マダコ釣り(2024年6月2日・釣り船(金沢八景一之瀬丸))
2024年6月2日(日曜日)に金沢八景一之瀬丸にて、一日船のマダコ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
2024年も遂にマダコ釣りが解禁となってから2日目ですが、東京湾(横浜沖~川崎沖)でのマダコ釣りに行ってきました!
マダコってどんな生き物なのでしょうか?
マダコって言われてもピンと来ないかもしれないですが、タコと言えば分かると思います。
スーパーに行くと、刺身やお寿司のネタとしてタコが売っていることがあります。
スーパーで販売されているタコは茹でたタコですが、生のタコが売っているとしたら市場となります。
新鮮な生のマダコを釣り上げることができるのは釣り人の特権ですし、その日のうちに食べることができるのは嬉しいです(*^^*)
マダコが釣れたら刺身、唐揚げは作りたいですが、料理のバリエーションはいろいろあって最高です!
マダコ釣りとえいば、タコ漁師が思い浮かぶと思いますが、伝統的には蛸壺を仕掛けてタコを捕まえる方法と、テンヤ仕掛けでタコを捕まえる方法がありますが、最近はルアー、いわゆるタコエギ仕掛けでの釣りが広まってきており、気軽にマダコ釣りを楽しめるようになって人気も急上昇しています。
マダコ釣りでは、誘っては待つというやり方をする必要があるため、忍耐力が必要になる釣りです。
マダコは動きが速いですし、吸盤でくっついたら離れづらい感じになります。
マダコを捕獲したら、ネットに格納して逃げられないようにする必要があります。
マダコってどんな生き物か気になるって方は、マダコを見てもらえたらと思います!
マダコ釣り釣行日記(釣行日前)
船宿にマダコ釣りに行く日と人数について電話で事前予約を入れておきました。
海の天気予報を確認
8時~14時までの海の天気予報見てみると、風速2.2mとなっていますので、風は問題なさそうです。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
潮流時間を見てみると、9:32~11:58までが潮の流れが良いことが分かりますね!
潮周りは若潮となり、潮が若返るタイミングであまり潮が流れない状況ですが、チャンスはあるかなという感じですね。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したマダコ釣りのエギタコ仕掛け
今回船宿で購入して使用したマダコ釣りのエギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、レッツライド:グリーン4.0号、オモリ25号)です。
昨年マダコ釣りにチャレンジした際のエギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、タコエギ(オクトパスタップ:オールピンク4号、レッツライド:パープルイエロー3.5号)も一通り持参しました!
今回は船宿で購入したエギタコ釣りの仕掛けから使用してチャレンジすることにしました!
以下は、マダコ釣りをする際にオススメな釣り具一式になります。
マダコ専用ネット(洗濯用ネットで代用できます)として、マダコが釣れた時にマダコが逃げないように格納するために必須となります。
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マダコ釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
出船前、船宿に到着してから最初にやることは、マダコ釣りの席札(釣り座は基本的に早い者勝ちです)を取ってから、釣り物(マダコ釣り)を伝えて受付をしてから乗船名簿を書きます。
その後に、船代とレンタル代(釣竿、リール)と仕掛け代を含めた 乗船代金を船宿に支払います。
乗船前に、氷を受け取ってから、マダコ船へ乗船して席まで移動って感じですね!
船宿のスタッフから、釣り竿(手巻き両軸リール付き)を受け取り、乗船券と席札を船長に渡しました。
長靴など一部有料で借りられるものもありますが、ライフジャケットは持参したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
マダコ釣りで使用した釣り竿と手巻き両軸リールとロッドフォルダ―です。
マダコ釣りで使用する釣り竿と両軸リール、PEライン(2.5~3号)、フロロカーボンライン(10号)は以下がオススメです!
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釣り竿(手巻き両軸リール付き)、タコエギ仕掛けのセット完了、ライフジャケット着用、手巻き両軸リールのドラグ設定(フルロック:きつく締める)に問題ないことを確認しました。
出船
マダコ釣りは3回目の挑戦になります。
いよいよマダコ釣り解禁だぁということで、なんだかんだ毎年マダコ釣りにチャレンジしています。
マダコ釣りはシンプルですが、マダコが釣れた時は感動、歓声が上がるほど、熱くなります!O(ˊ▽ˋ*)oワクワク
マダコ釣り解禁日翌日ということもあって、満席でした!
アタリもいろいろありますが、根掛かりのようなアタリもあれば、ちょっと竿がしなる感じ、チョンチョンという感じになるアタリもあります。
これはマダコの大きさによっても変わってきます。
マダコがヒットした時に巻き上げてくると、タコエギ仕掛け+オモリの重さでの竿の曲がり方とはちょっと違う感じになるので、その時はとても嬉しいです!
マダコの釣り方(タコエギング)について紹介します。
マダコ釣りでは、両軸リールのドラグ設定をフルロックにします。
マダコは重みがある生物ということもあり、ドラグ設定をフルロックにしないと巻き上げられないからです。
船長にマダコ釣りのポイントまで連れて行ってもらったら、まずは船下に仕掛けを下ろして10秒程度、釣り竿をシェイクして5秒程度止める(マダコがタコエギ仕掛けにアタックする間を与える)という感じでアタリを見ます。
アタリがなければ、マダコをエギタコ仕掛けを前方(気持ち風上側の方)にキャストします。
海底までオモリが着底したら糸ふけを取り、10秒程度、釣り竿をシェイクして5秒程度止めるを繰り返します。
アタリが無ければ竿を持ち上げて下ろすという感じで、うまくマダコがいるポイント、目の前に仕掛けを落とすことができれば、ズドンという感じでアタリがある時もあります。
マダコ釣りで注意しないといけないのは、オモリを引きずってはいけないということです。
マダコは岩礁帯に生息していますので、地形的には根が多いわけです。
そのポイントでオモリを引きずるということは根掛かりのリスクが上がってしまうということになりますので、注意が必要です。
適度に竿を上げ下げして、根掛かりしないように注意してください。
根掛かりしてしまった時は、根掛かりを外そうとして思いっきり竿を振り上げる人、引っ張る人がいますが、地球にアワセを入れるのと一緒です(;^ω^)
根掛かりの外し方はシンプルで、PEラインを張らず緩めずのような感じを繰り返していると意外と外れたりするので試してみて下さい。
何度か誘ってもアタリがない場合は、スーッと竿を持ち上げてからゆっくりフォールさせます。
マダコのアタリがなければ、キャストを繰り返してマダコのアタリを待ちましょう。
マダコ釣りの仕掛けは、たこスナップ、タコエギ、オモリに分けられます。
たこスナップについては、タコエギを付けられる個数がいろいろあるのですが、個人的には2つ付けられる感じのものにしています。
あまり多すぎると重すぎて、マダコの繊細なアタリが分かりづらくなるのではないかと思うためです。
タコエギ仕掛けは、明るい時は暗めのカラー、暗い時は明るめのカラー、振ったら音が出るタイプのものを使っています。
オモリは25~30号ですが、潮の流れによって使い分けます。
潮の流れが速く、近くの方とオマツリするような場合や着底した感覚が分かりづらい時は、オモリの重さを調整します。
マダコ釣りでの誘い方ですが、海底をオモリで小突く回数、スピード、間の取り方、竿を持ち上げて下ろすというやり方もあります。
マダコが海底にいるため、海底にオモリがある状態で、マダコを誘うのがコツです。
マダコのアタリがあった時のアワセは聞きアワセしてから、ラインを弛ませず巻き上げます。
海面にマダコが見えたらリールを巻くのをやめて、釣竿の胴の部分を掴んで持ち上げて船内にマダコを取り込みます。
マダコを船内に取り込む際にも注意が必要となるのですが、船から少し離れた状態から取り込むようにしてください。
せっかく釣れたと思ったマダコが船べりに張り付いて、そのまま海へと帰っていくとなると、ショックですよね(;’∀’)
マダコを取り込んだら、素早くネットの中に格納して海水に浸して活かしておけばOKです。
以上が、エギングでのマダコ釣りの一連の流れになります。
船長から釣り開始のアナウンスが流れました。
今回のマダコ釣りのポイントは、東京湾(横浜沖~川崎沖)になります。
今回試したのは、オモリ25号、エギタコ(パープルイエロー3.5号、レッツライド:グリーン4.0号)になります。
パープルイエローとレッツライドグリーンは、振ったら音が鳴るタイプのやつで、マダコへのアピールが効果的です。
最初は羽田空港近くの岩礁帯で何度かマダコを狙っていましたが、無事ゲットできました!
サイズは小さかったですが、貴重な一杯になりました。
まさかこれが最初で最後のマダコになるとは思ってもみませんでした。
なんかよく分からないですが、この日のマダコ釣りは船全体で見ても、かなり釣果的には渋い状況でした。
左舷の方が一人5杯釣った方がいらっしゃいましたが、右舷側はほぼ沈黙でした。私は右舷側でした。
今回前回から成長したなと実感できたのは、仕掛けを一回も根掛かりとかでなくさなかったということです。
今回、たまたまですが、隣の方が週刊つりニュースの記者の方で、写真撮影していただきました。
近々雑誌に掲載されるかもしれないので、よかったらチェックしてみてください。
マダコ釣りの仕掛けのイメージ図です。
エギタコ仕掛け(たこスナップダブルのMサイズ、タコエギ(オクトパスタップ:オールピンク4号、レッツライド:パープルイエロー3.5号、レッツライド:オレンジゲット3.0号、レッツライド:グリーン4.0号)、オモリ25~30号)を使用してマダコ釣りにチャレンジしました。
【東京湾でマダコ釣り】(2024/6/2)金沢八景一之瀬丸
東京湾(横浜沖~川崎沖)でのマダコ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。
釣果はマダコ1杯でした。
マダコ釣りが忍耐力が必要な釣りということは分かってはいるのですが、アタリが感じられない状況でつらかったですね。
またマダコ釣りにチャレンジしたいと思います。
マダコの刺身を作りました
マダコの頭と胴体とゲソの部分を刺身にしていただきました!絶品でした!(๑╹ڡ╹๑)
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