沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?
沖釣り(船釣り)をする上で、潮が流れるから釣りやすいとか、潮が流れないから釣りづらいとか、ひょっとしたら聞いたことがあるかもしれません。
そもそも潮って何なの?って思いませんか?
潮は塩ではないんですよ(;^ω^)
今回は、沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐をテーマとして取り上げます。
沖釣り(船釣り)での潮汐とは?
沖釣り(船釣り)に行く前に、潮汐を事前に確認した方がよいと思います。
潮汐とは、月と太陽の引力の関係により、干潮に向かって潮が引いていったり、満潮に向かって潮が満ちて行ったりすることを表しています。
潮汐は、若潮×1日、中潮×2日、大潮×4日、中潮×4日、小潮×3日、長潮×1日が1つのサイクルとなっています。
若潮(わかしお)
潮汐の始まりであり、小潮の終わりの長潮の翌日から潮が若返って新しいサイクルに入っていきますが、この潮の変わり目が若潮と呼ばれています。
中潮(なかしお)
若潮と大潮の間、大潮と小潮の間が中潮と呼ばれています。
大潮(おおしお)
干潮、満潮の差が大きくなり、中潮と中潮の間である満月と新月付近が大潮と呼ばれています。
小潮(こしお)
干潮、満潮の差が小さくなり、中潮と長潮の間である半月(上弦及び下弦)付近が小潮と呼ばれています。
長潮(ながしお)
干潮、満潮の差が最も小さくなり、小潮と若潮の間であり、潮汐のサイクルの一つの終わりが長潮と呼ばれています。
沖釣り(船釣り)ではどの潮汐が釣りやすいのか?
沖釣り(船釣り)でどの潮汐の時に釣りやすいかですが、結論から言うと、どの潮汐でも魚が釣れるチャンスがあります。
一般的には、若潮や長潮の時は潮が動きづらいため、魚の活性が低いと言われていますが、潮の動きが全くないわけではなく、潮の動きが緩やかに継続されるとも言えます。
若潮・長潮の時は、潮がゆっくりと動く時間が長いため、時合が継続すると考えられます。
中潮・大潮・小潮の時は、潮が良く動く時間が短いため、時合の時には魚が釣れる可能性が高くなります。
潮の動きによって魚の餌となるプランクトンや、ベイトフィッシュと呼ばれる小さい魚が動くタイミングになり、そのタイミングに合わせて、ベイトフィッシュを捕食する魚が動き出すタイミングとなります。
なぜ潮の動きが大きいと魚が動くのかというと、これは潮の干潮と満潮を例にとってみると分かりやすいと思います。
干潮から満潮になる際は、潮位が上がってくるために沖から岸にベイトフィッシュが移動し捕食者も合わせて動き出します。
また、満潮から干潮になる際は、潮位が下がってくるために岸から沖にベイトフィッシュが移動し捕食者も合わせて動き出します。
この潮位の差が大きければ大きいほど魚が良く動き活性が高くなりますので、釣行日を選ぶ上では中潮、大潮、小潮のタイミングを選ぶのが良いとされています。
長潮や若潮の時でも、魚が空腹の時には捕食することになるため、どの潮汐であってもチャンスはありますが、釣行日を選択できるとすれば中潮のタイミングがよいと思います。
潮汐について詳しく知りたい方は、潮汐のサイトも参考にしてみてください。
「釣り気分」アプリを使用して潮見を確認する手順
私が潮見を確認している手順を紹介します。
こちらもぜひ、見てください。
1:「釣り気分」というアプリをスマートフォンにインストールして開きます。
2:日付を選択します。
例として、「2020年11月8日(日曜日)」とします。
3:釣り場を選択します。
「横浜」とします。
4:潮汐を選択します。
「2020年11月8日(日曜日)」は小潮と表示され、潮流時間という所が潮の動く時間帯の目安になります。
潮見を確認できるようになったら、釣行日を決めて釣りに行きましょう!
潮流時間は魚の時合い(お腹がぺこぺこで早く食べたい時間)となりますので、チャンスの時間を頭に入れておくと釣りの時テンションが上がりますよ!٩(ˊᗜˋ*)و