イワシの泳がせ釣り(2020年11月08日・釣り船(真鶴港富丸))
2020年11月08日(日曜日)に釣り船(真鶴港富丸)にて、半日船(午後船)のイワシの泳がせ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
イワシの泳がせ釣りって何なのか分かりますか?
びっくりするかもしれませんが、生きたイワシを海底から1m位で泳がせて釣るんです( ´∀` )
実際の釣り方は、ヒラメ、ワラサ、イナダ、ハタ、カサゴなどのフィッシュイーター(小魚を食べる魚)に、泳がせているイワシをパクリと食べてもらうという釣りです!
イワシの泳がせ釣り釣行日記(釣行日前)
今回は一人で行ってきました。釣行日前にやったことを記載します。
真鶴港釣り船富丸のホームページで、既にイワシの泳がせ釣りの乗合予定が入っている日に予約を入れました。
釣り竿、手巻きリール、ライフジャケットはレンタルでお願いしました。
仕掛けとオモリを事前に準備する必要があったので買っておきました。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にして頂けたら幸いです。
今回使用した仕掛けとオモリ
イワシの泳がせ釣りで実際に使用した仕掛けは、以下のものを事前に買って持っていきました。
- 船極ヒラメ・青物 固定式シングルフック 2本鈎×2 SD190 親針17号/孫針12号−ハリス6号【ゆうパケット】
- ハヤブサ(Hayabusa) 目玉集魚シンカー 舵型60号 ブルーパール
- 景山 六角 1kg詰パック 60号
今回オモリを多めに持っていった理由は、根(ごつごつした岩などの障害物)が多いポイントにイワシを泳がせることになるため、根に引っかかって仕掛けやオモリがなくなってしまう可能性が高いためです。
今回の釣行後にオモリの重要性がとても高いことが分かりました。
イワシの泳がせ釣りの仕掛けのイメージ図です。
海の天気予報を確認
12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速3m以下となっているため釣り日和になると思いました。
詳しくは、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方を参考にして頂けたら幸いです。
潮流時間を確認
12時~18時までの潮流時間を見ると、あれ、書いていないけど大丈夫なのって思いませんか?
潮がよく動く時間帯をピックアップして分かりやすく記載してあるんです( ´∀` )
13:03が満潮となっており、波形がなだらかで潮汐が下がっていくのが分かるかと思います。
ヒラメは下げ潮で、潮がゆっくり流れている時の方が釣りやすいのではないか?と仮説を立てて、あえてこの時間帯を選んで釣りに行ってみることにしました。
理由は、満潮時は潮位があり小魚が岸にいることができますが、潮が下げて引いてくると小魚は岸にいられなくなり沖に向かって泳いでいくためです。
餌となるイワシが沖に向かってゆっくり泳いで出てくるのをヒラメが狙っているのではないか、特に今回は潮がゆっくり下げていくように見受けられたため、チャンスなのではないかと思いました٩(ˊᗜˋ*)و
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
イワシの泳がせ釣り釣行日記(釣行日当日)
海の天気予報を確認
念のため、釣行日当日に12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速3m以下となっているため釣り日和になると思いました。
時間の変化と共に風速予報も変わるため、釣行日当日に確認してみてください。
海の天気は変わりやすいんですよね(;^ω^)
詳しくは、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方を参考にして頂けたら幸いです。
出船前準備
12時に富丸さんの船の場所に到着しました。
船長から、釣り竿(手巻きリール付き)、ロッドキーパー、ライフジャケットを受け取った後、出船前に準備をしました。
ロッドキーパーに釣り竿(手巻きリール付き)設置(仕掛けやオモリのセットも完了)、ライフジャケット着用、手巻きリールのドラグ設定に問題ないことを確認しました。
いざ出船!
イワシの泳がせ釣りのポイントまで船長に連れて行ってもらいました。
イワシの泳がせ釣りの方法は、船がポイント(海底がごつごつした岩場や根がある場所など)についたら流しの釣り(船を潮の流れに任せて魚にアプローチする釣り)になります。
生け簀からイワシ数尾をタモでバケツに移動させた後、イワシを素早く針につけます。
イワシの針の付け方【背がけ】のイメージ図です。
親針をイワシの上あごに通し、孫針をイワシの背中にかけます。
オモリ、イワシを投入するようにして、リールの糸を親指で抑えつつゆっくり海底まで落とし込みます。
ゆっくり落とす理由は、オモリにイワシがひっぱられるため、早く落とすとイワシが弱ってしまうからなんですよね(´;ω;`)
海底まで到達したら糸ふけを取り1m糸を巻き上げます。
ポイントの地形に合わせてオモリが海底につく度に1m糸を巻き上げて待ちます。
いつの間にか海底から3~4メートル上がってしまっている時もあるため、あたりがない場合は一度海底に落としてから1m糸を巻き上げて待つようにします。
海底から1mの位置をキープすることが大事です。
イワシの泳がせ釣りでは、いろいろな魚が釣れます( ´∀` )
魚によって竿先で感じるアタリが違います。
竿先がちょんちょんって動くときは、魚に狙われてイワシが逃げようとしてあばれたりします。
その時に合わせを入れてはいけないのが、ヒラメですΣ((( つ•̀ω•́)つ
ヒラメがイワシを一回で丸飲みにするケースは稀にありますが、ほとんどの場合は時間をかけてイワシにアタックして最後に丸のみにするというパターンが多いです。
このパターンがヒラメ40秒と言われていますが、ちょんちょんっていうのは前アタリであって、竿先が大きく引き込まれるまで待っていた方が確実だと思います。
今までの経験上ではアタリが確信に変わるまでは合わせを入れるのを待つようにしています。
魚のアタリがなかったり、竿先がちょっと揺れてしばらく何も反応がない場合は、一度仕掛けを回収してイワシが生きていること(傷がついていたり、生きていなかった場合は交換します)を確認します。
今回は、目玉集魚シンカー60号のオモリを付けていた時にイナダを釣り上げることができましたが、根がかりしてオモリがなくなってしまった後に交換したオモリではほとんどアタリがなくなってしまいました(´;ω;`)
魚の目の前にイワシを落とし込めれば問題はないはずなのですが、今回ヒラメを釣り上げた方は、蛍光タイプの銅付きオモリを使用していました。
蛍光タイプの銅付きオモリは海中の紫外線を吸収して反射する仕組みになっているため、魚がイワシに気がつきやすくなります。
特に夕方は日が落ちるのも早かったため、海中が真っ暗だとイワシが泳いでいても魚に気がついてもらえない可能性があります。
次に泳がせ釣りに行った際は、蛍光タイプの銅付きオモリで試して見たいと思っています。
船中ヒラメは3尾釣れていました。
釣果はイナダ1尾でした( ´∀` )
ヒラメは下げ潮で、潮がゆっくり流れている時に釣れることが分かりました。
【真鶴沖でイワシの泳がせ釣り】(2020/11/08)真鶴港富丸
真鶴沖でのイワシの泳がせ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港した後、帰りは船長に真鶴駅まで送って頂きました。
車中では、イワシの泳がせ釣りのコツについて確認しました。
次回こそヒラメを釣り上げるとお話して、船長にお礼を言って帰宅しました。
釣ったイナダの刺身をつくりました
イナダの刺身を作って食べました。
釣れた日にイナダの刺身を食すことができて、とても美味しかったです (゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-
真鶴の海の恵みに感謝いっぱいです。