーメイト、おにぎり、パンなどを購入しました!
キハダマグロ釣り釣行日記(釣行日当日)
手順①:船宿で受付しました
タクシーは4時20分でお願いしていましたので、4時に起きて準備をしました(‘◇’)ゞ
出船予定時間6時00分なので、余裕をみて5時前までに船宿に到着できるようにしました。
キハダマグロを釣りたいという気持ちが高ぶってきます。✌(‘ω’✌ )。
船宿で乗船名簿を記載し、釣り物について「マグロカツオ船」と伝えます。
この時、事前に予約している旨も伝えて、乗船料金と釣り具のレンタル及び釣り餌を購入したい旨を伝えて料金を支払って乗船券をもらいます。
手順②:出船前準備
船宿のスタッフさんから、釣り竿(電動リール付き)、ロッドキーパー、ライフジャケット、氷を受け取りました。
天秤(ビシカゴ付き)も借りられるのですが、今回は事前に購入したものを使用することにしました。
釣り餌はオキアミと付け餌を購入しました。
船内では餌や氷は販売していない旨、前回の釣りで分かっていたため、釣りの最中に餌が足りなくなるということがないようにオキアミ3kg×2、付け餌1パックずつ買っておきました。
キハダやカツオが釣れた時のことを考えると、氷は3つ以上必要になります。
乗船券には1つ氷の券がついていましたが、それ以上は別途購入する必要があります。
ライフジャケットを着用して、クーラーボックスに氷を入れた後、ロッドキーパー(キハダマグロ釣りの際に釣り竿を置けるようにする)を自席で装着して、釣り竿(電動リール付き)に天秤(ビシカゴ付き)をつけて仕掛けを付けて準備完了です!
電動リールのバッテリーです。
キハダマグロ・カツオ釣り餌(オキアミ3KG)です。
キハダマグロ・カツオ釣り餌(付け餌オキアミ)です。
キハダマグロ釣り仕掛け(天秤仕掛け)です。
キハダマグロ釣り仕掛け(ビシ天秤)です。
今回はビシと天秤をあらかじめ購入して持参することにしました。
ビシは青物バスター120号、天秤はキハダマグロ用の固定式天秤を使用することにしました。
まぁ、どのような組み合わせが釣果アップに繋がるのか実験ですね。。
釣り餌はいつでも付けられるように準備しておきます。
付けエサのオキアミの尻尾が付いていると海中で回転してしまうため、不自然な動きになってしまい釣れませんので、以下のように調整します。
オキアミの抱き合わせの付け方です。
オキアミの丸掛けの付け方です。
電動リールのドラグ設定(強くラインをひっぱったらライン(釣り糸)が出ていくように調整します)キハダマグロや本カツオは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインが切れてしまいますので注意が必要です。
電動リールのドラグ設定では本気でラインを引っ張ったら出ていくように。っていうのがすごく重要になります。
キハダがヒットした場合は、キハダに走らせて体力を消耗させてからファイトすることが良いと思います。
これで出船前準備完了ですね。
手順③:出船
何か空がピンク色でした!
私は、キハダマグロ・カツオ船以外は午後船で釣りをすることが大半なのですが、早朝だとこんな空になることもあるんだなぁと思ってました。
あ、そうそう、今回はちがさき丸さんではピンク船と呼ばれる船に乗ることになりました。
キハダマグロ・カツオ釣りのポイントまで船長が連れて行ってくれます。
キハダマグロ・カツオが泳いでいる場所を探すことから始まりますが、この日はすぐにマグロの群れが見つかり移動時間は少ない印象でした。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
キハダマグロの指示ダナは25m~50mで大体ドンピシャのタナを指定してくれました。
キハダマグロの反応を見て、タナから〇〇mゆっくり降ろしてみてとか、上げてみてとか、結構具体的にタナを指示してくれました。
船長によっていろいろ学ぶことは多いなぁと実感しました。
キハダマグロの流し釣りでは、ハリス24号以上で6~8mを使用します。
ほぼほぼ満席ということもあって、オマツリになるリスクを考慮しハリスの長さは6mを使用しました。
あまり釣り人が乗っていない状況であれば、8mとかも試して見たい所ではありましたが、今回は断念しました。
キハダマグロの釣り方は、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
付けエサは釣り針に対して抱き合わせで2つ付けるか、1つを丸がけにします。
ビシカゴから投入し、その後に付けエサがついた仕掛けを投入します。
前回と同様にキハダマグロ狙いで行きます(^^♪
リベンジなるか。。。
今回のタナ指定は25m、30m、35m、40m、45m、50mなどポイントによって狙うタナが変わっていました。
追いかけっこ少しで、流しが大半という感じでした。
追いかけっこの時は指示ダナドンピシャ、流しの時はキハダマグロの動きを見て、タナから〇〇m降ろしてとか、上げてとか船長から具体的なアナウンスが流れました。
追いかけっこの釣りと流しの釣りって何が違うか分かりますか?
追いかけっこの釣りとは、キハダマグロが動く進路を船長が予測して先回りして船に向かってくるキハダマグロを釣る方法です。
船の下をキハダマグロが通過したら、再度先回りしてキハダマグロの動く進路へ先回りするというのを何度も繰り返しアタリがあるまでチャレンジする釣りです。
流しの釣りとは、船の潮の流れに任せて流してマグロのアタリを待つ方法であり、船の周りをマグロがずっと回遊している状況のため、ポイント移動はあまりせずにアタリを待つという釣り方です。
船長から釣りの合図が出たら速やかに仕掛けを投入し、指示ダナで待てるように何度もチャレンジして慣れる必要があります。
ポイント移動している最中にビシカゴにオキアミを入れておき、付け餌を付けた状態ですぐに投入できる準備をしておかなければいけません。
最初は30mがタナで、ハリスは6mのものを使用したので、36m(タナ:30m+ハリス:6m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ30mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
指示ダナに来るのは釣り針ではなくて、ビシなんで間違えないように注意が必要です。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から大きく持ち上げてから2m分巻きあげておろしてきます。
これを3回繰り返せば、タナの30mに到達するため、置き竿にしてマグロがヒットするのを待ちます。
この日はマグロが左舷から入ってくるアナウンスが多かったように思います。
私は右舷の銅の間付近だったのですが、ヒットすることを願ってました。
キハダマグロが船下を通っていたり、キハダマグロの反応が多くて周囲の船では釣れている所も見受けられましたが、何度チャレンジしてもヒットはありませんでした。
左舷でキハダのヒットらしきアタリがあったのですが、瞬殺だったようで(-_-;)
右舷は誰もヒットせずでした。
今回は青物バスター120号というビシを試したのですが、コマセを出す調節が難しいと感じました。
上窓と下窓の調節ですが、上窓は2分の1または3分の1、下窓は0.1㎝~1cmを試して見ることにしました。
青物バスター120号上窓2分の1にしたものです。
青物バスター120号下窓1cmにしたものです。
青物バスター120号下窓0.5cmにしたものです。
流しの釣りだとコマセをポロポロっと出す感じで長持ちさせる必要があるかと思っていますが、8分程度たった時に回収してみた時の所感については、以下の通りでした。
もちろん、日々の海の状況にもよると思いますので、参考程度として見て頂ければと思っております。
上窓2分の1、下窓1.0cm・・・ビシ内にコマセに残りはありませんでした。
上窓2分の1、下窓0.5cm・・・ビシ内にコマセに残りはありませんでした。
上窓2分の1、下窓0.1cm・・・ビシ内にコマセに残りはありませんでした。
上窓3分の1、下窓1.0cm・・・ビシ内にコマセに残りはありませんでした。
上窓3分の1、下窓0.5cm・・・ビシ内にコマセに残りがほんの少し(2%程度)ですがありました。
上窓3分の1、下窓0.1cm・・・ビシ内にコマセが少し(10%程度)残っていました。長時間長持ちさせるには、この組み合わせが良さそうです。
青物バスターを使用して思ったことは、上窓3分の1、下窓0.1cm程度であればステンカンのような使い方ができそう(ポロポロコマセを出す)ですが、私が3年間でマグロが釣れた時はサニーカゴ+オモリの組み合わせだったことを思い出しました。
サニービシの方が良かったのではないかとさえ、ちょっと思うことがありました。
青物バスターだとカゴの周りに円形の穴が開いている(状況により蓋が出来れば良いかもしれません)ため、タナまでビシをおろす時にコマセが漏れ出してしまったりするのではないかという気がするのと、カゴの穴から漏れ出すコマセと仕掛けがうまく同調できなかったのではないかと思いました。
サニーカゴ+オモリの組み合わせ、または、サニービシの場合はタナまで降ろしてもコマセを振るまでは漏れることがほぼないため、コマセが長持ちするだけでなく、下窓からコマセが出てきて仕掛けとうまく同調しやすいのではないかと思いました。
あくまでも私の所感というか妄想ではあるのですが、サニーカゴ+オモリの組み合わせ、または、サニービシを使用していたら、結果は違っていたのかもしれないなぁ。試せばよかったなぁと思いました。
今度キハダマグロ釣りに行く時は、サニービシと青物バスターを両方持って行って違いを確認してみようと思いますが、過去のヒットパターンから見て下窓からだけコマセが出る方がハリスがピーンと直線状になった時はコマセと同調しやすいのではないかと思っています。
その日のヒットパターンを見つつ、模索して最適解を導き出せたら良いなぁと思っています。
手順④:帰港
船長の指示に従って後片付けをします。
海水をバケツでくみ上げて汚れた船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
キハダのポイントから港までは、爆睡してました。
今回は残念な結果になりましたが、またどこかでチャレンジしたいと思っています。
メボウ カツオ釣り キハダマグロ キハダ キメジ カツオ 沖釣り 船釣り 茅ヶ崎 相模湾 キハダマグロ釣り 釣り 神奈川