イサキ釣り(2022年6月18日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))

FISHING-DIARY

2022年6月18日(土曜日)に金沢八景一之瀬丸にて、一日船のイサキ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。

イサキという魚を知っていますか?

イサキはでとても美味しい白身魚として知られており、夏から秋にかけてが旬となります。

イサキは6月1日に解禁となってから、今もなお人気がある釣り物となっています。

イサキの食べ方はいろいろありますが、刺身、煮付け、塩焼きなどがあります。

私は、お寿司屋さんのメニューでイサキがあれば、食べます(^^♪

船でのイサキは、ビシ天秤での釣り方になります。

何といっても広範囲に広がっているイサキのタナから釣れるタナを見極めるというのが、簡単なようで難易度は高い釣りではあります。

船でのイサキ釣りの仕掛けはいろいろありますが、ウィリー仕掛けがオススメです。

ウィリー仕掛け以外で、釣り針(空バリ)にオキアミやイカタンを付けて餌に頼った釣り方も有効ではありますが、撒き餌がアミコマセのため、ウィリー仕掛けの方がコマセと同調させて釣り上げた感は大きいと思ってます。

もちろん、釣り針(空バリ)にオキアミやイカタンを付けて釣果を伸ばす方法もあるため、どうしてもイサキを数多く釣りたいということであれば、ウィリー仕掛けではなく付けエサを付ける仕掛けでチャレンジしてみるのもアリだと思います。

去年イサキを釣りに行ったことがあります。

その時は、撒き餌はアミコマセ、釣り針(空バリ)仕掛けで付けエサはオキアミでやっておりますので、よかったら、以下のブログと動画を見てください。

イサキ五目釣り(2021年6月5日・釣り船(真鶴港富丸))に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。

【真鶴沖でイサキ五目釣り】(2021/6/5)真鶴港富丸


真鶴沖でのイサキ五目釣りにチャレンジした際の動画となります。よかったら見てください。

何だか懐かしいなぁ。。って感じです。

イサキってどんな魚か気になるって方は、イサキを見てもらえたらと思います!

出船前に撮影した船と周囲の景色です。

天気は曇りで雨ちょっと心配かなぁと思いましたが、イサキ釣りを楽しみ尽くすまでです(^^♪

イサキ釣り釣行日記(釣行日前)

海の天気予報を確認

2022年6月18日・剣崎沖(海の天気予報)
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速4.2mとなっており、少し風がありそうですね。

詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。

潮流時間を確認

2022年6月18日・間口(潮流時間)
潮流時間を見てみると、8:20~11:14までが潮の流れが良いことが分かりますね!

イサキは潮が良く流れている方がよいのか、少し流れている方が良いのか気になります。

潮周りは釣りに最適と言われている中潮で期待ですね。

沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。

今回使用したイサキ釣り仕掛け

2022年6月18日当日・イサキ釣りウィリー仕掛け
今回使用したイサキ釣り用のウィリー仕掛けです。

イサキ釣りの乗合船は、イサキ釣り自体の人気があってほぼ満席ですので、左右の釣り人との間隔も限られているため、オマツリのリスクが高いです。

また、イサキを釣り上げた際に船内に取り込んで針外しをする際に4本針を使用していることもあって仕掛けが絡んでしまうことがあります。

仕掛けは多めに持って行った方が良いと思います。

イサキ釣りでは、船宿特製のウィリー仕掛けを使用しました。

今回使用したウィリー仕掛けはハリス3mを1袋(2組入)、ハリス2.4mを2袋(2組入)でした(;^ω^)

最初に船宿で1セット購入しておいて、状況により船内で購入することもアリだと思います!( ´∀` )

ビシ天秤仕掛けを使用してイサキ釣りをする際にオススメな釣り具です!

イサキ釣行日記(釣行日当日)

出船前準備

船宿のスタッフから、釣り竿(手巻きリール付き)、ビシ天秤、アミコマセ(アミエビ)、イカタン、氷を受け取りました!

ロッドキーパー、カッパ、長靴など一部有料で借りられるものもありますが、ライフジャケットは持参したものを使用しました。

出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
2022年6月18日当日・イサキ釣り竿
イサキ釣りで使用した釣り竿です。
2022年6月18日当日・イサキ釣りの手巻きリール
イサキ釣りで使用した手巻きリールです。
2022年6月18日当日・イサキ釣り用のアミコマセ
イサキ釣りで使用したアミコマセです。
2022年6月18日当日・イサキ釣り用のイカタン
イサキ釣りで使用した釣りエサ、イカタンです。

イカタンって何だか分かりますか?

イカを細かく5mm程度に四角い状態で切ったものになります。

イサキ釣りで使用する釣り竿、リール、道糸(3~4号)、ロッドホルダーがオススメです!

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ロッドホルダーに釣り竿(手巻きリール付き)設置(ビシコマセ天秤仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定に問題ないことを確認しました。

出船

2022年6月18日イサキ釣り出船・一日船(一之瀬丸)
イサキ釣りは、一年ぶりですが、楽しめるといいなぁと思いました。O(ˊ▽ˋ*)oワクワク

イサキの釣り方(ビシ天秤+ウィリー仕掛け)について説明します。

イサキ釣りにおける手巻きリールのドラグ設定は、基本ほぼフルロックで良いのですが、コマセでの釣り方のため、万が一の大物がヒットしてハリス切れにならないように、PEラインを引っ張って出ていくように設定することをオススメします。

まず、ビシにアミコマセを6~7分目程度入れます。
2022年6月18日当日・イサキ釣り(ビシへのアミコマセの詰め方)
イカタンを使用する場合は、釣り針の先端が見えるようにイカタンを抜き刺します。

基本的にはウィリー仕掛け以外の釣り針(空バリ)の時に使用します。
2022年6月18日当日・イサキ釣り(イカタンの付け方)
イサキの釣り方はタナのレンジ内にコマセを撒き、イサキがいるタナを探っていく釣り方になります。

乗合船の場合は大人数でコマセを撒きますが、タナのレンジが広い場合はタナボケしやすくなります。

ポイントによりますが、今回はタナの最大の範囲は22m(下のタナ)~10m(上のタナ)でした。

まず、下のタナを狙うのか上のタナを狙うのかを決める必要があります。

コマセの帯の中にウィリー仕掛けや付けエサと同調させるわけです。

釣り人それぞれいろんな考え方がありますが、人それぞれが違ったタナを狙うとコマセがあちこちに広まってしまい、釣りづらい状況になるということになります。

指示ダナが18m~12mの場合は以下の通りです。

船の外に仕掛けを出した後、ビシ天秤を気持ち少しミヨシ側から投入します。

左右の釣り人と仕掛けがオマツリしないように最善の注意をしてください。

PEラインをサミングしながら下の指示ダナ(18m)まで落とします。

下の指示ダナよりさらに下へはビシを絶対に落とさないように注意してください。

イサキが散っていなくなってしまうためです。

下の指示ダナ(18m)に来たら5秒程度待ってから、しゃくり始めます。

18mの所で1回、竿先が海面から水平の位置まで小さく鋭くしゃくります。

5~10秒程度アタリを待ち、アタリがなければ、1m巻き上げて17mの所で、同じようにしゃくります。

再度5~10秒程度アタリを待ち、アタリがなければ、1m巻き上げてしゃくるというように12mの所まで、同じ動作を繰り返します。

下の指示ダナから上の指示ダナまで持ってきてアタリがなければ、コマセをチェックするために仕掛けを回収してください。

ビシの中にコマセが少し残っている位が理想的です。

ビシの上窓は3分の1~4分の1程度開けます。
2022年6月18日当日・イサキ釣り(ビシ上窓3分の1~4分の1開ける)
ビシの下窓は全閉にします。
2022年6月18日当日・イサキ釣り(ビシ下窓全閉)
仕掛けを回収した時にコマセの残量を見て調節してください。

以上がイサキの基本的な釣り方になります。

船長から釣り開始のアナウンスが流れました。

ハリス2.4mと3mの仕掛けを使用することにしました。

最初はハリス3mの仕掛け使用してイサキの反応を見ることにしました。

なかなかアタリが出ないと思っていたのですが、何とかタカベを釣り上げることができました。

タカベってどんな魚か気になるって方は、タカベを見てもらえたらと思います!

イサキのアタリがない状況が続き、ハリス2.4mの仕掛けを使用することにしました。

イサキの喰いが渋い状況だったのと、オマツリが起きやすかったのも、ハリス2.4mの仕掛けに変えたきっかけです。

しばらくはイサキのアタリがなかったのですが、後半のポイント移動によって、状況が変わりました。

下の指示ダナが22mのポイントで、コマセを振って1m巻き上げた所で、魚のアタリがありました!

何と今までの苦労が嘘みたいにイサキの3連掛けに成功しました!

これを心から待っていたんです!

そう、イサキの時合です( ´∀` )

何か苦労が報われた気がします。

イサキのアタリがあった時は、竿先からピクピクっというアタリがあり、ゆっくり竿を立てて(これがアワセになります)ラインのテンションを保ちながら一定の速度で巻き上げてきます。

鬼アワセは厳禁ですので注意してください。

イサキの口元は弱いため、アワセが強いと口切れしてバラシに繋がるリスクがあります。

海面にビシが見えてきたらリールを巻くのをやめて、天秤を手に取ってコマセカゴにビシを置き、ラインのテンションを緩めないように仕掛けを手繰って船内にイサキを取り込みます。

イサキの取り込みはテンションを保ちつつ速やかに行ってください。

隣りの釣り人にイサキのアタリがあったタナを教えて頂けたり、教えてあげたりしました。

釣りって自然にコミュニケーションというか助け合いの姿勢が生まれるんで、すごいなぁと思います。

こういう釣果に結びつく連携プレイはとても大切なので、意識しておいてください。

イサキ釣りの仕掛けのイメージ図です。

仕掛図【イサキ釣り】
ビシ天秤(オモリ60号)とウィリー仕掛けを使用して、イサキ釣りにチャレンジしました。

【東京湾でイサキ釣り】(2022/6/18)金沢八景一之瀬丸


東京湾(剣崎沖~久里浜沖)でのイサキ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。

帰港

2022年6月18日当日・イサキ釣りで釣れたイサキ
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。

釣果はイサキ7尾、タカベ1尾でした。

今回のイサキ釣りは苦戦しましたが、学ぶことも多くて良かったです。

イサキの刺身丼を作りました

2022年6月18日・釣れたイサキの刺身丼

イサキの刺身丼は脂乗っててとても美味かったです(●>艸<)美味!!

イサキの刺身丼を作りました

2022年6月18日・釣れたイサキの白子と卵の煮付け

イサキの白子と卵の煮付けは格別でした(๑╹ڡ╹๑)