一つテンヤマダイ釣り(2022年3月18日・釣り船(金沢八景弁天屋))
2022年3月18日(金曜日)に金沢八景弁天屋にて、1日船の一つテンヤマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
もうすぐ春ですね!ということで、どんな釣りをしようか考えていた所、春と言えばマダイの季節かなぁと思いました。
コマセマダイ釣りが好きなのですが、新しい釣り方も覚えたいなぁと思ったため、一つテンヤマダイ釣りにチャレンジすることにしました。
真鯛(マダイ)という魚を知っていますか?
真鯛は魚の王様とも言われており、赤色と白色の魚体が華やかな紅白で、まさにおめでたい魚なんですよね!
真鯛は実際に釣れた時に見た時もそうですが、写真を撮ってみても映えます( ´∀` )
真鯛はアタリがあった時の強烈な引き込みが魅力的で、ドラグは軽く引っ張ったら出ていく程度に調整しておかなければ、瞬殺でラインブレイクになります。
魚の中でも瞬発力は高いのが真鯛です!
真鯛はどんな料理にしても美味しい、格別な魚なんですよ!
真鯛がどんな魚か気になるって方は、マダイを見てもらえたらと思います!
船と周囲の景色です。
もう見るからに、天気やばそうですよね。。
正直、晴れてほしかったなぁと思いつつ、初めてのテンヤマダイ釣りなんで楽しみ(^^♪って感じですね。。
一つテンヤマダイ釣り釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
15時までの海の天気予報見てみると、風速5.9mとなっており、天気は曇りで雨に変わっていくのと、風もあって釣りづらい状況になるかもなぁって感じでした。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
今回の潮周りは大潮でした。
潮がよく動く時間帯としては8:00~9:31、13:03~15:00という所で、最初と最後の方にチャンスがありそうだなぁという感じですね。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
一つテンヤマダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
今回使用した一つテンヤマダイ釣り仕掛け
今回使用した一つテンヤマダイ釣りの仕掛けです。
一つテンヤマダイ釣りの仕掛けは15~20号オモリを使用しました。
潮の状況によって使い分けしますので、1つずつは用意しておいた方が無難だと思います。
船宿にて購入させて頂きました。
出船前準備
一つテンヤマダイ釣りに初めてチャレンジしました。
船宿から、釣り竿(手巻きリール付き)、氷、釣り餌(冷凍えび)を受け取りました!
船長から活きえびもあるとのことで、5尾購入することにしました。
何事も経験だと思ったのと、冷凍えびと活きえびではマダイがヒットする確率が変わるのかも興味があったためです。
長靴もレンタルさせて頂きました( ´∀` )
ライフジャケットは借用できますが、持参したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
一つテンヤマダイ釣りで使用した釣り竿のオモリ負荷は10-20号です。
ロッドホルダーに釣り竿(手巻きリール付き)設置(仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定(引っ張ったら出ていくように)に問題ないことを確認しました。
初めての一つテンヤマダイ釣りということもあり、船長に餌の付け方と釣り方を教えて頂くことにしました。
親切丁寧に教えて頂き、とてもありがたかったです( ´∀` )
餌の付け方はこんな感じです!
まず、孫針をエビの背中側の2節目から刺して頭側に抜き刺します。
その後、親針をエビの尻尾から刺して背中を這わせて腹側に抜き刺します。
孫針の刺し方はいろんなやり方がありますが、冷凍エビを使用する場合の餌持ちの良さを考慮しての付け方はこんな感じになります(^^♪
釣り方としては、まず仕掛けを着底させて糸ふけを取り、釣り竿を腰の位置で水平にした状態で竿先が曲がっている状態から、釣り竿を目線の高さ位にしゃくってゆっくりフォールさせて着底させる。
気持ち2~3秒位着底させた状態で待ってから目線の高さ位にしゃくってゆっくりフォールさせて着底させる。
この繰り返しとのことでした。
着底させた時に糸ふけができる状態では、アタリは出ないということでしたので、頭に入れておきました。
エビが着底した後に竿先をしゃくり上げるタイミングと目線の高さまで来た時に止めてゆっくりフォールさせている時に真鯛のアタリが出るとのことでした。
アタリがあった時は、ちゃんと引き込まれるのを待って思いっきりアワセを入れるということを教えて頂きました。
一つテンヤマダイ釣りの仕掛けのイメージ図です。
何もかも新鮮で勉強になりました!
出船
金沢八景弁天屋さんにて、一つテンヤマダイ釣りのチャレンジをさせてもらいました。
出船してからちょっと30分程走るとのことで、船内のキャビンに入ってていいよ!と船長に言われましたが、ちょっと潮風に触れたいと思ったため、ポイントに着くまでにずっと外にいました。
後々、キャビンに入っていた方が良かったなぁと後悔することになりました(-_-;)
まず波が高く、海水をもろ被りしてしまったりして、びしょ濡れになりました。
しかもかなり寒かったため、この海水を被ったことによって体温が低下し、寒さが半端なく途中で手が動かなくなるほど、手が冷たくなってしまいました。
えっと。。もう春ですよね(;^ω^)
そんな考えは船上では通用しなかったのです。
まさに極寒で真冬のような感じでした。
自然が相手ということを失念してしまい、反省しかなかったです。
最初のポイントに到着し、いよいよ釣り開始だぁと思って、仕掛けを着底させたのですが、船長の気遣いから、ちゃんと底取れているか分かる?って言われましたが、何とか分かりました。
意外と軽いオモリ15~20号で2枚潮のような状況では海底を感じるのも難しく、テンヤマダイってここが一番難しいんだなぁと感じました。
苦労していた海底を感じることも、数を重ねるうちに徐々に慣れていきました。
何度かチャレンジしていると、冷凍エビで魚らしきアタリがありましたが、ヒットせずでした(;^ω^)
最初の方は冷凍エビでチャレンジしていたものの、やっぱり餌持ちが気になるなぁと思ったため、活きエビを使用してみることにしました。
普段の暖かい陽気では何の苦労もないはずの餌付けが、手先の感覚もあまりないような状況では時間がかかってしまいました。
何とか綺麗にエビを付けること意識して、ちゃんとつけることができました。
やっぱり活きエビは餌持ちも違ったのと、アクションを付けずとも、エビが動いてくれる所が魅力的です!
なかなかアタリが取れずの状況が続いていましたが、最後の流しの1つ前のポイントで、活きエビを付けて着底してから目線の高さに竿先を上げてゆっくりフォールさせた時に、モゾモゾっとした感じがあり、これは真鯛か?と思い、アワセを入れましたが、空振りとなってしまいました(;^ω^)
仕掛けを回収したら、付けたばかりの活きエビがなくなっていました。
これが一番のチャンスだったと思います。
根のポイントでは根掛かりしたり、海藻や岩礁などがくっついてくることが多かったです。
一つテンヤマダイ釣りでは、着底させてからしゃくってフォールさせるという釣り方のため、こういうこともあるんだなぁと勉強になりました。
コマセマダイはマダイを底から浮かせての釣り方となるため、こういうリスクが少ない分やっぱり魅力に感じるなぁと思いましたね。。
天気が良く身体もちゃんと動く時に、またチャレンジしたいなぁと思いました!
テンヤマダイは真鯛がヒットした時のダイレクトの引きがたまらないと思います。
いつか体感してみたいですね(^^♪
帰港
今回は極寒の状況下での釣りとなってしまい、結果はボウズでした。
もう寒さで気力も体力もなくなっていた時に、私の隣りで一つテンヤマダイ釣りをしていた方から釣れた真鯛を頂きました。
本当に感謝の気持ちで一杯でした!
釣りは一人で魚と向き合うのと同時に、自分との闘いでもありますが、同船させて頂いた方と一緒に釣りをさせて頂くというご縁にも感謝ですね!
根掛かりの時もフォローして頂けて、極寒の中でも人の温かさに触れてほっこりしました(^^♪
今度挑戦する時は、自分の手で真鯛を釣り上げて見せるぞ!という気持ちです。