キハダマグロ釣り(2020年9月19日・釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸))
2020年9月19日(土曜日)に釣り船(茅ヶ崎港ちがさき丸)にて、1日船のキハダマグロ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
キハダマグロ釣りをしたことがありますか?
実際の釣り方は、オキアミという小さいエビをコマセカゴから出して、実際に釣り針につけたオキアミをキハダマグロが食べてくれたら釣れるという釣りなんです!
キハダマグロ釣り釣行日記(釣行日前)
手順①:釣行日と釣り物を決める
釣行日(2020年9月19日)と釣り物(キハダマグロ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
手順②:船宿のホームページから乗船予約
今回は、ちがさき丸のホームページでスケジュールに空きがあることを確認し、ネットで乗船予約をする際に、船の座席の位置まで事前に予約できました。
予約した後すぐに、予約確認メールが来たので安心することができました。
レンタルする場合は、乗船する際の受付時に言えば問題ないということを船宿のホームページで確認しました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
キハダマグロが釣れた時のことを考慮し、キハダマグロの解体サービスがあることを確認しました。
キハダマグロの解体サービスって何か知っていますか?
キハダマグロは、1m以上で20~50kgほどの大きさの魚であるため、大きいクーラーボックスを持参してキハダマグロを解体するというのは、とても大変です。
キッチンの広い家で包丁も揃っていれば、キハダマグロの解体もチャレンジしてみたいですけどね(‘◇’)ゞ
釣れたキハダマグロを解体してくれるサービスを提供している釣り船を選ぶことで、キハダマグロの頭、身、心臓など部位を分けて持って帰ることができるため、家に帰ってから速やかにマグロを食すことができます。
電車で釣りに行っても、マグロを持ち帰れるんですよね!( ´∀` )
手順③:ホテル予約
早朝からの出船となるため、余裕を持って前泊することにしました。茅ヶ崎駅から近いホテルを探し、東横INNが見つかったためインターネットで予約しました。
手順④:事前に仕掛けを購入
基本的に、釣り竿、リール、ビシ天秤(ステンカン)、ライフジャケットはレンタル可能であるため、キハダマグロ用の仕掛けを事前に購入しました。
釣りで使用する餌は、オキアミ(エビの小さいもの)をビシに詰めるものと、付けエサが必要ですが、船宿に行って買うことにしました。
キハダマグロ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下のものを使用しました!
船宿の指定でハリスの長さは6mでハリスは24号のものにしました。
キハダマグロ釣りの仕掛けのイメージ図です。
キハダマグロの口元でカンヌキの部分にしっかりフッキングできれば、釣りあげられる確率は上がります。
カンヌキって何だか分かりますか?
キメジのカンヌキの部分をピックアップしたら、こんな感じです!
キハダマグロがヒットしたもののハリスが飲まれたりして切れるケースもあります。
また、本ガツオ狙いの方もいるために、糸が絡んでしまうケースがあります。
本カツオはヒットしたら横に走り、キハダマグロはヒットしたら真下に走ります。
1人2~3セット持参が良いと思います。
船宿にも仕掛けは売っていると思いますが、売り切れになっている可能性もありますので、事前準備をオススメします。
キハダマグロ釣り釣行日記(釣行日前日)
手順①:釣行日に備えて天気や風速の予報を確認
今回は茅ヶ崎港から出船するためインターネットで「茅ヶ崎漁港 3時間 天気」で検索して、「海天気.jp」から、天気、気温、降水確率、風向、風速を確認しました。
天気が晴れ予報だったため雨具は不要、風速も2~4m位のため釣り日和になると思いました。
初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
手順②:ホテルにチェックイン
予め予約しておいた東横INNにチェックインしました。
チェックイン時にGotoトラベルが使用できました。同時に早朝チェックアウト予定で、タクシーの手配をお願いしておきました。
手順③:釣行日の飲食物を事前購入
釣行日が早朝からということもあって夜に飲食物を買いに行き、ホテルの冷蔵庫で保管しました。
釣り当日の早朝に買うのもよいと思いますが、タクシーで行くことにしましたので、夜に買っておきました。
キハダマグロ釣り釣行日記(釣行日当日)
手順①:船宿で受付しました
4時に起きて準備をしました。久々にこんなにも早く起きました(‘◇’)ゞ
タクシーは4時20分でお願いしていました。
出船予定時間6時00分なので、余裕をみて5時に船宿に到着できるようにしました。
キハダマグロを釣りたいっていうワクワクした気持ちを抑えられませんでした✌(‘ω’✌ )。
船宿で乗船名簿を記載し、釣り物について「マグロカツオ船」と伝えます。
この時、事前に予約している旨も伝えて、乗船料金と釣り具のレンタル及び釣り餌を購入したい旨を伝えて料金を支払って乗船券をもらいます。
手順②:出船前準備
船宿のスタッフさんから、釣り竿(手巻きリール付き)、ロッドキーパー、天秤(ビシカゴ付き)、ライフジャケット、氷を受け取りました。
釣り餌はオキアミ3KGを2つと付けエサを2つ購入しました。
船内では餌は販売していない旨、船長から話を聞いていたので釣りの最中に餌が足りなくなるということがないように多めに買っておきました。
ライフジャケットを着用して、クーラーボックスに氷を入れた後、ロッドキーパー(キハダマグロ釣りの際に釣り竿を置けるようにする)を自席で装着して、釣り竿(手巻きリール付き)に天秤(ビシカゴ付き)をつけて仕掛けをつけます。
釣り餌はいつでも付けられるように準備しておきます。
付けエサのオキアミの尻尾が付いていると海中で回転してしまうため、不自然な動きになってしまい釣れませんので、以下のように調整します。
手巻きリールのドラグ設定(強く糸をひっぱったら釣り糸が出ていくように調整します)キハダマグロや本カツオは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、糸が出ていくようにしておかないと、一瞬で糸が切れてしまいますので注意が必要です。
これで出船前準備完了ですね。
手順③:出船
マグロカツオ釣りのポイントまで船長が連れて行ってくれます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
今回は25~35m付近を狙いました。
カツオとマグロは同じタナ(魚がいる場所)にいるわけではなく、マグロはカツオの下にいます。
マグロとカツオで少し仕掛けは変わりますが、釣り方自体は一緒です。
カツオとマグロの釣り方は、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
付けエサは針に対して抱き合わせで2つ付けます。
置き竿にして、ビシカゴから投入し、その後に付けエサを投入します。
キハダマグロ狙いにしました。
指定のタナは35mだったため、41m(タナ:35m+ハリス:6m)まで落とた後、20~30秒程度待ちます。
ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間として必要です。
その後に、釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から大きく持ち上げてから2m分巻きあげておろしてきます。
これを3回繰り返せば、タナの35mに到達するため、置き竿にしてマグロがヒットするのを待ちます
カツオとマグロ釣りでは基本追いかけっこの釣りか流しの釣りがあります。
追いかけっこの釣りと流しの釣りって何が違うか分かりますか?
追いかけっこの釣りとは、マグロが動く進路を船が予測して先回りして釣る方法であり、船の下をキハダマグロが通過したら、再度先回りしてキハダマグロの動く進路へ移動するというのを繰り返す釣りです。
流しの釣りとは、船の潮の流れに任せて流してマグロのアタリを待つ方法であり、船の周りをマグロがずっと回遊している状況のため、アタリを待つという釣りです。
この日は、追いかけっこの釣りだったため、マグロが進む進路を予測して船長が先回りしてくれました。
マグロが船下を通過したら速やかに仕掛けを回収し、次のポイントへ移動という感じです。
とても手返しが早い釣りとなりますので、餌となるオキアミの消耗も早くなります。
船長から釣りの合図が出たら速やかに仕掛けを投入し、指定のタナで待てるようにする必要があります。
ポイント移動している最中にビシカゴのオキアミを入れておき、付けエサを付けた状態ですぐに投入できる準備をしておかなければいけません。
何度か繰り返しやっているうちに、ものすごい引き込みでマグロがヒットしました。
この時、キメジマグロが釣り針を飲み込んでいる可能性もあったため、釣り竿を持って上に持ち上げて合わせました。
キメジマグロのカンヌキに釣り針がしっかりかかっていて、ばれることなく釣り上げることができました。
今回はマグロのダイレクトな引き込みを楽しみたくて手巻きリールにしましたが、物凄いパワーでした。
船宿のスタッフさんや常連さんにご協力を頂いて何とか釣り上げることができました。
次回からは電動リールも視野に入れた方が良いかなと思いました。
キハダマグロ釣りではヒットしてからできるだけ速やかに(30分程度目安です)釣りあげる必要があります。
キハダマグロがヒットすると、オマツリにならないように乗船している他の方が全員仕掛けを回収して、釣りでファイトしている人を応援してくれるからです。
今回は本命のキハダマグロの子供(キメジマグロ)が釣れてよかったと思います。
釣果はキメジ(キハダマグロの子供)1尾でした。
手順④:帰港
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れます。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水をバケツでくみ上げて汚れた船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
帰港したら船宿のスタッフさんから写真撮影を求められたので釣れたキメジマグロと一緒にバッチリ写りました。
その後は、キメジマグロの解体を船宿のスタッフさんにお願いしました。
めちゃくちゃ綺麗に解体して頂けてとても感謝しています。
持ち帰った際は、こんな感じです( ´∀` )