タチウオ釣り(2021年10月2日・釣り船(金沢八景弁天屋))
2021年10月2日(土曜日)に金沢八景弁天屋にて、半日船(午前船)のタチウオ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
タチウオ(太刀魚)という魚を知っていますか?
タチウオは、ウロコがない魚であり、白身でとっても美味しい魚です。
タチウオは、120Cm以上の長さで指5本以上のお腹周りのものはドラゴンと呼ばれます。
ドラゴンって何かカッコいいですよね!
タチウオ釣りで何と言っても魅力的なのは、タチウオがヒットした時の強烈な引き込みです。
ドラゴン級なんてヒットしたら、たまらないですよ~( ´∀` )
タチウオは歯が鋭いため釣り上げてから、針を外す際に注意が必要です。
タチウオの顔を魚ばさみで挟むことによって、タチウオの口が動かないように固定して針外しすると安全だと思います。
噛まれたら大けがになる可能性もあるため、最善の注意を払ってください。
タチウオって漁師の網に引っかかって獲られたものより、釣り人が釣ったものの方が高級で値段は高いと言われています。
なぜかというと、網で獲れたタチウオは網でタチウオの身体に傷がつくのに比べ、釣り人が釣ったものは1本ずつ釣り上げることになり、タチウオの身体に傷がつかず綺麗な状態だからです。
タチウオってどんな魚か気になるって方は、タチウオを見てもらえたらと思います!
船と周囲の景色です。
こんな感じで、前日関東を通過した台風が過ぎ去った後は晴天に恵まれましたが、潮は少し濁っている状況でした(;^ω^)
嵐の後の静けさって感じですね( ´∀` )
タチウオ釣り(太刀魚釣り)釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
7時~11時までの海の天気予報見てみると、風速2.2mとなっており、釣り日和になると思っていました!
ただ、前日の台風後の海のウネリが心配って感じでした。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
いつも見ている潮流時間のアプリで金沢八景沖はなかったため今回は載せていませんが、潮周りが若潮でした!
ちょうど新しい潮に変わったって感じですね。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したタチウオ釣り(太刀魚釣り)仕掛け
今回使用したタチウオ釣り(太刀魚釣り)の仕掛けです。
今回は、タチウオ釣り(太刀魚釣り)の仕掛けを使用したのは。1セットギリギリでした!
何といってもハリス切れが多いなぁという実感です。
1本針4組分の仕掛けが1袋にあるのですが、2袋程度あったほうが安心できるかもしれないです( ´∀` )
オモリも2個程度あった方が安心かもしれないですね。。
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タチウオ釣り(太刀魚釣り)釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
今回はタチウオ釣り(太刀魚釣り)にチャレンジしました!
船宿から、釣り竿(手巻きリール付き)、氷、サバの切り身を受け取りました!
長靴もレンタルできて、嬉しかったです( ´∀` )
ライフジャケットは借用できますが、持参したものを使用しました。
太刀魚仕掛け、天秤、オモリ60号は船宿から購入したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
タチウオ釣りで使用した釣り竿(手巻きリール付き)です。
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タチウオ天秤仕掛けです。
タチウオ釣りで使用したサバの切り身です。
タチウオ釣りでは、サバの切り身を釣り針につけます。
ロッドキーパーに釣り竿(手巻きリール付き)設置(天秤仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定(きつく締める)に問題ないことを確認しました。
出船
金沢八景弁天屋さんにて、タチウオ釣り(太刀魚釣り)のチャレンジをさせてもらいました。
まず、タチウオ釣りから始めるにあたり、船長に釣り方を教えてもらいました!
サバの切り身の付け方のイメージは以下の通りです。
最初にサバの皮側の白い方を真っすぐ直線的になるようにハサミでカットします。
サバの切り身の皮側(白い方)の端から2~3mm程度(中心)から釣り針を抜き刺し、折り返して身側から皮側に縫い刺しにし、折り返して皮側から身側に縫い刺しにして、最後に先端を釣り針のハリス側にセットして引っ張っても抜けないことを確認します。
ポイントなのはサバの切り身に最初に釣り針を刺す位置(2~3mm程度(中心))です。
端すぎても身切れしてしまうのと、中すぎてもうまく釣り針に固定できなかったり不自然な感じになるので注意が必要です。
タチウオの釣り方ですが、天秤、仕掛けの順で投入し、指示ダナをサバの切り身でアクションさせて釣ります。
状況により、海底から指示ダナを狙う場合もあります。
指示ダナは40~50mとか、40~55mとか、45~55mのように、タチウオのタナは広範囲となります。
今回は海底からタナを取ることはありませんでした。
指示ダナを40~50mを例にとってみます。
まず、PEラインで50mの所まで落としてから、竿先が海面から見て25度程度の高さの位置からちょんと上げて、下げるタイミングで、2分の1回転~3分の1回転させて、糸を巻く動作を繰り返します。
タチウオのアタリがなかったらまた50mまで落として40mまで同じ誘い方というのをアタリがあるまで繰り返し実施します。
タチウオのアタリは、竿先がちょんっと軽くアタリが出る時と、海面まで引き込まれる時があります。
基本的には、海面まで引き込まれる本アタリのタイミングでアワセます。
ちょんっていうアタリは前アタリなんで、同じ動作でしゃくり続けて竿先が海面に引き込まれる本アタリまで待ってからアワセます。
ちょんってアタリがあった時は、釣り餌(サバの切り身)がかじられていることがあるため、海面まで竿先が引き込まれることがなかったら、仕掛けを回収してサバの切り身の状態をチェックしたほうがよいです。
今回、結構あったのが、この前アタリから本アタリにならず、仕掛けを回収したらハリスが切れている(釣り針がなくなっている)ことが結構ありました(´;ω;`)
ちょっとでもアタリがあって本アタリに結びつかなかったら、仕掛けを一度回収して釣り餌の状況をチェックしましょう!
話は戻りますが、本アタリでアワセるのですが、稀にアワセがすっぽ抜けることがあります。
その時はそこで釣り竿を90度傾けてちょんって誘いを10回繰り返すと、本アタリになることがあります。
これは船長から事前に教えて頂いたテクニックですので、やってみてください。
本アタリがあった時にアワセが決まってからは、ポンピングせずに一定のスピードでゆっくり巻き上げてきます。
一回痛恨のバラシを経験したのですが、途中まですごい引き込みがあり期待できるぞ!と思っていたのですが、ポンピングして巻き上げていたら、あれっ、なんか手ごたえなくなったぞ(-_-;)と思い、仕掛けを回収してみたら、ハリス切れになっていました。
一定の速度で巻き上げていたらタチウオは変な暴れ方はしないのですが、ポンピングすると、一瞬ラインが緩むためそこでタチウオが一瞬の隙とばかりに走ったりして、ラインブレイクとなってしまったのだと思っています。
あっ、竿先が海面に近い状態(25度)というのは、アタリがあった時にアワセるために、そのような状態でやっています。
この角度でタチウオ釣りをすることで、本アタリがあった時に、本アワセがしやすくなります。
竿先が高めの状態でアタリがあった時はアワセづらいためです。
これが一連のタチウオの釣り方の流れなります。
船長から釣り開始のアナウンスが流れました。
タチウオ釣りの仕掛けのイメージ図です。
天秤仕掛け(オモリ60号)を使用し、1本針にはサバの切り身をつけました。
最初の方はアタリもなく、いろいろ試行錯誤することになりました。
指示ダナで誘いを入れる速さや、しゃくり方でタチウオの釣果は変わってくるのか興味があったため、早巻きと遅巻きを試して見ることにしました。
食いがよかったのは、ちょんとしゃくって、ゆっくり巻くの動作を繰り返すという釣り方です。
大きくしゃくるより、小さくしゃくる。そして、ゆっくり巻くと釣れます。
ひょっとしたら速く巻くと釣れる日もあるかもしれませんが、今回はゆっくりのアクションで釣れ方が違ってきました。
最初にアタリがあってハリスが切れてから、アタリは遠のいていたのですが、タチウオが釣れた時にコツを掴めたので、そこからは入れ食いかハリス切れというように、アタリを出せるようになりました。
釣りの時間は半日程度でしたが楽しかったです( ´∀` )
【猿島沖でタチウオ釣り】(2021/10/2)金沢八景弁天屋
猿島沖でタチウオ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
タチウオの写真です。
タチウオ釣りのコツを掴んで、これからだという時に(;^ω^)
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。
釣果はタチウオ5尾でした。
半日のタチウオ釣りでしたが、いろいろ学べて楽しかったです。
釣れたタチウオの刺身と炙り刺身を作りました
釣れたてのタチウオを船上で血抜きしていたこともあって、鮮度もよい状態で甘みがあって、脂も乗っていて美味しかったです!(●>艸<)美味!!
釣れたタチウオの炙り刺身丼を作りました
刺身と炙り刺身を作った時に、炙った方が甘みと脂がじゅわーっと出てきたので、タチウオの炙り刺身丼を作りました(๑╹ڡ╹๑)
これが白いご飯と相性抜群で、何杯でもいけそうです!!