コマセマダイ釣り(2021年12月4日・釣り船(真鶴港国敏丸))
2021年12月4日(土曜日)に釣り船(真鶴港国敏丸)にて、午後船のコマセマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセマダイ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミと同調させてマダイに食べさせるという釣り方です。
コマセの撒き方としては、釣り竿を海面から頭上に大きく振って広範囲にコマセの帯を作る方法と、釣り竿を海面から目線の位置程度まで小さく振って範囲を狭めてコマセの帯を作る方法があります。
マダイという魚を知っていますか?
真鯛はこれからのシーズン(秋~冬)は脂ノリが良くなって、とても美味しい魚です(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
マダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年12月4日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
今回は、真鶴港国敏丸のホームページでマダイ釣りの出船予定があることを確認し、電話で乗船予約をしました!
出船前日に電話予約し、基本レンタルで帰りは送迎をお願いしました。
レンタルしたのは、釣り竿と電動リールとロッドキーパーのみです。
それ以外の天秤、サニービシFL80号、クッションゴム、仕掛け、ライフジャケットは持参しました。
初対面の方と同船させて頂くとしても、真鯛が釣れた時にはフォローできるような心遣いができると良いと思います。
マダイ釣り専門の釣り船でチャレンジする場合は、電動リールのカウンタではなくPEラインでのタナ取りができることが前提となりますので、覚えておいて頂けたらと思います。
船宿によっては、すべてレンタル可能で仕掛けも販売している所もありますので、ご自身で良いと思った釣り船を選ぶことをオススメします。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
事前に仕掛けを購入
マダイの仕掛けは1本針のハリス4号8mを1セット、2本針のハリス4号8mを1セット持参しました。
1人2~3セット持参が良いと思います。
釣り餌として使用するのはオキアミ(エビの小さいもの)を使用します。
コマセ用のオキアミ(冷凍)と付けエサ用のオキアミ(ブロック)のものを解凍して使用します。
マダイ釣りで使用する仕掛けです。
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マダイ釣りで使用する天秤です。
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サニービシ80号Lとなります。
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サニービシ80号FLでも問題ありません。
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ゴムヨリトリ(クッションゴム)は、大物の魚がヒットした時の強烈な引きによって、ハリス切れのリスクを軽減するため、必ず付けるようにしてください。
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マダイ用の仕掛けはハリス4号8mの1本針と2本針を使用しました。
マダイ釣り1本針仕掛けのイメージ図です。
マダイ釣りの2本針仕掛けのイメージ図です。
マダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
前日の風速予報を見ると、釣り始めはかなりの風速ですが、夕方に近づくにつれて風はおさまる予報でしたが、当日を見たら風速7mの予報となっていて、釣りできるのかなぁ。。
出船できても釣りになるのかなぁとちょっと不安はありましたが、出船中止の連絡は来なかったため大丈夫か!と思いました。
天気が晴れなのは良いですね(^^♪
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
12時30分~17時30分までの潮流時間を見ると、12:30~14:12が潮の流れが良い時間帯で、上げ潮から下げ潮になっていくことを頭に入れておきました。
今回は、大潮という潮が速く動くような感じで、あと風もあるって所で釣りづらいこともありますが、当日の海の状況次第って感じかなと思いました。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
マダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付します
今回は12時ちょっと前くらいに船宿に着きました。
今回はマダイ船に乗船される方は5人でした。
いつもと違う場所に船を止めて頂いて、慣れている左舷のミヨシ側でチャレンジすることにしました。
今回も釣り竿とリールとロッドキーパー以外は持参した旨、船長に伝えました。
前回は2本針で真鯛のアタリを出せたもののラインブレイクしたことと、風が強くてオマツリの懸念があったため、1本針から試すことにしました。
前回のようにマダイがヒットした時の教訓から、ハリスは4号にして万全を期する思いでした。
マダイ釣りはトモ側の釣り座が有利ということもありますが、ミヨシ側でやりました。
出船前準備
出船前にマダイ釣りの準備をしました。
ロッドキーパーのセッティングと電動リールのセッティングを実施し、天秤とビシを装着し、ゴムヨリトリ(クッションゴム)を装着して仕掛けを付けたら準備完了です。
船長から、氷、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミを船長から受け取りました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型で長持ちするタイプです( ´∀` )
仕掛けは8mにしました。
今回はクッションゴム2mでハリス4号8mで合計10mになるようにしてチャレンジしました。
市販の仕掛けを準備する時は糸ヨレがないように、真っすぐ引っ張って絡まないように調整が必要です。
バケツに海水を入れておき、その中にハリスを入れておくことで、移動中などに仕掛けが絡まないようにしました。
特に釣り始めは一番糸が絡みやすいため、慎重にやり取りする必要があります。
2投目以降はハリスが馴染んで糸癖がなくなっていきますが、油断せずゆっくり糸が絡んで釣りの時間を減らさないようにします。
マダイ釣り竿(電動リール)です。
マダイ釣り仕掛け(ビシ80号天秤)です。
マダイ釣り餌(コマセ用オキアミ)ですが、海水は不要で自然解凍でOKでした!
付けエサのオキアミの尻尾を切って、オキアミの背中を通し、釣り針を抜き刺します。
マダイ釣り餌(付けエサ用オキアミ)ですが、こちらは海水で解凍しました。
手巻きリールのドラグ設定(ラインをひっぱったらスムーズに出ていくように)調整しておきます。
マダイは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインブレイクする可能性があり、注意が必要です。
出船前準備完了です!
出船
マダイ釣りのポイントとなる真鶴沖まで船長に連れて行ってもらいます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
指示ダナは、ポイントによって違って幅広く、30m~80mでした!
マダイ釣りでは目視でPEラインの目印を確認しながらタナを取るようにしました。
ビシの調整ですが上窓は3分の1~全開、下窓は1cm程度で実施しました。
最初は上窓2分の1、下窓0.5cmで実施していたのですが、コマセが思うように出て行かない感じでしたので、3分の1~全開、下窓は1cm程度としました。
ビシの調節は、海の状況によって適宜実施する必要があります。
まずは、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
次に、付けエサはオキアミを1尾付けます。
置き竿にしてリールのクラッチを切り、糸をサミングしながらビシカゴ、クッションゴム、ハリスの順番で投入します。
針の部分まで手元に来たら、一度リールのクラッチを戻して止め、ゆっくり針を海面に降ろし、再びリールのクラッチを切り、糸をサミングしながら指示ダナ+5mまで降ろしていきます。
一番最初に投入する時は、ハリスが絡まないように、できる限りゆっくり投入するようにします。
指示ダナが60mの場合、ハリスは8mを使用したのですが、65m(指示ダナ:60m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、釣り針ではなくビシとなりますので注意してください。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ60mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から持ち上げてから、2.5m(3m,2mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
今回は、釣り竿を海面から天に向かって大きく振って広範囲にコマセの帯を作る方法でチャレンジしました。
これを2回繰り返せば、指示ダナの60mに到達するため、置き竿にしてマダイがヒットするのを待ちます。
2~3分程度経過したら、糸を少し送り出して様子見を見たり、釣り竿を海面に下げて少し上げるというように誘いをする感じにしていました。
船長の指示ダナは細かく、真鯛が移動するごとに、タナを指示して頂けます。
今回は何度トライしてもアタリは出ず、2本針に変えてもアタリが出ないような難しい状況でした。
風は吹いていたものの、海の状況はどうだったんだろうと考えを巡らせていました。
潮の状況ですが、今回は濁りはなく澄んでいる状況でした。
潮が澄みすぎていたというのが、今回の釣りづらい状況だったと思います。
但し、潮が濁りすぎていると、ワラサなど青物がヒットしてしまう状況になるため、真鯛を狙える状況ではなくなります。
潮が澄んでいて、かつ、少し濁っている状況が真鯛釣りの良い状況だと思います。
単純に考えて、潮が澄みすぎてクリアであるということは、ビシカゴが丸見えなわけで。。ハリスを長くしていたとしても真鯛の警戒心を取り除くことは困難だったのだと思いました。
あと、もう一つ、原因があるとすれば、今回はストレート仕掛けということもあり、うまく真鯛のタナまで付けエサを落とし込めていなかったのではないかと思いました。
これを解消できるのは2段テーパー仕掛けというものがあり、今度はこれを試そうかと思いました。
またハリス4号で大物がヒットした時の対策はできていたものの、3号のように細いハリスの方が潮が澄んでいても真鯛には気が付かれにくいだけでなく、ハリスが細い分マダイがいる層まで付けエサが落下するスピードは速まったのではないかと思い、状況によりハリスの太さや長さも考える必要があるなぁと実感しました。
ハリスを細くするということはラインブレイクする可能性はもちろんありますが、真鯛がヒットしない状況下では、そのリスクを取ってまでも試して見る価値はあるかと思いました。
今回は真鯛の機嫌も良くなかったみたいで、船中5人でしたが残念ながらノー真鯛でフィニッシュでした(-_-;)
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシに残ったオキアミを洗い流したり、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
帰りは船長に真鶴駅まで送って頂き、お礼を言って解散となりました。
まだキハダマグロ船やっているみたいで、水深100mでハリスも10何メートルだったかな。超ロングハリスでやっていてびっくりです。
キハダマグロは夏は30~40m位のタナにいるのですが、寒い冬となると100mの場所まで潜るそうです。
真鯛とは関係ない話になってしまいましたが、キハダマグロのタナについて勉強になってよかったです。
今度こそ真鯛が釣れるように頑張りたいと思います。