2022/08/24

テンヤタチウオ釣り（2022年8月21日・釣り船（金沢八景弁天屋））

2022年8月21日（日曜日）に金沢八景弁天屋にて、1日船のテンヤタチウオ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。

船と周囲の景色です。

ちょっと曇っていますね(;’∀’)

天気予報は雨になっていく感じ・・・

できたら晴れてほしいですが、雨でも頑張りますよ！

8月下旬となりましたが、まだまだ暑い時期ですね(;’∀’)

船でのタチウオの釣り方は、サバの切り身を利用した天秤仕掛けで釣る方法と、イワシ1尾をテンヤに付けて釣る方法と、ルアーやジギングで釣る方法があります。

今までのタチウオ釣りでは、サバ餌の天秤仕掛けで小型中型大型問わず、数釣りをメインでやってきました！

今回はテンヤタチウオ釣りをやってみようかと思い、チャレンジすることに決めました！

タチウオテンヤ仕掛けでのタチウオ釣りは人生で初挑戦となります！

初めての釣りのため、ワクワク感と緊張感とが交錯するようなモチベーションですね(^^♪

イワシ餌をテンヤにつけるため、一見餌釣りのようにも見えるかもしれませんが、どちらかといえばルアー釣りの方が似ています。

それはなぜかというと・・・

誘い方がルアーでの釣り方に似ているんですよね！(^^♪

しかも餌がイワシ一尾を使用するということで、大きいドラゴン級のタチウオが食ってくる可能性があるんですよね！

大型の魚って釣り上げるのも楽しいし、食べるのも楽しみですね( ´∀｀ )

タチウオ（太刀魚）という魚を知っていますか？

タチウオといえば、歯が鋭い魚であり、その見た目が龍のようにかっこよく見えます。

タチウオは細長くて銀色に光り輝く姿が美しく、カッコいいです。

長さが100㎝以上で胴回りが指5本以上の大きさのタチウオはドラゴン（龍）と呼ばれています。

タチウオは捌くのが簡単な魚というだけでなく、淡白で甘味と脂がノッていて食べても美味い魚なんです。

タチウオにはウロコがないのと、頭と尻尾の部分を切ってから内臓を取り出して血合いを取り、身の部分だけ切り分ければＯＫです。

タチウオの牙は切れ味が鋭いため、釣れた直後は元気がよくて暴れるのと、調理する時にも牙に触れないように注意が必要です。

タチウオの針の外し方としては、魚ばさみでタチウオの口が動かないように固定して釣り針を外し、タチウオのエラを切って血抜きしておくと良いと思います。

銀色の綺麗な魚体を見ることができるのは、タチウオを一尾ずつ釣りあげることができる釣り人の特権です。

タチウオは綺麗な銀色でキラリと光る魚体で見た目も優雅さがあり、高級感があります。

タチウオがどんな魚か気になるって方は、タチウオを見てもらえたらと思います！

テンヤタチウオ釣り（テンヤ太刀魚釣り）釣行日記（釣行日前）

海の天気予報を確認

7時～14時までの海の天気予報見てみると、風速3.3mとなっており、風は問題なさそうですが、やっぱり雨がどれくらい降るかと、タチウオ釣りに影響するのかが気になります。

詳しく知りたい方は、初心者必見！沖釣り（船釣り）の海天気の調べ方も参考にしてみてください。

潮流時間を確認

今回の潮周りは小潮でした。

潮がよく動く時間帯としては8:45～12:15という所で、最初の方にいかにタチウオが釣れるかという所ですね。

沖釣り（船釣り）での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは？に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。

今回使用したテンヤタチウオ釣り（テンヤ太刀魚釣り）仕掛け

船宿のスタッフの方に、タチウオテンヤ仕掛け（オモリ40号）は3種類くらいは持っておいた方がよいと言われましたので、3種類購入しました！

3種類の理由としては、海の状況によってはアタリがでやすいカラーが違ってきたりするケースがあるためです。

それぞれのタチウオテンヤ仕掛けには、イワシを巻くワイヤーとリーダーが付いていました。

タチウオの鋭い歯によってリーダーが切れてテンヤ仕掛けがロストするリスクも十分に考えられます。

今回使用したタチウオテンヤ仕掛けです。

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テンヤタチウオ釣り（テンヤ太刀魚釣り）釣行日記（釣行日当日）

出船前準備

船宿から、釣り竿（手巻きリール付き）、氷、イワシを受け取りました！

長靴もレンタルさせて頂きました( ´∀｀ )

ライフジャケットは借用できますが、持参したものを使用しました。

タチウオテンヤ仕掛け（オモリ40号）は船宿から購入したものを使用しました。

出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺

タチウオ釣りに対応している釣り竿としては以下のものもオススメです。

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タチウオ釣りで実際に使用した手巻きリール（両軸リールコブネ）です。

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ロッドホルダーがあった方が良いと思います。

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テンヤタチウオ釣りで使用したイワシです。

テンヤタチウオ釣りでは、イワシをテンヤにくくりつけます。

ロッドホルダーに釣り竿（手巻きリール付き）設置（タチウオテンヤ仕掛けのイワシのセット完了）、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定（きつく締める：本気で引っ張ったら出ていくように）に問題ないことを確認しました。

出船

金沢八景弁天屋さんにて、テンヤタチウオ釣り（テンヤ太刀魚釣り）のチャレンジをさせてもらいました。

今までやったことがない釣りということもあって、テンヤタチウオ釣りがどんなものかっていうのは少し調べましたが、実際にやってみて釣り方を勉強したいと思いました。

船長から釣り開始のアナウンスが流れました。

まず、イワシの頭をカットした後に、内臓を取り除きます。

テンヤにワイヤーを3回位巻いてから、イワシを真っすぐお腹から背中側に刺します。

ワイヤーでイワシの頭側の胴体部分を3回きつく巻いて、尻尾側の胴体部分に対して斜めに2回ほど緩めに巻いたら、また頭側の胴体部分に向かって2回ほど緩めに巻いて、残ったワイヤーをテンヤのヘッドの下の丸い箇所にくくりつければ完成です。

タチウオテンヤ仕掛けでのイワシの付け方のイメージは以下の通りです。

道糸にサルカンが付いていますが、そこに付属のリーダーを通してから、リーダーのサルカンでタチウオテンヤの上側にある丸い箇所に連結させたら完成です。

テンヤタチウオの釣り方ですが、テンヤを風上の方に少しキャストします。

今回は45m～60mのレンジ（ポイントによって異なります）がタチウオのタナでした。

例えば、60mから45mまでやってみてください。というように船長から指示ダナに対してアナウンスがあった場合は、PEラインについているマーカーを見ながら60mまで落としてから、45mまで誘いながらタチウオのアタリを待ちます。

タチウオテンヤでの誘い方のコツとしては、竿先が水平の高さの位置から、2～3秒程ジャークして5～10秒止める。

アタリがなければ、2分の1～3分の1回転糸を巻く。

この動作を繰り返します。

それでもアタリがなければ、竿先をゆっくり上げてからゆっくり下げるという動作（フォールさせる）で誘いを入れることもあります。

また、ストップ＆ゴーという誘い方もあります。

リールを2～3回転巻いてから5～10秒程度止める。

これを繰り返すやり方です。

タチウオのアタリがなければ、60mまで落として45mまで誘う動作を繰り返してタチウオのアタリを待ちます。

今回この3つの誘い方を試しましたが、ジャークして止めるという誘い方でタチウオがヒットしてきました。

とは言っても、本当に分かりづらいアタリなんですよね(;’∀’)

竿先が上に持ち上がるようなタチウオがイワシを食い上げてくるアタリだったり、竿先をちょんちょんと揺らしてタチウオがイワシを食べているアタリだったり、いきなり喰いこんで本アタリになったりと、いろいろあることが分かりました。

テンヤタチウオ釣り初挑戦で、この3つのアタリ方を体感できたことは貴重な経験になりました。

いきなり本アタリになった場合は、アワセを入れてテンションを保ちつつ一定の速度で巻き上げて釣り上げるようにします。

基本的には、同じ動作を繰り返して完全に喰いこむのを待ってからアワセを入れる方が良いと思いますが、アタリがあったらすぐに思いっきりアワセを入れることでタチウオが釣れることもあります。

テンヤタチウオ釣りで学んだのは、天秤よりもアタリが少ないのと、アタリがあってからのアワセがとても難しい感じがしました。

タチウオのアタリがあったのに、アワセが決まらなかった時も、そのまま誘い続けることでタチウオが追ってきたり、アタリがあった場所でジャークをして止めたタイミングでアタリが出ることもあるんですよね！

今回はそのテンヤタチウオ釣りのコツを勉強できたのが良かったです！

これが、基本的なタチウオテンヤ仕掛けでのタチウオの釣り方のコツとなります。

テンヤタチウオ釣りの仕掛けのイメージ図です。

タチウオテンヤ仕掛け（オモリ40号）を使用して、イワシをつけました。

テンヤタチウオ釣りが初挑戦ということで、アタリがよく分からない状態で釣りをしていました。

オマツリのような竿先がふわっとした感じがタチウオのアタリだったなんて、と後々気が付きました。

天秤タチウオのイメージがあったため、食らいつく時は分かりやすいアタリになると思ってましたが、そこが唯一の誤算でしたね(;’∀’)

ドラゴン級のタチウオだと警戒心がかなり強いみたいで、ふわっとした感じのアタリの出方になるみたいで、びっくりです。

周囲の釣り人は数本程度タチウオを釣り上げていましたが、全体的にかなり渋い結果になっていました。

タチウオテンヤのカラーをどういう時に使い分けると良いのか、どういう誘い方で反応してくるのか、学ぶべきことは多々ありますが、次回テンヤタチウオ釣りをする時はドラゴンを釣り上げたいですね(^^♪

最後にきつきつにしていたドラグが滑ったため、ドラゴン級間違いなし！だと思っていたのですが、残念ながらバレてしまいました(´;ω;｀)