沖釣り(船釣り)で使用するラインについて

FISHING

沖釣り(船釣り)で使用するラインって知っていますか?

沖釣り(船釣り)で使用するラインは緑色のアイコンのアプリのことではないですよ( ´∀` )

ラインは釣りで使用する糸、つまり釣り糸のことなんです!

沖釣り(船釣り)で主に使用する釣り糸(ライン)は、PEライン、フロロカーボンライン、ナイロンラインの3種類があります。

PEライン、フロロカーボンライン、ナイロンライン、それぞれの特徴について取り上げていきたいと思います。

今まで私が行った釣り船でナイロンラインを巻いている所はありませんでした。

釣り船で用意して頂ける釣り竿やリール(釣り糸を巻きあげる機械のことです)をレンタルした場合、リールにはPEラインが巻いてあります。

沖釣り(船釣り)に使用するラインの種類

PEライン

ポリエチレンの素材で作られているラインであり、沖釣り(船釣り)では、基本的にPEラインを使用します。

PEラインは、10m刻みで釣り糸の色が変わりますが、1m刻みで白い糸、5m刻みで黄色い糸となっています。

コマセ釣りでは、魚のいる場所(タナ)で待つ際に、何mまで落としたかの目印になります。

PEラインは強度が強く、感度がよいために泳がせ釣り、コマセ釣り、餌釣りなど幅広く使用されています。

PEライン自体が軽いために水流や風の影響によって糸ふけができやすいですが、リールでバックラッシュ(ラインがリール内で絡まってしまうことを言います)しない限りはPEラインが絡んでしまうということは滅多にありません。

フロロカーボンライン

ポリフッ化ビニリデンの素材で作られているラインであり、フロロカーボンラインは硬くて感度がよいため、仕掛けやハリスの部分で使用されています。

フロロカーボンライン自体が重いために水流や風の影響で糸ふけができることはないですが、硬い素材を使用しているために糸癖がついて絡まってしまったり、糸癖を取るのにも時間がかかるんですよね(;^ω^)

ラインをピーンと真っすぐ引っ張って、真っすぐ馴染ませることによって、仕掛けの糸癖を取ることができます。

ナイロンライン

ナイロンの素材で作られているラインであり、ナイロンラインは軽くて柔らかいため糸癖がつきづらいですが、水の吸収性が高く熱に弱くて劣化しやすいため、適宜ナイロンラインは交換した方がよいと思います。

沖釣り(船釣り)に使用するラインの強度

沖釣り(船釣り)で使用するラインには、太さ(号数)と強力(lb)がありますが、何のことか分かりますか?

強力(lb)は、1lbあたり0.453592kgで表されます。

10lbあれば4.55392kgの魚の重さと引っ張る力まで耐えられる強度があるという意味です。

PEラインの強力(lb)はラインの太さ(号数)×10倍程度として算出でき、フロロカーボンラインとナイロンラインの強力(lb)はラインの太さ(号数)×4倍程度として算出できます。

リールに巻かれているラインと仕掛けのラインを、釣る魚の重量やパワーによってうまく組み合わせて考えておくことで魚を釣り上げることに繋がりますので、知識としてインプットしておいたほうがよいと思います。

ラインの種類や強度について、自分だけで判断するのはとても難しいため、熟練の経験者である釣り船の船長に、釣行日前に電話で話を聞いてみたり、釣り船のホームページに仕掛図が記載されていることがありますので、そちらを参考にして選べばよいと思います。

ラインについてもっと詳しく知りたい方は、ラインの基礎知識のサイトも参考にしてみてください。