キハダマグロ・カツオ釣り(2021年9月11日・釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸))
2021年9月11日(土曜日)に釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸)にて、1日船のキハダマグロ・カツオ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
キハダマグロ・カツオ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミを同調させてキハダマグロに食べさせるという釣り方です。
キハダマグロという魚を知っていますか?
キハダマグロは夏(8月1日位)に解禁となります!
キハダマグロは誰にでもチャンスがあるだけに、この時期になるとキハダ・カツオ釣りの船団が沢山見受けられます。
キハダマグロってどんな魚か気になるって方は、キハダマグロを見てもらえたらと思います!
カツオという魚を知っていますか?
カツオもキハダマグロと同じで、夏(8月1日位)解禁となります。
本ガツオです!
スーパーに行ったら、カツオのたたきを購入して食べたことあるんじゃないかなぁと思います(^^♪
カツオってどんな魚か気になるって方は、カツオを見てもらえたらと思います!
キハダマグロ・カツオ釣り釣行日記(釣行日前)
手順①:釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年9月11日)と釣り物(キハダマグロ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
手順②:船宿のホームページから乗船予約
今回は、ちがさき丸のホームページでキハダマグロ・カツオ釣りの出船予定があることを確認し、ネットで乗船予約をする際に、船の座席の位置を事前に決めて予約できました。
今回予約した時はいろんな席が空いていたのですが、左舷と右舷のどちらにするか考えて左舷の後方に空いていた席を選びました。
1か月前に乗船した際は、カツオとキメジ(メボウ)をゲットできました!
その際の記事はキハダマグロ・カツオ釣り(2021年8月13日・釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸))に記載していますので、よかったら参考までに見てください。
その時は右舷の前方でヒットしたんですよね。。
縁起を担いで同じ六曜でいう「赤口」の日を選びました。
何かあまり良い日ではないんじゃないかなぁと思うかもしれませんが、マグロの身は赤い、そして、マグロが口を使ってくれる日なんじゃないかと個人的に妄想してます( ´∀` )
すみません(^^♪
潮の流れが前回とは逆だったために左舷側を選択しました。
予約した後すぐに、予約確認メールが来たので安心することができました。
レンタルする場合は、乗船する際の受付時に言えば問題ないということを船宿のホームページで確認しました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
キハダマグロ・カツオが釣れた時のことを考慮し、キハダマグロの解体サービスがあることを確認しました。
キハダマグロの解体サービスがある船宿さんはとても有難いです(^^♪
でかいクーラーボックスを持って行って家で持ち帰って捌くってなるとかなり大変だと思いますので、そういう釣り船を選ぶのがオススメです。
キハダマグロ・カツオの解体サービスって何か知っていますか?
キハダマグロは、1m以上で20~50kgほどの大きさの魚であるため、大きいクーラーボックスを持参して家でキハダマグロを解体するというのは、とても大変だと思います。
釣れたキハダマグロ・カツオを解体してくれるサービスを提供している釣り船を選ぶことで、キハダマグロの頭、カマ、赤身、心臓、胃袋、背骨についた中落ちなど部位を分けて持って帰ることができるため、家に帰ってから速やかにキハダマグロを食べることができるんですよ!
カツオは切り身のみに捌いてもらえます!
少し大きめのクーラーボックスを持っていけば、電車釣行でも、マグロを持ち帰れるんですよね!( ´∀` )
手順③:ホテル予約
早朝からの出船となるため、余裕を持って前泊することにしました。茅ヶ崎駅から近いホテルを探し、東横INN湘南茅ヶ崎駅北口が見つかったためインターネットで予約しました。
手順④:事前に仕掛けを購入
釣り竿、リール(手巻き or 電動)、ロッドキーパー、ビシ天秤、ライフジャケットはレンタルできるんで、事前に準備が必要なキハダマグロ用の仕掛けを購入しました。
釣りで使用する餌は、オキアミ(エビの小さいもの)をビシに詰めるものと、付けエサが必要ですが、船宿おすすめのものを購入しようと思っていました!
キハダマグロ・カツオ釣りで実際に使用した釣り竿(ロッド)は、以下のものを使用しました!
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キハダマグロ釣りで実際に使用した電動リールは、以下のものを使用しました!
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キハダマグロ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下のものを使用しました!
船宿の指定でハリスの長さは6mでハリスは24号のものを使用することにしました!
キハダマグロ釣りの仕掛けのイメージ図です。
キハダマグロの口元でカンヌキの部分にしっかりフッキングできれば、釣りあげられる確率は上がります。
カンヌキって何だか分かりますか?
2020年に釣れたキメジのカンヌキの部分をピックアップしたら、こんな感じです!
キハダマグロがヒットしたもののハリスが飲まれたりして切れるケースもあります。
また、本ガツオ狙いの方もいるため、ラインが絡んでしまうケースがあります。
本カツオはヒットしたら横に走り、キハダマグロはヒットしたら教科書通りだと真下ですが全方向に走る可能性があります。
1人2~3セット持参が良いと思います。
船宿にも仕掛けは売っていると思いますが、売り切れになっていてチャンスを逃さないためにも、事前に準備しておくことをオススメします。
キハダマグロ・カツオ釣り釣行日記(釣行日前日)
手順①:釣行日に備えて天候の確認
天候は曇りですが、時々雨がパラパラ降るって感じでした!
キハダマグロ・カツオが泳いでいる場所を探すことから始まるのが、この釣りなんです!
いかに早くキハダマグロ・カツオの群れの位置を見つけ出せるかっていう所が鍵になってきます。
いつもなら海天気を調べるんですが、どのポイントになるか分からなかったんで、天気や風速などはキハダマグロ・カツオがいる場所になるんです(;^ω^)
初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
手順②:ホテルにチェックイン
予め予約しておいた東横INNにチェックインしました。
同時に早朝チェックアウト予定(4:20)で、タクシーの手配をお願いしておきました。
タクシーの予約も問題なくできて、よかったです!
明日はキハダマグロ釣り上げるぞ!っていうテンションが高い状況で睡眠時間は2時間程度で寝不足気味でした(^^;)
手順③:釣行日の飲食物を事前購入
釣行日が早朝からということもあって夜に飲食物を買いに行き、ホテルの冷蔵庫で保管しました。
釣り当日の早朝に買うのもよいと思いますが、タクシーで行くことにしましたので、夜に買っておきました。
水2ℓとスポーツドリンク2ℓ、カロリーメイト、おにぎり、パンを購入しました!
キハダマグロ釣り釣行日記(釣行日当日)
手順①:船宿で受付しました
タクシーは4時20分でお願いしていましたので、4時に起きて準備をしました(‘◇’)ゞ
出船予定時間6時00分なので、余裕をみて5時前までに船宿に到着できるようにしました。
キハダマグロを釣りたいワクワク感一杯です!✌(‘ω’✌ )。
船宿で乗船名簿を記載し、釣り物について「マグロカツオ船」と伝えます。
この時、事前に予約している旨も伝えて、乗船料金と釣り具のレンタル及び釣り餌を購入したい旨を伝えて料金を支払って乗船券をもらいます。
手順②:出船前準備
船宿のスタッフさんから、釣り竿(電動リール付き)、ロッドキーパー、天秤(ビシカゴ付き)、ライフジャケット、氷を受け取りました。
釣り餌はオキアミと付け餌を購入しました。
船内では餌や氷は販売していない旨、前回の釣りで分かっていたため、釣りの最中に餌が足りなくなるということがないようにオキアミ3kg×2、付け餌2パックを買っておきました。
キハダやカツオが釣れた時のことを考えると、氷は3つ以上必要になります。
乗船券には1つ氷の券がついていましたが、それ以上は別途購入する必要があります。
ライフジャケットを着用して、クーラーボックスに氷を入れた後、ロッドキーパー(キハダマグロ釣りの際に釣り竿を置けるようにする)を自席で装着して、釣り竿(電動リール付き)に天秤(ビシカゴ付き)をつけて仕掛けを付けて準備完了です!
電動リールのバッテリーです。
キハダマグロ・カツオ釣り餌(オキアミ3KG)です。
キハダマグロ・カツオ釣り餌(付け餌オキアミ)です。
キハダマグロ釣り仕掛け(天秤仕掛け)です。
釣り餌はいつでも付けられるように準備しておきます。
付けエサのオキアミの尻尾が付いていると海中で回転してしまうため、不自然な動きになってしまい釣れませんので、以下のように調整します。
電動リールのドラグ設定(強くラインをひっぱったらライン(釣り糸)が出ていくように調整します)キハダマグロや本カツオは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインが切れてしまいますので注意が必要です。
電動リールのドラグ設定では本気でラインを引っ張ったら出ていくように。っていうのがすごく重要になります。
キハダがヒットした場合は、キハダに走らせて体力を消耗させてからファイトすることが良いと思います。
これで出船前準備完了ですね。
手順③:出船
キハダマグロ・カツオ釣りのポイントまで船長が連れて行ってくれます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
指示ダナはキハダマグロ(30m,40m)、カツオ(20m,30m)でした!
カツオとキハダマグロは同じタナ(魚がいる場所)にいるわけではなく、キハダマグロはカツオが泳いでいるタナの下を泳いでいます!
キハダマグロとカツオで少し仕掛けは変わりますが、釣り方自体は一緒なんです。
キハダマグロは、ハリス24号以上で4.5~6mを使用します。
カツオは、ハリス16号以上で2~3mを使用します。
カツオとキハダマグロの釣り方は、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
付けエサは釣り針に対して抱き合わせで2つ付けます。
付けエサ自体が大きければ、オキアミ1尾を丸がけという方法もあります。
ビシカゴから投入し、その後に付けエサがついた仕掛けを投入します。
前回と同様にキハダマグロ狙いで行きます(^^♪
最初は30mがタナで、ハリスは6mのものを使用したので、36m(タナ:30m+ハリス:6m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ30mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
指示ダナに来るのは釣り針ではなくて、ビシなんで間違えないように注意が必要です。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から大きく持ち上げてから2m分巻きあげておろしてきます。
これを3回繰り返せば、タナの30mに到達するため、置き竿にしてマグロがヒットするのを待ちます。
カツオとマグロ釣りでは基本追いかけっこの釣りか流しの釣りがあります。
マグロシーズンが始まったばかりの頃は、コマセを撒き始めるタイミングなんで、基本的に追いかけっこの釣りになります。
追いかけっこの釣りと流しの釣りって何が違うか分かりますか?
追いかけっこの釣りとは、キハダマグロが動く進路を船長が予測して先回りして船に向かってくるキハダマグロを釣る方法です。
船の下をキハダマグロが通過したら、再度先回りしてキハダマグロの動く進路へ先回りするというのを何度も繰り返しアタリがあるまでチャレンジする釣りです。
流しの釣りとは、船の潮の流れに任せて流してマグロのアタリを待つ方法であり、船の周りをマグロがずっと回遊している状況のため、ポイント移動はあまりせずにアタリを待つという釣り方です。
この日は、追いかけっこの釣りだったため、マグロが進む進路を予測して船長が何度も先回りしてくれました。
マグロが船下を通過したら速やかに仕掛けを回収し、次のポイントへ移動という感じです。
とても手返しが早い釣りとなりますので、餌となるオキアミの消費も半端なく早いです。
船長から釣りの合図が出たら速やかに仕掛けを投入し、指示ダナで待てるように何度もチャレンジして慣れる必要があります。
ポイント移動している最中にビシカゴにオキアミを入れておき、付け餌を付けた状態ですぐに投入できる準備をしておかなければいけません。
キハダマグロ釣りではヒットしてからできるだけ速やかに(30分程度目安です)釣りあげる必要があります。
この日の釣りで一番大変だった(船長はもっと大変な思いをしたと思います)のが、キハダ・カツオの群れが姿を見せず、移動時間が半端なく長くて釣りの時間が少なくなってしまったことです。
こればかりは仕方がないことでその日のキハダ・カツオの機嫌というか運もあるかと思ってます。
最後の最後の指示ダナ40mでアタリらしきPEラインの緩みがあったのですが、残念ながら喰い込まずでした(-_-;)
船中では左舷(トモ、トモから2番目)、右舷(トモから2番目、ミヨシ1~2番目あたり)にアタリがありました。
このアタリから見るに、キハダは右舷トモから左舷ミヨシにかけて真っすぐに入ってきたんだと推察できました。
結果は、左舷トモ・・・ハリス切れだと思われる、トモから2番目・・・キメジゲット、右舷トモから2番目・・・大きいサメが浮上、ミヨシ1~2番目あたり・・・ハリス切れだと思われる。という感じでした。
ここで無常にもタイムアップとなってしまいました(´;ω;`)
釣果はボウズでしたよ( ´∀` )
左舷トモから3番目だった私にもアタリらしき感じがあったので、悔しくて、その時の状況を思い出しながら家に帰って撮影した動画を見て、原因が分かりました。
前回の釣りでは30~40というレンジにマグロが散らばっていたため、PEラインの違和感からタナを探っていました。
今回は船長の指示が30mの所はぴったり30m、40mの所はぴったり40mのようにレンジ指定がなかったのに、PEラインの違和感を頼りにやっていたことが原因でした。
最後の最後、乗船した方のヒットシーンを見ていたら、私も確かにタナ40mからハリス分の6mを落とした46mで10秒程度仕掛けが馴染むのを待っていたのは確認しましたが、コマセを振って40mで待つべき所、38mまで上げて待ってしまっていました(-_-;)
痛恨のミスって言ってしまえばそれまでですが、仕掛けを落としてから38mでPEラインの違和感(海中の水の抵抗)を感じたこともあり、そこまで上げて待つことにしたのだと思い出しました。
よく考えれば、乗船している方でキハダ狙いの方は船長の指示ダナ通り40mドンピシャのタナでコマセの振り方も調節しているはずなんで、コマセの煙幕は40mの所をいっぱい漂っていたと思うんです。
タナボケっていうのが最後のチャンスをモノにできなかった要因だと思っています。
PEラインの違和感を感じたとしても、わずか2mの誤差程度であれば指示ダナ通りで待つべきでした。
15~20m位指示ダナと全く離れている所でPEラインの違和感を感じたら、そのタナで泳いでいる魚を狙うのもアリかもしれませんが、指示ダナとの差が少ない場合(指示ダナから見てハリス±6m分の差の場合)は、マグロが船下に来るのを祈って指示ダナで待つことが大事だということが教訓になりました。
手順④:帰港
船長の指示に従って後片付けをします。
前回の釣りでは、私の左隣の方に氷を頂いたことを思い出しました。
今回は、私の左隣の方がキメジが釣れたこともあり、氷を譲ることにしました。
無題に氷を捨てるよりは、キメジが釣れた方に美味しい状態で持ち帰ってほしいという思いでした。
海水をバケツでくみ上げて汚れた船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
キハダのポイントから港までは、睡眠時間も少なかったこともあってか爆睡してました。
最後の最後に私にも巡ってきたキハダマグロを釣り上げるチャンスをモノにできなかったからこそ、学べたことがとても大きかったと思っています。
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