ライトアジ釣り(2022年11月18日・釣り船(金沢八景弁天屋))
2022年11月18日(金曜日)に金沢八景弁天屋にて、午後船のライトアジ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
最近は朝早くから一日船での釣りが多かったですが、久々の午後船ということで、朝は少しゆっくりできました!
今回の釣り物のターゲットはというと・・・アジです!
このタイミングでなぜアジなのか。というと、秋のアジは脂ノリが良くて良型が釣れる可能性があるという点と、友人がアジを釣りたいというリクエストもあり、久々にライトアジ釣りにチャレンジすることに決めました(^^♪
アジ(鯵)という魚を知っていますか?
アジは日本にいる方であれば、大体は食べたことがある魚だと思います。
最寄りのスーパーの生鮮食品売り場には、アジが売っていることもあるかと思いますので、見かけたことがある方もいるかと思います。
アジは、とても美味しいんですよね(^^♪
釣り全般的に釣り針で魚を掛けて釣るという感じになるのですが、アジの場合も同じです。
但し、アジの口元の場所によっては薄い所にかかるケースもあり、そんな所に針掛かりした状態で鬼アワセなんてしてしまうと、アジの口切れによってバラシに繋がってしまいます。
理想的な釣りとしては、アジの上あごに釣り針が貫通した状態で釣り上げることができれば、バラシてしまうリスクは軽減できます。
今回は船でのライトタックルを使用したビシアジ釣りとなるのですが、コマセカゴにはイワシミンチを7~8分目まで詰めて、釣り針にはアオイソメ、赤タン(イカタン)を使用するというのが東京湾でのビシアジ釣りで主流となっています。
2022年も残す所あとわずかではありますが、今年はライトアジ釣りに行っていろんな経験をしたなぁと実感しております。
前回はタチウオとアジのリレー船で、アジ釣りでは全くアタリがなく、とても難しかったことを覚えています。
もちろんその時にアジが釣れた方法というのは、私の頭の中の知識としてインプットされていますし、経験にもなりました。
今回は友人にライトアジ釣りでアジを釣ってもらいたい。という気持ちがありましたので、何とか力になれればという気持ちですね。
ビシアジ釣りは、初心者の方が船釣り(沖釣り)を始める上ではオススメの釣り物とされることが多いです。
釣行日に海の状況が良ければ、アジがいっぱい釣れて、あぁ。。船釣りってめっちゃ楽しいじゃんO(ˊ▽ˋ*)o!って思うかもしれません。
デビュー戦がそんな状況だとモチベーションも上がりますよね⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴
海の状況によってと書かせてもらったのには理由がありまして、なんで全く釣れないんだろうっていう日もたまにあります。
そんな時がデビュー戦となってしまった方は、船釣りって難しいじゃん。って思ってしまう方もいるかと思います。
今回は難しい状況の場合でも何とかアジをゲットするために、試行錯誤したことを記載しようと思っております。
アジってどんな魚か気になるって方は、マアジを見てもらえたらと思います!
ライトアジ釣り釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
アジが12時30分から16時30分までという感じとなりますが、海の天気予報見てみると、風速2.1mとなっており、晴れていて釣り日和って感じですね!
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
今回の潮周りは長潮でした。
潮回りの中ではあまり潮が動かないという感じですが、潮が動く時間帯としては、15:22~16:30で中盤から後半に差し掛かる夕まづめにチャンスがありそうだということを念頭に入れておきました。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したビシアジ釣り天秤仕掛け
今回使用したビシアジ釣りの天秤仕掛けです。
ビシアジ釣りでは、天秤の短い方に道糸を繋ぎ、長い方に仕掛けを繋ぎます。天秤にはコマセカゴ(オモリ40号も兼ねています)を繋ぎます。
幹糸とハリスは2号2mの仕掛けを使用しました。
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ライトアジ釣り釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
ビシアジ釣りでは、ライトタックルを使用します。
釣り竿、手巻きベイトリール、PEライン2号、ロッドホルダーは以下のものをオススメします。
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ロッドホルダーに釣り竿(手巻きベイトリール付き)設置(天秤仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きベイトリールのドラグ設定はフルロック(きつく締める)に問題ないことを確認しました。
久々のビシアジ釣りということもあるのですが、今回は久々に沖釣りをする友人もいましたので、船長に釣り方のレクチャーを頂きました。
タナ取りの仕方についての重要性、コマセの振り方、アジの取り込み方まで丁寧に教えて頂き、勉強になりました。
特にタナ取りについては、ハッと思うような知識がインプットできたので、とても嬉しかったです!
ビシアジでの釣り方については後程、記載したいと思います。
出船
金沢八景弁天屋さんにて、ライトアジ釣り(ビシアジ釣り)のチャレンジをさせてもらいました。
船長から釣り開始のアナウンスが流れました。
天気は良くて風もほとんどない状況で、釣り日和って感じで楽しみです(^^♪
ビシアジ釣りのポイントに到着後、まずはコマセを撒いてアジを船の近くに寄せることから始めました。
序盤戦はというと・・・潮も動かずアタリもあまりなく難しい状況(予想通りですね(;^ω^))でした。
付けエサに赤タンとアオイソメを付けていたのですが、経験上、アジの食いが渋い時はアオイソメの方がアタリを出せると思っています。
根気強くやっていたら、アジが釣れはじめました。
船内のファーストヒットは私だったと思いますが、アジの顔が見れてよかった!という感じでした。
ビシアジ釣りの仕掛けのイメージ図です。
ビシ天秤仕掛け(オモリ40号)を使用し、2本針はムツ針10号には赤タン(イカタン)とアオイソメを抜き刺します。
ビシアジ釣りで使用したコマセ(イワシミンチ)です。
ビシアジ釣りで使用したアオイソメと赤タン(イカタン)です。
序盤から中盤は少し苦戦を強いられることが多かったのですが、中盤から後半の夕まづめにかけては、アジが入れ食いになるチャンスタイムがキターーーって感じで、手返し良くやれました!
ビシアジ釣りの中で試したことは、船長に出船前に教えて頂いたことを基本的にやっていました。
コマセカゴにイワシミンチを入れて、付けエサに赤タンまたはアオイソメを付けた状態にて、ビシ天秤仕掛けを海に投入し、着底させます。
着底後はビシオモリが付いていることを確認するために、釣竿を上げ下げしてちゃんと海底にビシオモリがあることを確認します。
海底にビシオモリが着底している所で次に意識することは、釣竿の角度になります。
人によってそれぞれあるかと思いますが、私の場合は腰の位置と釣竿が平行となるように構えます。
釣り竿の角度が腰の位置で合わせるというのは、とても重要なんです!
釣り竿の角度が同じ状態になっていなくて、指示ダナでは竿先が下がってしまうような状態では、タナボケとなってしまいますので、注意してください。
釣り竿の角度が腰の位置にある状態でPEラインのマーカーを見ます。
指示ダナが海底から2mの時は、釣竿の角度が腰の位置と平行な状態のまま1m巻き上げて鋭く細かく3回釣竿をしゃくってコマセを出します。
さらに、釣竿の角度が腰の位置と平行な状態のまま1m巻き上げたら指示ダナに到達するわけですが、ここでは2回釣竿をしゃくってコマセを出します。
その状態で60秒程待ちますが、アジのアタリがある時は大体20秒程でアタリが出ることが多いです。
60秒程待ってもアタリがなければ、再びビシオモリを海底に落としてから同じように指示ダナに持ってきて60秒程待ちます。
それでもアタリがなければ、一旦仕掛けを回収して付けエサの状態をチェックしましょう。
赤タンは色が白くなってしまっていたら交換のタイミングです。
アオイソメの場合は比較的長持ちはするのですが、状態をチェックして必要に応じて交換してください。
また、ビシカゴの中のイワシミンチはなくなっていると思いますので、再び詰め直してください。
これが基本的なビシ天秤仕掛けでのアジの釣り方の一連の流れになります。
夕まづめの爆釣タイムがあったのですが、しばらくアタリがなくなった時に誘いを入れてみることにしました。
どうしたかというと・・・
指示ダナに持ってくるまでは一緒なんですが、そこからゆっくり竿を目線の高さまで持ち上げてゆっくり下げて腰の位置まで持ってくるというやり方になります。
基本的には指示ダナで待つのがセオリーではあるのですが、誘って釣れたアジの場合はやる気があるアジですので、上あごにガッツリ釣り針が貫通していることが多いため、アジの口切れなどによるバラシのリスクは軽減できます。
アジの食いが渋い時、または誘って攻めて釣るというやり方もオススメです。
【東京湾でLTアジ釣り】(2022/11/18)金沢八景弁天屋
東京湾でのビシアジ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
釣れたアジの写真です。
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました(^^;)
釣果ですが、アジは14尾釣れましたが、友人に4尾ほどおすそ分けしました( ´∀` )
今回はビシアジ釣りでのタナ取りについて改めて勉強ができた点と誘い方もとても勉強になりました。
船長から釣れたアジの処理の仕方についても教えて頂き、とても勉強になることがありました。
普通釣れた魚は血抜きをしておくと長持ちするし、美味しいということが言われていますが、釣ったその日にアジを食べる場合は血抜きはせずに釣れたらすぐにクーラーボックス(氷に海水を入れた状態)に入れて持ち帰って家で捌いて食べた方が美味しい。ということをお聞きし、そうなんだ!と思いましたね。
今回釣れたアジは血抜きはせずに。持ち帰って食べてみましたが、なんかとても美味しかったですね。。
釣れたその日にアジを食べる時には血抜きせずに持って帰って食べると美味いんですね!
もちろん、いっぱい釣れたアジを長持ちさせるためには血抜きをしておいた方が良いと思いますが、勉強になったなぁ。。
釣れたアジの刺身を作りました
アジを釣ったその日に食べるので試したいのは、やっぱりアジの刺身ですね(^^♪
アジを捌いている時に改めてアジを見たら、脂ノリも良くて美味しそう!っていう感じでしたが、とっても美味しかったですね!(๑╹ڡ╹๑)
釣れたアジのなめろうを作りました
アジのなめろう!ご飯にも合いますし、酒も進むって感じ!おつまみとしてもいけますよ!(◔ิω◔ิ)
釣れたアジの刺身丼を作りました
白いご飯の上にアジの刺身をいっぱいのせて、ワサビと刺身醤油を添えて、アジの刺身丼を作りました!
アジの甘みがある味わいと脂がノッていて新鮮な状態で食べたらもう、言葉は出てこない。ほんと感無量な感じで美味すぎでした!( *´∇`)