コマセマダイ釣り(2021年12月18日・釣り船(真鶴港国敏丸))
2021年12月18日(土曜日)に釣り船(真鶴港国敏丸)にて、午後船のコマセマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセマダイ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミと同調させてマダイに食べさせるという釣り方です。
マダイという魚を知っていますか?
マダイは春の季節は乗っ込みマダイと呼ばれ、産卵期は大型の真鯛を狙えます。
真鯛は秋~冬になると脂ノリが良くなって、とても美味しいです(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年12月18日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
前回に引き続き、真鶴港国敏丸のホームページでコマセマダイ釣りの出船予定があることを確認した上で、電話で乗船予約をしました!
コマセ真鯛釣りでは海底からタナを取る方法と、中層からタナを取る方法の2パターンあります。
海底からタナを取る方法では、ビシを海底まで落とし込んでビシを上げていくパターン(ハリスの長さ+ハリスの半分の長さの所をタナとして待つような感じ)となります。
中層からタナを取る方法では、船長からの指示ダナ+5m落とし込んでから、2~3回に分けて指示ダナまで持ってくるパターンとなります。
こればかりは釣り船によって異なりますが、前者の海底からタナを取る方法は、コマセ五目釣りで多いやり方だと思います。
真鯛は海底付近にいる魚となるため、海底からコマセを撒いて同調させるという意味では理にかなった釣り方の一つとも言えます。
私個人的な考え方ではありますが、やっぱり中層からタナを取って真鯛を釣るのがコマセマダイの釣り方だと思っているため、どうしてもこの方法で真鯛を釣り上げたいという気持ちで一杯でした。
マダイはとても警戒心が強い魚であり、船長の指示ダナを守ることが自分自身の釣果に繋がるだけでなく、周囲の方の釣果にも繋がることになりますので、指示ダナを守るように心がけてください。
釣り道具と仕掛けを事前に準備
クッションゴム2mとマダイの仕掛け(タイ魔神仕掛SP2段テーパー(TMSP110))と2本針仕掛けを釣具店まで買いに行って用意しました。
1人2セット程度持参するのが良いと思います。
KM天秤は以前購入したものを、ライフジャケットも持参しました。
釣り竿:SOLID MADAIⅡ 9-250、電動リール:SHIMANO PLEMIO 3000、ロッドキーパーをレンタルしました。
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船宿によっては、すべてレンタル可能で仕掛けも販売している所もありますので、それぞれに合った釣り船を選ぶことをオススメします。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
釣り餌はビシに詰める用と付けエサ用にオキアミを使用します。
コマセ用のオキアミと付けエサ用のオキアミ(ブロック)を解凍して使用します。
マダイ釣りで実際に使用した仕掛けで持参したものです。
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マダイ釣りで使用したKM天秤です。
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サニービシ80号FLです。
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ロングライフクッション(1.2mm/200cm)です。
クッションゴム(ゴムヨリトリ)は、真鯛特有の3段引きと瞬発力をいなす効力があり、ハリス切れのリスクを軽減するために必須となります。
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タイ魔神仕掛SP 2段テーパー(ハリス全長12m)の1本針(閂マダイ9号)です。
ハリス全長10m(今回真鯛をゲットできた際の仕掛け)もオススメです。
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過去2回真鯛のバラシがありましたが、その際に使用した仕掛けは、ハリス3号8mの2本針(閂マダイX8号)の525GLOWビーズ付きの仕掛けです。
こちらは2段テーパーではないのですが、ハリスの細さと2本針による誘い時のリアクションバイトを狙って使用しました。
コマセマダイ釣りの1本針仕掛けのイメージ図です。
コマセマダイ釣りの2本針仕掛けのイメージ図です。
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速2.2mとなっており、天気予報は曇りで、風は少しありますが釣り日和ですね( ´∀` )
ただ最近真鶴の海では澄み潮ということもあり、真鯛の反応はるものの釣りづらい(警戒したマダイがオキアミを食べてくれない)状況が続いている旨、事前に釣り船のホームページから確認していましたので、どうなるかなぁって感じですね。。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
12時30分~17時30分までの潮流時間を見ると、12時30分~13時40分が潮の流れが良い時間帯で、上げ潮から下げ潮になっていくことを頭に入れておきました( ´∀` )
今回は、大潮という潮が速く動くような感じで、釣果も期待できそうですね。。
前日は満月が出ていたため、夜にマダイが動いて捕食しやすくなると想定していますので、午後にはマダイのお腹も減ってきて付けエサのオキアミを食べてくれることを願ってました!
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付します
今日も気持ち早めに船宿に着きました!
船長から、左舷のミヨシでやってみようと言われたため、そうすることにしました。
私個人的にもいつもやっている左舷のミヨシの方が慣れていたため、よかったです!
船に乗って準備していいよ!と言われました。
いつもレンタルしていた釣り竿(電動リール)とは違い、コマセマダイ専用竿(電動リール)をレンタルすることができました!
何だかちょっとテンション上がりました(^^♪
コマセマダイ釣りは、トモ側の釣り座が有利となることもありますので、トモ側が空いていたら釣り座を確保するのがオススメです。
但し、潮の状況(潮上か潮下か等)によっても左舷側と右舷側どちらを選択するかというのもありますので一概には言えません。
どの釣り座でもチャンスはありますので、釣行日の真鯛運が良いことを祈りましょう!
出船前準備
出船前にコマセマダイ釣りの準備をしました。
氷、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミを船長から受け取りました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型で長持ちするため、嬉しかったです!
ロッドキーパーのセッティング、釣り竿と電動リールのドラグ調整、ビシ天秤仕掛けの準備、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミの解凍をしました。
PEラインのサルカンにビシ天秤を繋ぎ、ビシ天秤の仕掛けを付ける側にゴムヨリトリ(クッションゴム)を装着してから仕掛けを繋ぎました。
最初は長いハリスの扱いも難しかったですが、もう慣れちゃいましたね( ´∀` )
クッションゴム2mと仕掛けが10mで全長12mとなりますが、今回10mの仕掛けはストレートハリスではなく、6mと4mを分ける所にスイベルを接続した2段テーパーであるため、仕掛けが絡みづらいだけでなく、スイベルを支点として付けエサがコマセと同調しやすいようになっているため、安心できました。
市販のストレート仕掛けを最初に使用する時は、クルクルまるまっていることもあって、ハリスにクセがついていて絡みやすいため、しっかりと引っ張って真っすぐなるように準備します。
念のため、バケツに海水を入れておき、その中にハリスを入れておくことで、移動中などに仕掛けが絡まないようにしました。
同船されている方が少ない場合は足元に水を撒いて置き、その上にハリスを馴染ませるなど、オマツリ防止の方法として考えても良いと思います。
コマセマダイ釣り竿(SOLID MADAIⅡ 9-250)です。
コマセマダイ電動リール(SHIMANO PLEMIO 3000)です。
コマセマダイロッドキーパーです。
コマセマダイ釣り(ビシ80号天秤仕掛け)です。
コマセマダイFL80号ビシ調整(上窓全開下窓2cm開)したものです。
コマセマダイ釣り餌(オキアミ)ですが、海水は不要で自然解凍でOKでした!
付けエサのオキアミの尻尾を切って、オキアミの尻尾から背中を這わせてお腹側へ釣り針を抜き刺します。
マダイ釣り餌(付けエサ用オキアミ)ですが、こちらは海水で解凍しました。
電動リールのドラグ設定(ラインをひっぱったらスムーズに出ていくように)調整しておきます。
出船前準備完了です!
出船
コマセマダイ釣りのポイントとなる真鶴沖まで船長が連れて行ってくれます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
指示ダナは、ポイントによって違って幅広く、20m~70mでした!
マダイ釣りの最初のポイントから深いタナだったので、目視でPEラインの目印を確認しながらタナを取るようにしました。
電動リールのカウンタは誤差が生じるため基本使用しませんが、最新の電動リールではカウンタの誤差がほとんど出ないものもありますので、あくまでも参考程度に見て頂ければと思います。
マダイの釣り方は船宿によって様々ですが、マダイはハリス3~4号8~12mを使用しました。
ビシは上窓全開、下窓2cm程度で実施しました。
ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
次に、付けエサはオキアミを1尾付けます。
置き竿にしてリールのPEラインをサミングしながら、ビシカゴ、クッションゴム、仕掛け(ハリス)の順番で投入します。
一番最初に投入する時は、ハリスが絡まないように、できる限りゆっくり投入するようにします。
指示ダナが25mの場合、ハリスは10mを使用したのですが、30m(指示ダナ:25m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、釣り針ではなくビシとなりますので注意してください。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間となります。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ25mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から持ち上げてから、2.5m(2m,2m,1mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
これを2回繰り返せば、指示ダナの25mに到達するため、置き竿にしてマダイのアタリが出るのを待ちます。
今回は真鯛の反応は見えるものの澄み潮のせいか、なかなか真鯛が口を使ってくれずで、ポイント移動を繰り返していました。
船長もこういう時は何とも言えない心境なんだろうなぁと思いつつ、何とかマダイを釣りたいと思っていました。
深いポイントではマダイはヒットせずでしたが、浅いポイントでコマセを撒いてしばらく待っていたらアタリがありました。
マダイ特有の3段引きだったため、少ないチャンスをモノにするべく、慎重にやり取りを続けていました。
上がってきたのは待ち焦がれていたマダイでした!
大きさはさほどではなかったものの、貴重な一尾が釣れて本当に嬉しかったです( ´∀` )
よし、この調子で真鯛をゲットするぞ!と思ってチャレンジしたのですが、オキアミの頭だけ取られていたり、オキアミがなくなっていたりというのはあったのですが、残念ながらアタリを出せずでした(;^ω^)
今回初めて2段テーパー仕掛けを試しましたが、効果ありましたね(^^♪
【コマセマダイ釣り】(2021/12/18)真鶴港国敏丸
コマセマダイ釣りに行った際の動画をアップしました!
これまでのコマセ真鯛釣りでのアタリの取り方、バラシの際の動画もまとめています。
よかったら見てください。
帰港
マダイ1尾、アマダイ1尾、イトヨリダイ1尾が釣れました!
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシに残ったオキアミを洗い流したり、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤とクッションゴムと仕掛けを取り外しました。
周囲は真っ暗で、船内ライトが灯りました。
今回もコマセマダイ釣りは難しかったのですが、そんな中でも貴重な一尾をゲットできたことは嬉しいです。
澄み潮の状況が改善されて真鯛釣りの最高のコンディションとなった時に、またコマセマダイ釣りに挑戦したいと思いました。
いろいろ勉強になってよかったです!
釣れた真鯛の炙り刺身を作りました
真鯛は何の料理にも相性が良いのですが、真鯛の炙り刺身は絶品です(๑╹ڡ╹๑)
釣れた真鯛、甘鯛、イトヨリダイで贅沢丼を作りました
鯛めしを作りましたが、せっかくなんでアマダイの刺身とイトヨリダイの炙り刺身をトッピングして食べることにしましたが、めちゃ美味かったです(゚д゚)ウマー