テンヤタチウオ釣り(2022年9月4日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))
2022年9月4日(日曜日)に金沢八景一之瀬丸にて、1日船のテンヤタチウオ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
船と周囲の景色です。
天気は曇り⇒晴れに変わっていく感じの予報でしたが、ちょっと曇っていますね(;’∀’)
9月の上旬に差し掛かり、秋になりましたね!
少し涼しくなってきましたが、台風が発生するシーズンでもあります。
今回は前回初挑戦したテンヤタチウオ釣りに再度チャレンジすることにしました。
サバ餌天秤仕掛けでのタチウオ釣りをしていた時には経験できなかった、少ないアタリのチャンスをモノにするというテンヤタチウオ釣りでは、ドラゴン級のタチウオが狙えます。
サバ餌天秤仕掛けでもドラゴンが釣れる可能性はありますし、アタリが多いという印象もありますので、どちらも楽しめる釣り方です。
タチウオ(太刀魚)という魚を知っていますか?
タチウオはサーベルフィッシュとも呼ばれていて、見た目が龍のような感じでしかも刀のようにも細長くて銀色に光り輝いて見える魚でカッコいいです(^^♪
長さが100㎝以上で胴回りが指5本以上の大きさのタチウオはドラゴン(龍)と呼ばれています。
タチウオはこれからの季節、脂乗りがよくなってきて、美味しくなります。
タチウオ釣りと料理、どっちが楽しいかというと・・・
両方とも楽しいんですよね( ´∀` )
タチウオ釣りで体感できるアタリからアワセとやり取りがスリリングですし、引きも強くて釣りをしているなぁという実感が湧いてきます。
また、数多く釣れる時もあれば、全く釣果が伸びない時もありますが、それも楽しいです。
タチウオの料理については、捌き方がシンプルで時間がかからない所が嬉しいですね!
もちろん、魚を捌き慣れていることから言えますが、初めて魚を捌く方にもおススメです。
魚には付き物であるウロコがないですし、身が多く取れることも魅力的です。
淡白な白身で甘味があって脂も絶品なんです!
釣りの時も料理の時も気を付けないといけないことが一つあります。
それはタチウオの顔というか牙ですね。
釣れた時にはもちろん、タチウオは生きていますので噛まれて怪我をすることも有り得ますし、料理の時もタチウオの牙に触れてしまったら怪我をすることも有り得ます。
怪我をしないことが一番ですので、細心の注意を払ってください。
釣りでも料理でもどちらも怪我せずにできることで、楽しかったなぁということがより実感できます。
タチウオが釣れた時の針の外し方は、魚ばさみでタチウオの口が動かないように固定して釣り針を外し、エラも切っておくと良いと思います。
銀色の綺麗な魚体を見ることができるのは、タチウオの釣り人の特権です。
タチウオは綺麗な銀色に光る魚体で優雅さがあり、もちろん高級魚でもあります。
タチウオがどんな魚か気になるって方は、タチウオを見てもらえたらと思います!
テンヤタチウオ釣り(テンヤ太刀魚釣り)釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速4.4mとなっており、風は少しある感じですが、タチウオ釣りには影響はなさそうな感じがします。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
今回の潮周りは小潮でした。
潮がよく動く時間帯としては8:00~9:40、12:52~14:00という所で、最初と最後の方が潮がよく流れる時間って感じですね。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したテンヤタチウオ釣り(テンヤ太刀魚釣り)仕掛け
船宿のスタッフの方に、タチウオテンヤで使用するオモリの号数は40号として確認できましたので、以前購入したものを持参しました。
海の状況によってアタリのカラーもあるため、3種類位はあった方がよいかもしれませんが、今回は2種類で試すことにしました。
タチウオテンヤ仕掛けでは、イワシを巻くワイヤーとリーダーを使用します。
今回は、ワイヤー80cm、フロロカーボンリーダー12号1.2mを利用しました。
今回使用したタチウオテンヤ仕掛けです。
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テンヤタチウオ釣り(テンヤ太刀魚釣り)釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
船宿から、釣り竿(手巻きリール付き)、氷、イワシを受け取りました!
ライフジャケットは借用できますが、持参したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
タチウオ釣りに対応している釣り竿としては以下のものもオススメです。
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タチウオ釣りに対応している手巻きリール(両軸リール コブネ)がおススメです。
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ロッドホルダーも持って行った方が良いと思います。
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テンヤタチウオ釣りで使用したイワシです。
テンヤタチウオ釣りで重要な釣り餌はイワシです。
いい感じの大きさに見えました(^^♪
ロッドホルダーに釣り竿(手巻きリール付き)設置(タチウオテンヤ仕掛けのイワシのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定(きつく締める:本気で引っ張ったら出ていくように)に問題ないことを確認しました。
出船
金沢八景一之瀬丸さんにて、テンヤタチウオ釣り(テンヤ太刀魚釣り)のチャレンジをさせてもらいました。
タチウオ釣りのポイントまで船長が連れて行ってくれます。
タチウオ釣りのポイントに着く前に、テンヤの準備をしておきます。
ポイントに着いたらすぐにテンヤを投入できる心構えが重要です。
テンヤへのイワシの付け方ですが、まず、イワシの頭をカットした後に、内臓を取り除きます。
テンヤにワイヤーを3回位巻いてから、イワシを真っすぐお腹から背中側に刺して固定します。
ワイヤーでイワシの頭側の胴体部分を3~4回きつく巻いて、尻尾側の胴体部分に向かって斜めに2回ほど緩めに巻いたら、頭側の胴体部分に向かって2回ほど緩めに巻いて、残ったワイヤーをテンヤのヘッドの下の丸い箇所にくくりつければ完成です。
タチウオテンヤ仕掛けでのイワシの付け方のイメージは以下の通りです。
道糸であるPEラインに付いているサルカンとリーダーを繋いだ後、リーダーのサルカンとタチウオテンヤの上側にある丸い箇所に連結させればOKです。
オマツリになった時の対処を考慮する必要がありますので、道糸とタチウオテンヤを直結するのは基本的にNGですので、注意してください。
テンヤタチウオでの釣り方ですが、テンヤを風上の方に少しキャストしてから、PEラインをサミングしながら指示ダナまで落とし込んでいきます。
今回は40m~58m位のレンジをタチウオのタナとして狙っていく感じでした。
例えば、50mから40mまでやってみてください。というように船長から指示ダナに対してアナウンスがあった場合は、PEラインについているマーカーを見ながら50mまで落としてから、40mまで誘いながらタチウオのアタリを待ちます。
アナウンスについては、船宿によって異なりますが、今回は50mより上(10m程上)でやってみて!という感じでした。
テンヤタチウオ釣りでは、テンヤにアクションを加えてタチウオにアピールして釣る方法です。
誘い方のコツとしては、竿先が水平の高さの位置から、2~3秒程度ジャークして5~10秒程度止める。
アタリがなければ、2分の1~3分の1回転糸を巻く。
というような、ジャーク&ステイという釣り方があります。
ジャークとは、釣竿の先端を小刻みに動かすことで、イワシがキラキラ光って見えるというフラッシング効果で魚にアピールする釣り方です。
その他には、ストップ&ゴー(リールを2~3回転巻いて5~10秒程度止める)という釣り方もあります。
また、デッドスローという、ひたすらゆっくり巻いてくるという釣り方もあります。
今回はジャーク&ステイでタチウオにアタリが出ました!
ストップ&ゴーとデッドスローも試してはみましたが、アタリはありませんでした(;’∀’)
最後の最後でジャーク&ステイの応用版である、バイブレーション釣法でタチウオが釣れました。
バイブレーション釣法は、ジャーク&ステイのステイ(待ち)をなくした感じです。
タチウオのアタリがなければ、50mまで落として40mまで誘う動作を繰り返してタチウオのアタリを待ちます。
タチウオのアタリですが、とても繊細なアタリから豪快なアタリまで様々です。
竿先が上に持ち上がるようなタチウオがイワシを食い上げてくるようなアタリの時は、リールを1~2回転巻いてからすぐに思いっきり鬼アワセします。
竿先をちょんちょんと揺らしてタチウオがイワシを食べているアタリの時は、そのまま誘い続けて喰いこみを待ってから思いっきり鬼アワセします。
いきなり喰いこんで強いアタリになった時も思いっきり鬼アワセします。
アワセが決まった時は、感動しますね(^^♪
今回はいろんなアタリを経験できて、ちょっとスキルが上がったのではないかと思っております。
アワセを入れてからは、ラインのテンションを保ちつつ一定の速度で巻き上げてくるようにしています。
もちろん、リールの巻き方は一定の速度が理想ではあるのですが、ドラゴン級となると強烈な引き込みが何度となくあり耐えるべき状況もありますので、うまくやり取りする必要がでてきます。
基本的なタチウオテンヤ仕掛けでのタチウオの釣り方となります。
テンヤタチウオ釣りの仕掛けのイメージ図です。
タチウオテンヤ仕掛け(オモリ40号)を使用して、イワシをつけました。
テンヤのカラーは、マイワシ、紫ゼブラの2種類を使用しました。
マイワシ、紫ゼブラの2種類ともコンスタントにアタリがありました。
今回は、タチウオが食い上げるアタリが大半だったため、アワセが決まりやすかったと思います。
10回アタリがあって6回モノにできましたが、バラシた時の残念な心境は何とも言えない感じです(´;ω;`)
今回はサバ餌天秤仕掛けのような誘い方も試したのですが、アタリませんでしたね。。
テンヤタチウオ釣り2回目ということで、1回目より大きな成果を上げることができたと思っております。
釣りをしている時に、船長から2つほどアドバイスを頂きました。
1つは、アワセは弱い時があるから、思いっきりアワセを入れた方が良い。ということです。
タチウオの頭の部分のような固い所に針がアタった時は、弱いアワセでは外れてしまうためということでした。
ありがたし!(人”▽`)
2つ目は取り込みの時についてです。
タチウオが海面に見えてきたら、釣竿の胴の部分を掴んで持ち上げて、ラインのテンションが緩まないように、タチウオを船内に取り込む必要があります。
ロッドホルダーなどに釣竿を置く際に竿先が下がってしまう時があったのですが、その一瞬のラインの緩み(気の緩み)でタチウオのバラシに繋がる可能性もあるとのことでした。
貴重なアドバイスを頂けて、また一つ勉強になりました。
テンヤタチウオ釣りでは、事前に勉強しておくことも重要ですが、実践して得られる知識というのは貴重な体験であり、経験となり、よかったです!
【東京湾(走水沖~猿島沖)でテンヤタチウオ釣り】(2022/9/4)金沢八景一之瀬丸
東京湾(走水沖~猿島沖)でのテンヤタチウオ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました(^^;)
釣れたタチウオの写真です。
釣果はタチウオ6尾でした。
バラシの確率をもっと低くできれば、もっともっと釣果を伸ばせると思いますので、次回チャレンジする時はもっと釣れるように頑張ります!
釣れたタチウオの刺身を作りました
タチウオの刺身、釣れた日に食べるのって格別ですね( ゚Д゚)
釣れたタチウオの塩焼きを作りました
タチウオの塩焼きをフライパンで作りました!
いい感じの塩加減といい感じの焼き具合になって美味しかったです(*´༥`*)
釣れたタチウオの蒲焼丼を作りました
タチウオの蒲焼丼を作り始めてから、タチウオが釣れた時には、絶対に食べたいと思っている一品です。
蒲焼のタレって意外と簡単に作れますし、タチウオの身がふわふわで絶品なんですよね(ฅ́˘ฅ̀)♡
釣れたタチウオの炙り刺身丼を作りました
白いご飯の上にタチウオの炙り刺身をのせて、ワサビと刺身醤油で頂きました!
炙ったタチウオの刺身と皮の間から流れ出てくる脂が、とても上品な感じで美味かったです(๑╹ڡ╹๑)
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