コマセワラサ釣り(2022年9月23日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))
2022年9月23日(金曜日)に釣り船(金沢八景一之瀬丸)にて、1日船のコマセワラサ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
ワラサという魚を知っていますか?
ワラサはブリと考えれば分かりやすいかもしれません。
ブリは出世魚とも呼ばれていて、大きさによって呼び名が変わります。
イナダは35cm以上60cm未満、ワラサは60cm以上80cm未満、ブリは80cm以上の大きさとなります。
ワラサ狙いではイナダも釣れたりします。
秋のワラサ、イナダは脂ノリも良くてとても美味しいんですよ( ´∀` )
コマセワラサ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミを同調させてワラサやイナダに食わせるという釣り方です。
関東のワラサ、関西のメジロというように、呼び方が変わります!
関東のイナダ、関西のハマチといった感じです。
お寿司屋さんで握りを頼む時に、地方によって呼び名が違うこともあると思いますので、気にしてもらえると実感が湧くかと思います。
魚が大きければ大きいほど、身は一杯取れますし、脂ノリが良くて美味しいのは間違いないです( ´∀` )
ワラサやイナダがどんな魚か気になる方は、ブリを見てもらえたらと思います!
ワラサ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日(2022年9月23日)と釣り物(ワラサ)を決めて予約することにしました。
今回は、金沢八景一之瀬丸のホームページでワラサ釣りの出船について確認し、電話で乗船予約を入れました。
今回は友人含め3人でワラサ釣行することにしましたが、船宿さんにて事前に並びの席を確保して頂けました(^^♪
今回は右舷側の銅の間からトモ側にかけての3席でした!
基本的には、レンタルタックルでワラサ釣りにチャレンジすることにしました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
事前に仕掛けを購入
釣り竿、手巻き両軸リール(SHIMANO KOBUNE 2000)、ロッドキーパー、ビシ天秤はレンタルできました。
ワラサの仕掛けは船宿にて1人1セットを購入し、クッションゴムはワラサ対応用として、事前に購入したものを持参しました。
オマツリやハリス切れを考慮し、1人2~3セット持参すると良いかと思います。
ワラサ用のハリス、フロロカーボンライン6号と釣り針11~12号を持参して、仕掛けを自分で作って事前に用意しておくのもアリだと思います。
ワラサ釣りで使用する餌はオキアミ(コマセ用、付けエサ用)が必要になります。
一人オキアミ3ブロックを頂けました。
付けエサはしっかりしたオキアミが望ましいと思っていますので、事前に付けエサ用のオキアミを購入しておくと良いかもしれません。
もちろん解凍したオキアミから付けエサのオキアミをピックアップしても、十分使えますので問題はありません。
今回はオキアミブロックから、コマセと付け餌を使用することにしました。
ワラサ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下の通りです。
以下の釣竿、リール、クッションゴム、仕掛け、付けエサ等をおススメします。
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仕掛けのハリスの太さについての考慮をしておくことはもちろんですが、ワラサがヒットした時は強烈な引き込みがありますので、クッションゴム(ゴムヨリトリ)は、ワラサ釣りをする上では必須のアイテムになります。
クッションゴムを仕掛けと連結させることで、ワラサの強烈な引き込みによるハリスへの衝撃を吸収でき、瞬殺ハリス切れというようなリスクを軽減できます。
ワラサ釣りの仕掛けのイメージ図です。
ワラサ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
8時~15時までの海の天気予報見てみると、風速4.0mとなっており、風は少しある感じですが、ワラサ釣りには影響はなさそうな感じですが、雨が心配ですね(;^ω^)
秋といえば、そう、台風ですよね(;’∀’)
まさかの台風が接近していました。
釣行日はギリギリ大丈夫そうではありましたが、午前中と夕方あたりからは雨が降る感じの予報でした。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
潮がよく動く時間帯としては11:39~14:18ですが、釣りやすい潮回りとされる中潮となりますので、楽しみです!
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
ワラサ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付しました
船宿で乗船名簿を記載し、釣り物について「ワラサ船」と伝えます。
乗船料金の支払い時に、釣り具(ビシ天秤とロッドキーパーのロッドにつける部分)のレンタル、必要に応じて仕掛けを購入して料金を支払って乗船券をもらいます。
ライフジャケットもレンタル可能ですが、持参しました。
出船前準備
氷は船宿内にありました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型の方が溶けにくいため、ブロック型の氷を頂きました。
船に乗船したら、船長から釣り竿(手巻き両軸リール付き)とロッドキーパーを受け取りました。
ロッドキーパーの設置ですが、リールのハンドルが木板に当たらないように、端の方に付けるのがよいと思いました。
出船前にワラサ釣りの準備をしました。
道糸のスナップサルカンにビシ天秤を繋いだ後、ゴムヨリトリと仕掛けを繋ぎました。
天秤仕掛けは短い方と長い方がありますが、短い方に道糸を、長い方にゴムヨリトリ+仕掛けを付けます。
基本的にビシ天秤仕掛けでは同じような考え方で接続しますので、覚えておいてください。
ワラサ釣り竿(手巻きリールとロッドキーパー)です。
ワラサ釣り(ビシ80号天秤+クッションゴム+ワラサ仕掛け)です。
ビシの上窓は全開、下窓は1~2cm(状況によって全開)開けました。
ワラサはコマセの塊に向かって突進してくるイメージとなりますので、下窓を全開にしてしまって1回の投入ですべてのコマセを出し切るイメージで釣るというやり方があります。
この上窓と下窓を全開にするやり方は船宿の方に教えて頂きました。
ワラサ釣り餌(オキアミブロック解凍前のもの)です。
ワラサ釣り餌(オキアミブロック解凍中のもの)です。
コマセ用と付けエサ用も兼ねているオキアミです!
手巻き両軸リールのドラグ設定(両手で引っ張ったらラインが出ていくように調整します)ですが、ワラサがヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないとワラサのパワーに負けてしまい一瞬でハリスが切れてしまうことがありますので注意が必要です。
これで出船前準備完了ですね。
出船
ワラサ釣りのポイントとなる久里浜沖まで船長が連れて行ってくれます。
金沢八景から久里浜沖って船で行っても距離があるんですよね!
どんなポイントなのか、ワクワクしながら待っていました。
船長から、「どうぞ」というアナウンスが流れたらワラサ釣り開始です。
指示ダナは20m,25m,27mというような感じでした。
指示ダナはビシを持ってきます。
今回使用したワラサ仕掛けは、ハリス6号6m、釣り針11号を使用しました。
ワラサの釣り方ですが、コマセを振り出して付けエサのオキアミを食わせるという感じです。
まずは、ビシにオキアミを7~8分目程度(詰めすぎないように注意してください)入れます。
付けエサとしてオキアミ1尾を釣り針に抜き刺します。
付けエサのオキアミが目立つように、形がしっかりしていて目が付いていて、大きめのオキアミを選ぶのをおススメします。
置き竿にして、ビシカゴから投入した後に、付けエサが付いた仕掛けを投入します。
リールのスプールを抑えながら指示ダナ+5mの所まで落とし込みます。
指示ダナが20mの場合、25m(指示ダナ:20m+5m)までビシを落とした後、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
2~3回程度ビシからコマセを撒いて指示ダナ20mまで来たら、30~60秒程度アタリがあるまで待ちます。
アタリがなければ、指示ダナ20mの所でコマセを撒いて1m巻き上げた19mの所で30秒アタリがあるまで待ちます。
それでもアタリがなければ、19mの所でコマセを撒いて1m巻き上げた18mの所で30秒アタリがあるまで待ちます。
これでもアタリがなければ、ビシ天秤仕掛けを回収して、ビシにコマセを詰めて、付けエサもしっかりしたオキアミに付け替えます。
この一連の流れを繰り返して、ワラサがヒットするまで待ちます。
今回は3人で来ていたのですが、最初のヒットは友人でした。
早速ワラサか気になる所でしたが、イナダが釣れてました!
幸先いい感じで朝はスタートしました。
その後しばらくしてから、船内イナダが釣れる釣れる。という爆釣タイムに入りました!
イナダがいっぱい釣れて楽しいという気持ちと、ワラサを釣りたいという気持ちがあって複雑な心境でした!
しばらくすると潮も止まり、イナダのアタリもなくなってきて、午後も終了間際に近づいた時に、パヤオがある場所付近へのポイント移動がありました。
昔、パヤオ周辺でワラサが釣れたことを思い出しました!
パヤオというのは浮き漁礁で、プランクトンが付き、それを小魚が食べに集まってきて、さらにその小魚を狙ってワラサが近づいてくるわけです!
朝からは船団がものすごい状況の中でワラサを狙っていましたが、今回はパヤオ周辺ということで期待が膨らんできました!
時間的にもラストチャンスって感じのタイミングでしたが、船内でワラサのアタリがありました!
やっぱりイナダとは違ってデカさがあり、迫力もありましたね(^^♪
よし、俺もワラサを釣り上げてやる!という気持ちで、コマセを撒いていてちょうど付けエサのオキアミを選定している時でした。
竿先に強烈な横引きのリアクションがあって、これはワラサに違いない。と思い、テンションが上がりました!↑↑↑↑↑↑↑↑
何としても釣り上げてやるという気持ちでやり取りしていましたが、ドラグの出方が半端ないっす!Σ(・□・;)
ワラサと力比べしていたのですが、なんと。。途中で針外れになっちゃいました。
マジで痛恨の極みという表現はこういう時に使うものなのかという位、残念すぎました(´;ω;`)
今回奇跡的に、ハリス切れもなく、仕掛けは1セットを使用したのみでした。
クッションゴムをつけてハリスの仕掛けにかかる衝撃を吸収できていたとはいえ、ほんと幸運でしたね!
イナダが多くてワラサがいないようなポイントでアタリがない時は、指示ダナの1~2m上の所をタナにして待ってみたら釣れることがあります。
周囲でイナダしか釣れていない状況の場合でアタリがない時は、ハリスを4号、5号を使用して試してみるのもアリだと思っています。
ハリスの太さが細ければ細いほど、付けエサのオキアミの落下スピードは速まり、コマセとうまく同調する可能性もあります。
周囲の方でハリス4号でイナダを釣り上げている方もいらっしゃいました。
釣りって本当にいろいろ学ばせてくれるだけではなく、喜怒哀楽の感情が出やすいこともあっておもしろいですね(^^♪
今回はワラサをバラしてしまいましたが、今度チャレンジする時はワラサを釣り上げたいと思います。
あと、潮の流れの方向とかも計算して釣り座を選択することが重要だと思いました。
最後のポイントでワラサが釣れていたのは、ミヨシから胴の間くらいの所でトモ側にはアタリはないように見えました。
真鯛はトモ側の釣り座が有利と言われていますが、ワラサなど青物はミヨシ側の方がアタリやすい気がしました。
残り時間わずかということもありましたが、最後まであきらめずにコマセは撒き続けましたが、タイムアップです。
1日を通してイナダがいっぱい釣れて釣りを楽しめたのと、バラシはしましたがワラサともやり取りできて楽しかったです!
周囲の方にもいろいろワラサ釣りのコツを教えてもらったり、オマツリを一緒に解いたり、フォローしてもらったり感謝の気持ちでいっぱいです。(人”▽`)ありがとう☆
【コマセワラサ釣り】(2022/9/23)金沢八景一之瀬丸
コマセワラサ釣りに行った際の動画をアップしましたので、よかったら見てください。
コマセワラサ釣りの動画の中では、ビシ調整、ハリス調整、コマセの撒き方、付けエサの付け方など、釣り方について一連の流れを解説しております。
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
3人でイナダは30尾近くは釣れたと思います。
ビシを海水で洗ったり、コマセカゴに残ったオキアミを海へ流してコマセカゴとリングを船内に置き、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
帰港までの時間は、友人と今回のワラサ釣りについて話し合ったり、その後はというと・・・港まで寝てました(˘ω˘)
今度チャレンジする時はワラサを釣り上げましょう!という感じですね!
釣れたイナダの刺身と炙り刺身を食べました
イナダの刺身と炙り刺身を知人の居酒屋にて料理して頂きました!
お酒にイナダの刺身と炙り刺身を食べることができて、幸せです(o^▽^o)
釣れたイナダの竜田揚げを食べました
イナダの竜田揚げも作っていただきましたが、初めて食べました!とても美味かったです(๑╹ڡ╹).
釣れたイナダの刺身丼を食べました
イナダの刺身丼を作りましたが、意外と脂ノッてて美味かったです!( ´∀` )
釣れたイナダの炙り刺身丼を食べました
イナダの炙り刺身丼!作ってみました!
正直、ブリ系の魚を炙って食べたことがありませんでしたので、丼ものにしたらどうなるんだろうと思ったら、さらに脂がじゅわーっと出てくる感じで美味すぎでした!(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-