コマセワラサ・マダイ釣り(2021年10月30日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))
2021年10月30日(土曜日)に釣り船(金沢八景一之瀬丸)にて、1日船のコマセワラサ・マダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセワラサ・マダイ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミを同調させてワラサやマダイに食べさせるという釣り方です。
ワラサという魚を知っていますか?
ワラサは秋~冬頃が旬と言われていて、ブリの1歩手前のものがワラサと呼ばれています。
イナダ、ワラサ、ブリという魚の名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
イナダは35cm以上60cm未満、ワラサは60cm以上80cm未満、ブリは80cm以上の大きさとなります。
魚体の大きさによって呼び名が変わることから、ワラサは出世魚と呼ばれています。
ワラサは関東の呼び名なんです!
なんと、地方によって呼び方が変わるんですよね。。
関東ではワラサ、関西ではメジロと呼ばれています。
大きければ大きいほど、脂ノリがあって美味いです!
ワラサがどんな魚か気になる方は、ブリを見てもらえたらと思います!
マダイという魚を知っていますか?
マダイは春の季節は乗っ込みマダイと呼ばれ、産卵期は一年の中でも大型の真鯛を狙うことができます。
真鯛は秋~冬になると脂ノリが良くなって、とても美味しい魚です(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
ワラサ・マダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年10月30日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
今回は、金沢八景一之瀬丸のホームページでワラサ・マダイ釣りの出船予定があることを確認し、電話で乗船予約をしました!
今回は友人と2人で行くことにしたんですが、船宿さんにて事前に並びの席を確保して頂けました(^^♪
今回は右舷側の銅の間の2席でした!
基本レンタルタックルでお願いしておきました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
事前に仕掛けを購入
釣り竿、リール(手巻き)、ロッドキーパー、ビシ天秤、ライフジャケットはレンタルできました。
真鯛釣りの仕掛けを多めに持参し、ワラサは1人1セット持参しました。
1人2~3セット持参が良いと思います。
できれば、ワラサ対策用としてフロロカーボンラインと釣り針を持参して、自分で付けられるようにした方が経済的だと思います。
釣りで使用する餌は、オキアミ(エビの小さいもの)をビシに詰めるものと、付けエサが必要です。
コマセ用のオキアミブロックから、形がしっかりしたオキアミを選ぶか、付けエサを持参しても良いと思います。
ワラサ・マダイ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下の仕掛けを持参しました。
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ゴムヨリトリは、大物の魚がヒットした時の強烈な引きによって、ハリス切れのリスクを軽減するためにつけた方がよいです。
ワラサ・マダイ釣りの仕掛けのイメージ図です。
ワラサ・マダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
釣行日に備えて天候の確認
天候は晴れで、風もほとんどない状態で釣り日和だと思いました。
いつもなら海天気を調べるんですが、どのポイントになるか分からなかったんで、天気や風速などは釣り場次第ということで、釣り日和になることを願ってました(;^ω^)
初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
ワラサ・マダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付しました
船宿で乗船名簿を記載し、釣り物について「ワラサ・マダイ船」と伝えます。
この時、事前に2名で予約している旨も伝えて、乗船料金の支払い時に、釣り具(ビシ天秤とロッドキーパーのロッドにつける部分)やライフジャケットのレンタル、必要に応じて仕掛けを購入して料金を支払って乗船券をもらいます。
出船前準備
ライフジャケット、氷は船宿内にありました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型の方が溶けにくい印象があるので、ブロック型を選択しました。
船に乗船したら、船長から釣り竿(手巻きリール付き)とロッドキーパーを受け取りました。
ロッドキーパーの設置は慣れていますが、今まで設置したことがないタイプのものだったため、船長に付けて頂きました。
出船前にワラサ・マダイ釣りの準備をしました。
まず最初に、ゴムヨリトリのスナップがついている方おついていない方があったのですが、スナップがついていない方を上側、スナップがついている方を下側に付けるように教わりました。
仕掛けを調整して付ける際に、その付け方にするとのことでした。
ライフジャケットを着用した後、撮影用のカメラのバッテリーをチェックしていたら、モバイルバッテリーがないことに気が付き、焦りました(;^ω^)
1日船だからバッテリー持つか心配でしたが、早めにワラサとマダイを釣り上げないと!と気合が入りましたね。。
ワラサ・マダイ釣り竿(手巻きリールとロッドキーパー)です。
ワラサ・マダイ釣り仕掛け(ビシ80号天秤)です。
ワラサ・マダイ釣り仕掛け(ゴムヨリトリ)です。
ワラサ・マダイ釣り餌(オキアミブロック解凍前のもの)です。
ワラサ・マダイ釣り餌(オキアミブロック解凍後のもの)です。
付けエサのオキアミの尻尾が付いていると海中で回転してしまうため、不自然な動きになってしまい釣れませんので、以下のように調整します。
ワラサ・マダイ釣りのオキアミの付け方です。
手巻きリールのドラグ設定(強くラインをひっぱったらライン(釣り糸)が出ていくように調整します)ワラサやマダイは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインが切れてしまいますので注意が必要です。
これで出船前準備完了ですね。
出船
ワラサ・マダイ釣りのポイントとなる久里浜沖まで船長が連れて行ってくれます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
今回の指示ダナは(20m~30m)でした!
ワラサとマダイは同じタナ(魚がいる場所)にいることがあります。
ワラサとマダイの釣り方自体は一緒ですが、仕掛けが違います。
ワラサは、ハリス6~10号で6mを使用します。
マダイは、ハリス3~4号で6~10mを使用します。
ワラサとマダイの釣り方です。
まずは、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
次に、付けエサはオキアミを1尾付けます。
置き竿にして、ビシカゴから投入し後に、付けエサがついた仕掛けを投入します。
今回はワラサ、マダイ船ということで、どちらも顔が見れたらいいなぁと思ってました(^^♪
指示ダナが25mの場合、ハリスは6mを使用したのですが、30m(指示ダナ:25m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、釣り針ではなくビシとなりますので注意してください。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ25mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から大きく持ち上げてから2.5m(3m,2mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
これを2回繰り返せば、指示ダナの25mに到達するため、置き竿にしてワラサ・マダイがヒットするのを待ちます。
今回は、ポイント移動はそれほど頻繁ではなかったため、コマセを撒いて同じポイントに魚を寄せるという釣り方でした。
まず、マダイの仕掛けでハリス4号6mを使用しました。
最初のポイントで早速ヒットしました!
幸先いい感じ(^^♪
縦に引いている感じで、船長からもワラサではないと思う。とのことで、巻き上げてみると。。
肝パンパンのウマヅラハギが釣れました!
今回の目的の魚ではありませんでしたが、嬉しいゲストです( ´∀` )
正直、こんなに早くヒットするとは想定していませんでした。
しばらくコマセを撒いた後、置き竿にしていたらアタリがありました。
アワセたら、すごいドラグ音で引き込まれて行きます。
横に引いているからマダイではなくワラサの可能性がありそうだなぁと思いました。
ドラグもしっかり締めていたはずなのに、巻いても巻いても巻けないって感じで、やり取りはとても楽しかったです!
3人同時ヒットのワラサで、オマツリにならないことを祈りつつ、船長が右から、友人が左からタモでフォローしてくれたこともあり、無事ワラサをゲットできました!(人”▽`)ありがとう☆
それにしても4号のマダイ仕掛けでよく、釣り上げることができたなぁと思いましたね。。
ゴムヨリトリ(クッションゴム)をつけていたおかげで、ハリスが切れずに釣り上げられたのだと思っています。
この調子で釣るぞと思ってやっていたらすぐにヒットしたのですが、まさかの瞬殺でした(;^ω^)
マダイをどうしても釣りたかったこともあり、マダイ仕掛け(ハリス4号6m)でやることにしました。
そしたらすぐにヒットしたのですが、ハリス切れという感じで、最初にワラサをゲットできたのは幸運だったなぁと実感しました。
ワラサが入れ食いの時は、真鯛仕掛けではなくワラサ仕掛けを使用するべきでしたね。。
ワラサの仕掛け(ハリス8号で6m)を使用することにしてみました。
コマセを撒き終わり、ロッドキーパーに釣り竿をセットしてからすぐにアタリがありました!
ワラサ用のハリスに変えたこともあり、これは大丈夫だろうと思っていたら、痛恨のミスをしてしまいました(´;ω;`)
やり取りしている最中に、リールのスプールに親指で触れてしまった瞬間、プチンとハリス切れしてしまいました(-_-;)
ハリスを太くしてもドラグを調整していても、やり取りの時のミス一つでせっかくのチャンスを台無しにしてしまうので、注意が必要ですね。
動画を見直して見たら、その時は横引きではなく縦引きだったため、マダイだったかもしれません。
ワラサの仕掛けに喰ってくるマダイだったら、大鯛だった可能性もあったため残念です。
置き竿で巻いた方がスプールに指が触れるリスクも少ないと思ったんで、魚がヒットしてから縦引きの時は特に、置き竿で慎重にやり取りすることにしたいと思います。
パワーファイトが必要なワラサ釣りでは、手巻きリールではなく電動リールの方が良いなぁと実感しました。
その後はというと、何度かオマツリがあったりして、ワラサ釣り難しいなぁとあきらめかけていたその時、強烈な引き込みがありました。
ワラサだと思って巻き上げてきたら、平ぺったい魚が浮上してきました!
海面に近づいてきたら、最後の抵抗とばかり、すごい引き込みがあり、やり取りしていたら・・・ハリス切れになってしまいました(-_-;)
その後もワラサがヒットしたと思い、最初はラインを巻けていたのですが、何度巻いても巻けない。ずっとラインが出されるっていう感じに途中で変わりました。
結果的にはオマツリになってしまい、ラインブレイクという感じになりました(;’∀’)
こんな感じで、魚の強烈な引き込みは楽しかったのですが、いろいろ学ぶこともできて良かったと思っています。
オマツリのリスクを考慮すると、ワラサをメインで釣りたい人はミヨシの位置、マダイをメインで釣りたい人はトモの位置を確保することが重要だと思いました。
胴の間だと近くに船長がいるため、いろいろ話が聞けたりフォローして頂けたりというメリットもあります。
ミヨシとトモの場所よりはオマツリのリスクは高いのではないかと思っていますが、魚の走り方(縦引き or 横引き)と走る方向次第で変わってきます。
いろんな方にフォローして頂けて嬉しかったです(人”▽`)
【ワラサ・マダイ釣り】(2021/10/30)金沢八景一之瀬丸
ワラサ・マダイ釣りに行った際の動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
ワラサ1尾、ウマヅラハギ2尾が釣れました!
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシに残ったオキアミを洗い流したり、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
帰港するまでの時間、友人と釣りのことや近況とか雑談をしていましたが、意外と沖の方まで走ってポイントに移動してくれていたんだなぁと感じました!
いつの間にか眠くなり、少しウトウトしていました。
ワラサは釣れたから、今度はマダイを釣り上げたいと思います。
釣れたワラサのワラサ丼を食べました
釣れたてのワラサを血抜きしておいたこともあって、美味しかったです(๑╹ڡ╹).
釣れたウマヅラハギの刺身と筋肉を肝醤油で食べました
ウマヅラハギは血抜きしておいたこともあって、美味かったです(๑╹ڡ╹).
今回はウマヅラハギの刺身と肝を混ぜたものを丼ぶりにしてみました!!
ウマヅラハギって筋肉質なんだなぁと捌いていて気が付きました!
どんな味か未知数でしたが、プリっとしていて美味かったです( ´∀` )
ウマヅラハギの刺身を肝醤油で頂きました(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-