ムギスルメイカ釣り(2023年5月27日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))
2023年5月27日(土曜日)に金沢八景一之瀬丸にて、一日船のムギスルメイカ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
イカはいろいろな種類がいますが、今回は時期的に、ムギスルメイカ船となりました。
スルメイカを知っていますか?
スルメイカは、スーパーの生鮮食品売り場で販売されていることがありますが、新鮮なものは、透明色(生きている時)>褐色>白色という感じで鮮度が分かります。
スーパーでは生きた状態のスルメイカをお目にかかることは難しいかもしれませんが、白色より褐色の方を選んだ方が良いと思います。
今回のムギスルメイカ釣りはどんな釣りなのでしょうか?
ムギイカってどんなイカなのか想像できますでしょうか?
私も今回初めて沖イカ釣りにチャレンジすることになったので、聞きなれないムギイカというのは何なのか気になって調べてみました。
実を言うと、スルメイカの若い小さなイカがムギイカと呼ばれていて、農業で言うとちょうど麦の収穫期に釣れるということで、ムギイカと呼ばれいます。
一つ勉強になりましたね!( ´∀` )
スルメイカの一生は短く、寿命は1年なんだそうです。
どれだけ1年を悔いなく生きれるかって感じですね。。
あとスルメイカの釣り方と誘い方を考えていくうえで、スルメイカがどんな性格なのかを知っておくと良いと思います。
さて、スルメイカの性格というと、良く動いてとても攻撃的のようです。
つまり、スルメイカは裏を返せば好奇心が旺盛でアタックしてくると言えます。
今回は友人とムギスルメイカ釣りにチャレンジしたのですが、油断していると噛みついてきますし、水を張ったバケツに入れておくと、ジャンプしてきたんですよ!(;’∀’)
なんて元気なんだなぁという感じですね!
イカ料理って美味しくて最高ですよね!
釣れた後に船上でイカを捌いて干す「イカの船上干し」、ジップロックに汁を入れてから生きたイカを入れた「イカの沖漬け」がありますが、今回はスルメイカの沖漬けを作ってみたいと思いました。
イカは1年を通して楽しめる釣り物ですが、スルメイカは5月~9月頃が旬です。
これから暑い夏に向かって盛り上がっていきましょう⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴⤴
スルメイカってどんな魚か気になるって方は、スルメイカを見てもらえたらと思います!
出船前に撮影した船と周囲の景色です。
天気は快晴で釣り日和ですね( ´∀` )
人生初の沖イカ釣りはムギスルメイカ釣り!とても楽しみです。(^^♪
ムギスルメイカ釣り釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速1.6mとなっており、釣り日和って感じですね(^^♪
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
剣崎沖の潮流時間がなかったので、横須賀の潮流時間を参考にしています。
10:32~13:45までが潮の流れが良いことが分かりますね!
潮周りは小潮ですが、チャンスはあると思います。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したムギスルメイカ釣りプラズノ仕掛け
今回使用したムギスルメイカ釣りのイカサビキ仕掛けとオモリ150号です。
ムギスルメイカ釣りでは、何といっても投入に慣れるまでが大変です。
イカ釣り投入器にオモリとプラズノを入れます。
オモリから上に向かってプラズノが4つ付いているイカサビキ仕掛けを使用する場合、竿から一番遠い筒にオモリ、プラズノ4つをそれぞれ、入れていきます。
船長の合図にて投入する前にオモリは、投入器からあらかじめ出して置き、投入の合図があったら沖に向かってオモリを投げます。
オモリの投げ方ですが、釣り人との間隔によりますが、気持ち少し風上側に投げます。
ムギスルメイカは海底にいたり、例えば80m~100mというような範囲にいます。
今回は船宿にて、ムギスルメイカ釣りで必要なイカサビキ仕掛け(ブランコ仕掛け)、オモリ150号を購入しました。
ムギスルメイカ釣り用の仕掛けを使用してムギスルメイカ釣りをする際にオススメな釣り具です!
釣れたイカ持ち帰り用のイカ袋(又はジップロック)、竹串(船上干し用)、めんつゆ(沖漬け用)なども用意しておいた方がよいです。
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ムギスルメイカ釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
事前にタックルのレンタルの予約をしていたからか、電動リールとロッドキーパーをセットして頂いておりました。
とてもありがたかったです!(*´▽`人)
乗船前に氷を、乗船後に船長から釣り竿(電動リール追記)を受け取り、投入器、海水用のバケツを準備しました。
長靴とライフジャケットは持参したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
ムギスルメイカ釣りで使用した釣り竿と電動リール(ロッドキーパー付き)です。
ムギスルメイカ釣りで使用したイカヅノ投入器(オモリ、イカヅノが入っています)です。
ムギスルメイカ釣りで使用する釣り竿と電動リール、PEライン(5号)は以下がオススメです!
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釣り竿(電動リール(ロッドキーパー)付き)、イカサビキ仕掛け(ブランコ仕掛け)のセット完了、ライフジャケット着用、電動リールのドラグ設定(フルロック:きつく締める)に問題ないことを確認しました。
出船
ムギスルメイカ釣りは、人生初チャレンジになります。
沖イカ釣りはいつかやってみたい・・・という感じで、ずっと実現していませんでした。
いろんな釣りを体験してきた私にとって、今年はイカ釣りをやってみたいという気持ちが高まっていました。
初心者でイカ釣りが上手くできるのか、そして釣れるのかという不安な気持ちもありつつも、ワクワク感の方が勝っていました!O(ˊ▽ˋ*)oワクワク
ムギスルメイカの釣り方(ブランコ仕掛け(イカサビキ仕掛け))について説明します。
ムギスルメイカ釣りにおける電動リールのドラグ設定は、フルロックで問題ありません。
ムギスルメイカのブランコ仕掛けでの釣り方ですが、まず電動リールのクラッチレバーを切っておき、船長の合図でオモリを前方に投げたら、投入器からプラズノが勢いよく出ていきますので、電動リールをサミングしながら置き竿から持ち竿に切り替えます。
船長のタナの指示は2パターンになります。
海底から誘っていくパターンと下層から海底まで誘っていくパターンになります。
まず、海底から誘っていくパターンですが、オモリを海底に着底させます。
オモリが海底に着底したら、オモリを海底から離してから、釣り竿を海面からシャープにスッと真上に持ち上げて3~5秒程度待ちます。
竿先を見てムギスルメイカがのっているかを確認し、のっていたら一定の速度で巻き上げてきます。
ムギスルメイカがのっていなかったらすっと海面までおろして3~5秒程度待ちます。
アタリがなければ、50cm~1m巻き上げる動作を繰り返します。
オモリが着底したと同時に、ムギスルメイカのアタリがある場合もあります。
次に、下層から海底まで誘っていくパターンですが、80m~100m(海底)だとします。
80mの所まで到達したら、釣り竿を海面からシャープにスッと真上に持ち上げて下げるタイミングで50cm~1m落とす動作を繰り返します。
ムギスルメイカのアタリについては、竿先にコンコンというノックされる感じの場合もありますし、手持ち竿にしているとオモリ150号よりも重くなる場合があります。
ムギスルメイカのアタリがあったら、アワセは入れずに一定の速度でゆっくり巻き上げてきます。これがアワセになります。
思いっきりアワセを入れるとムギスルメイカがバレる可能性があるため、注意が必要です。
特に指示ダナの範囲内についてはゆっくり巻き上げるというのがポイントで、ムギスルメイカが他のプラズノにアタックしてきて追い喰いを狙えると思います。
今回は投入器とブランコ仕掛けの取り扱いに慣れるのが大変でした。
あと取り込みの時ですが、釣り竿を電動リールにセットした時に仕掛けが緩むとムギスルメイカのバラシに繋がる可能性がありますので、海面に仕掛けが近づいて電動リールが止まるタイミングでハリスを手繰ってプラズノを回収します。
ゆっくりで大丈夫ですので、ハリスを弛ませないように取り込む必要があります。
また、取り込みの際に釣り竿をロッドキーパーにかけず手前に竿を引いて、ハリスを弛ませないように取り込むやり方もあります。
プラズノ4つであれば良いのですが、プラズノをもっと増やすとなると、取り込み方にも工夫が必要だと思います。
プラズノも1.5m間隔に付いていますので、船内に取り込む際に手前マツリしないように注意しましょう。
以上が、ブランコ仕掛けでのムギスルメイカ釣りの基本的な流れになります。
船長から釣り開始のアナウンスが流れました。
金沢八景から剣崎沖まで少し走ってから、剣崎沖でのムギスルメイカ釣りになりました。
乗船前に船長から釣り方を教えてもらう時間がなく、どのように誘って釣るべきか分かりませんでしたが、実践で教えて頂けました。
船長のムギスルメイカの誘い方をアレンジして2段モーションでしゃくってみたり、誘うスピードを変えてみたりしました。
ほんと、学びが多かったのですが、ムギスルメイカ船を初挑戦される際は、まずはプラズノ4つを使用して慣れることが大事です。
1日繰り返し繰り返しやっていくうちに、プラズノ4つのブランコ仕掛けの扱いに慣れることができました。
海底からと下層からムギスルメイカをゲットできたのはもちろんですが、多点掛けに成功したのもとても嬉しかったです!
次回チャレンジする際は、プラズノの数をもう少し増やしてやってみたいと思っています。
プラズノの本数が多い方がムギスルメイカの釣果には期待できると思いました。
海底から誘うにしても下層から誘うにしても、ムギスルメイカの泳いでいる場所を探れるのかが全然違うからです。
最初の方は潮も動いていない感じで難しかったですが、潮が動き始めたら、周囲の方もムギスルメイカを釣り上げていました。
あとプラズノの色や長さについても、いろいろ試せたらと思っています。
また、ブランコ仕掛けの他には直結仕掛けもありますので、チャレンジできたらと思っています。
ムギスルメイカ釣りのイカサビキ仕掛け(ブランコ仕掛け)のイメージ図です。
ムギスルメイカ釣りで使用したブランコ仕掛け(ハリス3号、イカヅノ11cm、ツノ間1.5m、オモリ150号)を使用してチャレンジしました。
ムギイカ、スルメイカの多点掛けに成功しました!
この時のムギイカ、スルメイカのアタリは竿先の反応も分かりやすくノックされる感じでした!
【剣崎沖でムギスルメイカ釣り】(2023/5/27)金沢八景一之瀬丸
東京湾(剣崎沖)でのブランコ仕掛けを使用したムギスルメイカ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。
釣果はムギスルメイカ4杯でした。
初挑戦で1日でムギスルメイカ4杯は健闘した方ですかね(;’∀’)
もっと一杯釣りたかったなぁというのが本音ですが、何よりもムギスルメイカの釣り方と誘い方を勉強できてよかったです。
ムギイカ、スルメイカの沖漬けの刺身を作りました
釣り終了から帰港するまでに、ジップロックにめんつゆを入れた状態にして、ムギスルメイカを入れて密閉し、クーラーボックスに入れて持ち帰った日にムギイカ、スルメイカの沖漬けの刺身を食べましたが、ムギスルメイカにしっかり味がしみ込んでいて、めちゃめちゃ美味しかったです!(●>艸<)美味!!
ムギイカ、スルメイカの刺身を作りました
ムギイカ、スルメイカの刺身は、甘かったですね!美味しい!(๑╹ڡ╹๑)
ムギイカ、スルメイカのイカワタとじゃがいもの炒めを作りました
せっかくなんで、イカワタを使った料理も作ってみたいと思いました。
まずフライパンを温めて、バターを入れてからイカを入れてイカワタ(酒大さじ1杯入れてます)を絡め、じゃがいもと炒めて醤油を少々入れて炒めたら完成です!
イカとジャガイモって意外と合いますね!(〃)´艸`)
ムギイカ、スルメイカのイカワタを使ったチャーハンを作りました
フライパンを温めてバターを入れてから、イカと青ネギを少し炒めてからご飯を入れて炒め、イカワタ(酒、醤油、マヨネーズ)を入れて炒めたら完成です。
味見をして好みで塩を一つまみ入れても良いです!
久々にチャーハン作ったのもありますが、イカワタは調味料としても合いますし、イカワタチャーハンはとても美味しかったです!(ฅ́˘ฅ̀)♡
ムギイカ、スルメイカの塩辛を作りました
ムギイカ、スルメイカの塩辛を作ってみました!
美味しくできてご飯が進みました( ´∀` )
ムギイカ、スルメイカの沖漬け丼を作りました
ムギイカ、スルメイカの沖漬け丼、思いついちゃいましたね( ´∀` )
いやぁ。ほんと、めちゃめちゃご飯と合う感じでとっても堪能できました!( ゚Д゚)
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