カワハギ釣り(2022年10月21日・釣り船(金沢八景弁天屋))
2022年10月21日(金曜日)に金沢八景弁天屋にて、一日船のカワハギ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
カワハギ(皮剥)ってどんな魚なのでしょうか?
カワハギの見た目は厚い皮と薄い皮で覆われていて、見た目に可愛らしさがあります!
カワハギは皮を剥ぐと身が出てきますので、皮剥ぎ(カワハギ)という名前の由来となったと言われています。
カワハギを人生初めて食べたのは居酒屋でしたが、初めて食べた時に衝撃を受けました。
カワハギの身は透き通っていたのと、甘みもあって、さらに肝入りの醤油に付けて食べたんですよね(^^♪
私が沖釣り(船釣り)をしていて、カワハギって釣り物としてあるんだなぁ。と思い、カワハギ釣りにチャレンジしたことを覚えています。
最初はカワハギを捌くのもとても難しかったのですが、今ではスムーズに捌けるようになってきました。
カワハギってめちゃめちゃ美味いんで、ついついカワハギが釣れた後の食べることを妄想してしまう私がいます( ´∀` )
さて、カワハギ釣りの話に戻りますが、カワハギってアサリ、アオイソメ、ブラックタイガーも食べるんですよ!
かなり前になりますが、千葉の方に遠征に行って友人にレンタルボートでカワハギ釣りのポイントまで連れて行ってもらったことがあります。
私はアサリ餌でカワハギを釣ることができたのですが、友人はブラックタイガーを釣り餌としてカワハギを釣り上げていました。
釣り船を事業として行っている船宿ではアサリ餌を使うのが一般的だと思いますが、仲間内だけで船を出すような機会がある時は、いろんな釣り餌を試してみてカワハギ釣りを楽しみたいものです。
カワハギの釣り方はいろいろあるのですが、釣行時期とその日の海の状況から、カワハギのヒットパターンを見つけるかが好釣果に結び付けるコツと言えると思います。
カワハギ釣りはとても難しい釣りと思われがちですが、しっかりとカワハギ釣りについて事前にインプットして実践することができれば、カワハギを釣り上げることも可能です。
カワハギを釣り上げることができれば、家に帰宅した後にカワハギの肝刺身と日本酒で晩酌なんて最高ですよね!٩(๑>◡<๑)۶
カワハギ釣りでは、まずカワハギの特徴を理解しておく必要があります。
カワハギはとにかく好奇心が旺盛な魚です。
何か気になるモノとかあったら近寄っていくという性格の持ち主です。
あと、カワハギ釣りが難しいとされる所以でもあり、エサ取り名人とも言われるのはカワハギのアサリの食べ方にあります。
アサリ餌を例に取ると・・・カワハギ特有のホバリング(ヘリコプターのように全方角に泳ぐことができる)をしながらワタ⇒ベロ⇒水管の順番で少しずつ食べていき、いつの間にかアサリがなくなってしまうことから、アタリが取りづらいためです。
アサリの水管⇒ベロ⇒ワタの順番で釣り針に付けます。
カワハギが大好物なのは、アサリの部位ではワタ(肝)の部分になります。
ワタ(肝)の部分に針先を持ってくることで、カワハギを針掛かりさせるというのがカワハギの釣り方になります。
釣り針の大きさは、アサリの大きさで使い分けると良いと思います。
可能であれば、水管かベロの部分を縫い刺しにしておくと、アサリをカワハギに取られづらくなります。
カワハギ釣りの仕掛けにはいろいろな商品が出ています。
オモリ、替え針、集魚板など豊富な種類があります。
オモリは小田原型や丸型や音が鳴る物もありますし、替え針はハゲ針や吸わせ針などがあります。
集魚板もキラキラ光るモノを道糸側に、たるませ釣りをする時には中オモリを付けたりします。
カワハギ釣りっていろいろ奥が深いのですが、いろんな釣り方を駆使してでもカワハギを釣りたいという釣り人のために、いろんな商品が開発されているんだと思います。
一番良いのはカワハギ釣りが開幕してから少し経った後にカワハギ釣行に出向き、船長から最近のカワハギのヒットパターンを事前にヒアリングしておくことだと思います。
周囲でカワハギを釣り上げている方のヒットパターンについて聞いてみたりすることも良いかと思います。
カワハギのアタリは、竿先を叩くような感じでカクカクっという引き方ですが、カクカクっていうのが小さいか大きいかで、カワハギの大きさが分かります。
小さいカワハギだと小刻みにカクカクっていう感じですが、大きいカワハギだとカクカクっていう縦引きが大きくなります。
カワハギ釣りでは外道と呼ばれるベラ、トラギス、フグも釣れることがありますが、カワハギは独特のアタリなんで分かりやすいと思います。
カワハギ釣りでのオモリの色についての使い分けが意外と大切だと思っています。
カワハギってフグ目カワハギ科に属する魚となり、フグに近い感じですが毒はありません。
キラキラ光るモノはカワハギだけではなく、フグも好きなんですよね(;^ω^)
カワハギのアタリがあったら、竿先を聞き上げる感じで針掛かりさせ、ラインが緩まないようにテンションを掛けながらリールを巻き上げていくことが大切です。
海面にカワハギが見えたらリールを巻くのをやめて釣竿の胴の部分を持ち上げながら、カワハギを船内に取り込みます。
カワハギ釣りで大事なポイントでもありますが、ドラグ調整については思いっきりラインを引っ張ったら出ていくようにしておけば大丈夫かと思います。
大きいカワハギ(尺ハギ)がヒットした場合は、強烈な引き込みがありますが、ドラグ調整をしっかりしておけば慌てずにやり取りして釣り上げれば大丈夫です。
今回は千葉県の竹岡沖のポイントでカワハギを狙うことになりました。
カワハギってどんな魚か気になるって方は、カワハギを見てもらえたらと思います!
カワハギ釣り(皮剥釣り)釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速3.4mとなっており、天気予報は快晴ですが、風もほとんどなく釣り日和な感じがしますね!
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
潮流時間のアプリで竹岡沖はありませんでしたが、潮周りは若潮でした。
潮が流れている時間がチャンスでモノにできれば、カワハギの好釣果も期待できる感じですね!
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したカワハギ釣り(皮剥釣り)仕掛け
今回カワハギ釣りで使用した胴突き仕掛け(フックビーズ付きのハリス止め)の幹糸、ハゲ型・くわせ型・万能型の替え針、目玉シンカーオモリ25号です。
カワハギ釣りの幹糸仕掛けを1セット(2つ分入ってます)、替え針3セット、オモリは目玉シンカー25号(金、黒、夜行)を持参しました。
メインで使用した替え針はハゲ型、目玉シンカーオモリは25号金色です。
カワハギ釣りでは、釣り針の交換が必要になります。
替え針は上を向くように真っすぐ付けることで聞き上げていく時にアワセが決まるという感じです。
カワハギがヒットした時に替え針が下を向いていたりすると、アワセがすっぽ抜けてしまいます。
カワハギが何度か釣れたり、フグが釣れてしまった場合は針掛かりしないようになる(爪の上に針先を立てた時に滑る状態になるとNGです)ため、注意してください。
カワハギが釣れるとすぐに釣り針にアサリを付けて海へと仕掛けを投入したくなる所ですが、マメに針の状態をチェックしておくことが、釣果を伸ばす意味でも大事です。
そのため、替え針は多めに持っていくことが重要になります。
替え針が多く消費することになる要因の一つとして、カワハギ釣りで定番なサバフグの猛攻です。(;^ω^)
フグもアサリが大好物なんですよね(;´・ω・)
カワハギ釣りでは幹糸、替え針、オモリ(目玉シンカー)は、以下のものもオススメです。
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カワハギ釣り(皮剥釣り)釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
今月カワハギ釣りに行ってきたのですが、苦戦を強いられてしまいましたので、モヤモヤ感を払拭すべく、カワハギ釣りにチャレンジすることにしました。
船宿から、釣り竿(PRO TRUST TRICK MASTERトリックマスターカワハギ 175cm)、手巻きリール(SHIMANO 幻風 300 タイプG ))をレンタルし、氷、アサリの剥き身を受け取りました!
ライフジャケットは持参したものを使用しました。
カワハギ釣りで使用したアサリの剥き身です。
アサリの剥き身がヌルヌルしていたら、海水で一度きれいに洗います。
海水で洗った後にアサリの剥き身を塩をかけて引き締めることにより、アサリを釣り針につけやすくなります。
アサリの剥き身に塩をかけると水分が出てきますので、随時水分は捨てるようにします。
カワハギ釣りでは、アサリの剥き身を小さく丸く釣り針3本分につければOKです。
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ロッドホルダーは釣竿を置いておくためにあると便利ですので、持参することをオススメします。
釣り竿(手巻きリール付き)設置(胴突き仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定(きつく締める(思い切り引っ張ったら出ていく位))を確認して準備完了です。
出船
今回は金沢八景弁天屋さんにて、竹岡沖でのカワハギ釣りにチャレンジさせて頂きました。
前回はゼロテンでカワハギを釣り上げることができたため、今回もまずはゼロテンでカワハギ釣りをチャレンジすることにしました!
今回の釣り座は右舷のミヨシ側から2番目の場所になりました。
船酔いをしやすい方は船の胴の間の釣り座が揺れづらいので、その釣り座を確保することをオススメします。
船長から釣り開始と同時に最近のカワハギはゼロテンがいいみたいですので、ゼロテンで釣るようにしてください。というアナウンスがありました。
やっぱり今の時期はそうだったんだ・・・これで確信に変わりました。
幸先よくゼロテンでカワハギを釣り上げると立て続けにカワハギをゲットしていきました。
サバフグの猛攻が来るまでは・・・(;´・ω・)
今回気が付いた点として勉強になったのは、カワハギは光物が好きですが、フグも光物が好きだということです。
オモリの色を目立たないようにしたら、フグはヒットせずカワハギを釣ることができました。
今回一番勉強になった点でしたね。
カワハギはたたき釣り、聞き釣り、たるませ釣りという釣り方があります。
今回はゼロテンを主体とし、たたき釣りと聞き釣りを掛け合わせた釣り方を試すことにしました。
余裕が出てきたらゼロテンション以外の釣り方も試してみようと思いました。
ゼロテンションとは、海底付近にオモリを着底させた状態でラインが張らず緩まずの状態でのカワハギの釣り方になります。
船を横流しにしている関係で、地形は常に変化していきます。
根があるポイントでは根掛かりする場合がありますので、海底からオモリを30cm程度上げた所でゼロテンで誘って釣る方法が良いと思います。
アサリの部位については、水管、ベロ、ワタがありますが、以下を参考にして頂ければと思います。
アサリの剥き身の付け方のイメージは以下の通りです。
カワハギ釣りで釣果を上げるために一番重要なポイントとしては、アサリを小さく丸く丁寧につけることができるかになります。
アサリの剥き身は、水管、ベロ、ワタの部分に釣り針を抜き刺します。
アサリの形状と針の大きさにもよりますが、可能であれば、水管またはベロを縫い刺しにして付けることをオススメします。
カワハギに簡単にアサリだけ取られないための対策として重要になります。
私がおススメするアサリ餌の付け方は、アサリの部分で固い部分のベロの縫い刺しです。
アサリの水管にまず釣り針を通してから、水管から見てベロの遠い方⇒近い方へ縫い刺しをしてから、ワタ(肝の部分)に釣り針の先端が来ていることをチェック(ワタの部分に指をあてて針先が当たることを確認)し、小さく丸くまとめます。
釣り針の先端が滑らないこと、アサリの餌付けがしっかりできていること、これらの条件が噛み合って初めてカワハギを釣り上げることができます。
船宿によってアサリの大きさが違いますが、個人的には小さめのアサリの方が針に付けやすいと思います。
あと剝きたての生のアサリと冷凍のアサリでは釣果が変わってきますので、生のアサリを出してくれる船宿を選定することも重要です。
アサリは1日分頂けますが、水管、ベロ、ワタがしっかりしたものを選んで付けるようにしてください。
カワハギ釣りの仕掛けのイメージ図です。
胴突き仕掛け(オモリ25号)を使用し、3本針(ハゲ針)にはアサリの剥き身を使用しました。
今回試したカワハギ釣りのイメージについても記載します。
ゼロテンションの状態でアサリが海底付近に漂っている状況で待つ方法です。
アサリをダイレクトで見つけることもありますが、まずキラキラ光るオモリを目掛けて近寄ってきます。
そこにアサリがあった!やったぁ!ラッキー!?って、カワハギに思わせることがファーストステップになります。
これに、たたき釣り(激しく と 優しく叩くように釣竿をシェイク)を組み合わせてアタリを待つ。
それでもアタリがないなら、聞き釣り(釣竿を上げて下げて様子見)をしてアタリを待つ。
これが今回試したカワハギ釣りの一連の流れになります。
カワハギはホバリングできますが、アサリを食べたいわけです。
カワハギがアサリを食べる間を与えるために、止める。という動作を忘れないように実施してください。
カワハギにやっとアサリを食べることができる。というテンションがMAXになった時に、ここぞとばかりに食べてくるため千載一遇のチャンスタイムになります。
カワハギがアサリを食べている時は、モゾモゾとしたアタリの場合もあれば、手持ちの釣竿にダイレクトにチョンチョンというアタリの場合もあって様々です。
カワハギ釣りでは基本的に置き竿で釣れることは、よっぽどの偶然が重ならない限りはないと思っておいてください。
カワハギ釣りが楽しめる竹岡沖で、船長がポイント移動をしながら探って頂けるのですが、まずポイントに着いたら気持ち風上側に仕掛けを落としてアタリが出るかを確認した後、アタリがない場合は仕掛けを回収して風上側にキャストしてカワハギのいる場所を探っていくという感じの釣り方になります。
風上側にというのは、乗合船の場合にオマツリを防ぐためでもあります。
あとは自然との勝負、1日体力勝負、実践でカワハギ釣りのコツを学んでどんどん腕を上げていけたら最高ですね(^^♪
【竹岡沖でのカワハギ釣り】(2022/10/21)金沢八景弁天屋
竹岡沖でのカワハギ釣りをゼロテンションでチャレンジした際の動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
今回のカワハギ釣りの釣果ですが8枚でした!
ツ抜けまであと少しということもあり、達成できず残念ではありましたが、また今度チャレンジする時に達成できるようにしたいと思います。
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。
今回はカワハギの方は中小型中心でしたが、いろいろ収穫が多いカワハギ釣行になってよかったです。
釣れたカワハギの肝刺身を作りました
カワハギが釣れたその日に早速食したのは、カワハギの肝と醤油を混ぜた肝醤油にカワハギの刺身を付けて食べました。
カワハギの肝の鮮度が良い釣行日当日には、酒に10分程度漬けて臭みと血合いがあればそれを取ってから食べるようにしています。
カワハギの肝を生で食べることが心配ということであれば、15~30秒程度さっと熱湯に湯通ししておけば安心できると思います。
2日目以降は肝を湯通しすることをオススメします。
鮮度が高いうちに食す。これが一番だと思います。
カワハギの刺身は淡白で甘味があり、さらに肝も甘く、醤油とワサビを少々絡めることで絶妙な味わいを楽しめます!(●´ㅂ`●)
カワハギが釣れた際には、肝醤油のカワハギをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
釣れたカワハギの肝刺身丼を作りました
カワハギの肝刺身丼を食べました!(๑º﹃º๑)
何かやっぱり丼物っていうのが個人的には好きということもあり、試しちゃいましたね( ´∀` )
白いご飯の上にカワハギの刺身と肝醤油で頂ければ、食の魅力の発見に繋がりますよ!(^^♪
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