コマセマダイ釣り(2022年1月29日・釣り船(真鶴港国敏丸))
2022年1月29日(土曜日)に釣り船(真鶴港国敏丸)にて、午後船のコマセマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセマダイ釣りをしたことがありますか?
海老で鯛を釣る!ということわざがあるかと思いますが、海老(オキアミ)で高級な鯛を釣るということです(^^♪
オキアミは小さい海老ですが、コマセカゴ(ビシ)にオキアミを入れて、釣り針にオキアミを付けて釣ります!
イメージとしては、コマセカゴ(ビシ)からオキアミを撒いて、海中に漂うオキアミの中の一つに釣り針を通したオキアミを付けておき、運よく真鯛が釣り針がついたオキアミをご馳走だ!と思って食べてくれたら釣れるっていう釣りなんですね( ´∀` )
マダイという魚を知っていますか?
お寿司屋さん、飲食店でも一度は食べたことがある魚、それが真鯛だと思います。
食べたことがない方は、一度ぜひ食べてみてほしいです!
真鯛は海の王様とも言われており、縁起の良い魚でお祝い事などでも珍重される特別な魚です。
真鯛は一年を通して狙える釣り物ですが、春と冬の時期が特に美味しいです。
春の季節は乗っ込みマダイ(真鯛の産卵期)で大型が狙えて、冬の季節は脂ノリが良くてとても美味いです(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2022年1月29日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
2021年の最後の最後で真鯛を釣り上げることに成功したのですが、その際にお世話になった真鶴港国敏丸さんのホームページからコマセマダイ釣りの出船予定があることを確認した上で、電話にて乗船予約をしました!
コマセ真鯛釣りでは海底からタナを取る方法と、中層からタナを取る方法の2パターンあります。
今回は中層からタナを取る方法でチャレンジしています。
中層でタナを取る方法ではタナ取りが命ですので、船長からの指示ダナを守るように心がけてください。
中層からタナを取る方法については、コマセマダイ釣り(2021年12月18日・釣り船(真鶴港国敏丸))にも記載していますので、よかったら見て頂けますと幸いです。
釣り道具と仕掛けを事前に準備
クッションゴム2mとマダイの仕掛け(タイ魔神仕掛SP2段テーパー(TMSP110))と2本針仕掛けを釣具店まで買いに行って用意しました。
真鶴沖にて、2021年最後のコマセマダイ釣りで試した仕掛けは、上ハリス6号6m、下ハリス4号4mの2段テーパー仕掛けでしたが、2022年最初のコマセ真鯛釣りでは、上ハリス6号6m、下ハリス3号4mを試すことにしました。
1人2セット程度持参するのが良いと思います。
KM天秤は以前購入したものを、ライフジャケットも持参しました。
釣り竿:SOLID MADAIⅡ 9-250、電動リール:SHIMANO PLEMIO 3000、ロッドキーパーをレンタルしました。
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船宿によっては、すべてレンタル可能で仕掛けも販売している所もありますので、それぞれに合った釣り船を選ぶことをオススメします。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
釣り餌はビシに詰める用と付けエサ用にオキアミを使用します。
コマセ用のオキアミと付けエサ用のオキアミ(ブロック)を解凍して使用します。
コマセマダイ釣りで実際に使用した仕掛けです。
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マダイ釣りで使用したKM天秤です。
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サニービシ80号FLです。
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ロングライフクッション(1.2mm/200cm)です。
クッションゴム(ゴムヨリトリ)は、真鯛特有の3段引きと瞬発力をいなす効力があり、ハリス切れのリスクを軽減するために必須となります。
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タイ魔神仕掛SP 2段テーパー(ハリス全長12m)の1本針(閂マダイ9号)です。
ハリス全長10m(今回真鯛をゲットできた際の仕掛け(タイ魔神仕掛SP 2段テーパー(ハリス全長10m)の1本針(閂マダイ8号)))がオススメです。
下ハリスは3号か4号かどちらにするべきかというと、3号がオススメです。
コマセマダイ釣りの1本針仕掛けのイメージ図です。
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速2.3mとなっており、天気予報は曇りで、風は少しありますが釣り日和ですね( ´∀` )
2022年1月も真鶴沖では澄み潮が続いていましたが、下潮の状況が若干変わってきていて、最近の釣果情報を見たら真鯛が上がり始めていたので、チャンスはあると思って臨むことにしました!
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
12時30分~17時30分までの潮流時間を見ると、15時49分~17時30分が潮の流れが良い時間帯で、上げ潮から下げ潮になっていくことを頭に入れておきました( ´∀` )
今回は、中潮という潮が動いて魚が釣りやすい感じで、釣果が期待できそうですね。。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
コマセマダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付します
12時頃までに船宿につけばよかったのですが、11時ちょい過ぎくらいには、現地に着きました!
今回は既に釣り人が乗船されており、空いている所で以前からコマセ真鯛釣りで試してみたかった釣り座であるトモの位置(船の最後方)で釣りをすることになりました!
前回も左舷側で釣れたため、左舷のトモ側にしました。
コマセマダイ専用竿(電動リール)とロッドキーパーをレンタルさせて頂くことにしました(^^♪
出船前準備
出船前にコマセマダイ釣りの準備をしました。
氷(ブロック型)、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミを船長から受け取りました。
クーラーボックスに氷を入れました。
ロッドキーパーのセッティング、釣り竿と電動リールのドラグ調整、ビシ天秤仕掛けの準備、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミの解凍を実施しました。
PEラインのサルカンにビシ天秤を繋ぎ、ビシ天秤の仕掛けを付ける側にゴムヨリトリ(クッションゴム)を装着してから仕掛けを接続しました。
クッションゴム2mと仕掛けが10mで全長12mとなりますが、今回10mの仕掛けは、ハリス6号6mとハリス3号4mを分ける所にスイベルを接続した2段テーパー仕掛けとなりますので、仕掛けが絡みづらいのと、スイベルを支点としてコマセの煙幕に付けエサが馴染みやすいです。
2段テーパーハリスは、ストレートハリスよりは仕掛けが絡みづらいですが、最初の仕掛け投入前には仕掛けが絡むことがありますので、ハリスを引っ張って絡まないように準備をしておいてください。
バケツに海水を入れておき、その中にハリスを入れておくことで、移動中などに仕掛けが絡まないようにしました。
コマセマダイ釣り竿(SOLID MADAIⅡ 9-250)です。
コマセマダイ釣りの電動リール(SHIMANO PLEMIO 3000)です。
コマセマダイ釣りのロッドキーパーです。
コマセマダイ釣り(ビシ80号天秤仕掛け)です。
ビシの上窓は全開にしています。
ビシの下窓は2cm開けています。
オキアミを横に寝かせた時に出ていく位を目安にしています。
コマセマダイFL80号ビシ調整(上窓全開下窓2cm開)としています。
コマセマダイ釣り餌(コマセ用オキアミ)ですが、こちらは船長にて海水で解凍して頂きました。
コマセマダイ釣り餌(付けエサ用オキアミ)ですが、こちらは海水で解凍しました。
電動リールのドラグ設定(ラインをひっぱったらスムーズに出ていくように)調整します。
電動リールのドラグ設定のやり方を事前に確認しておくのはもちろんのこと、指示ダナに持ってきた時に指示ダナをキープできる位でラインがスムーズに出ていくようにドラグ設定をします。
出船前準備完了です!
出船
コマセマダイ釣りのポイントとなる真鶴沖まで船長が連れて行ってくれます。
出船する時は、よしっ、真鯛釣るぞ!という気持ちと、沖に出ていくためのテンションが上がりますね(^^♪
何だかいつもとは違うポイントな気がして、楽しみでした!
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
船長の指示ダナは、ポイントによって違って、50m~80m位のレンジでした!
コマセマダイ釣りの最初のポイントから深いタナでしたが、PEラインの目印を目視で確認しながらタナを取るようにしました。
電動リールのカウンタは誤差が生じるため基本使用しません。
コマセマダイの釣り方は船宿によって様々ですが、ハリス3号10mを使用しました。
ビシは上窓全開、下窓2cm程度で実施しました。
ビシに8分目位オキアミを入れます。
次に、付けエサはオキアミを1尾付けます。
置き竿にしてリールのPEラインをサミングしながら、ビシカゴ、クッションゴム、仕掛け(ハリス)の順番で投入します。
一番最初に投入する時はハリスが絡まないように注意しながら、ゆっくり投入するようにします。
指示ダナが58mの場合、ハリスは10mを使用したのですが、63m(指示ダナ:58m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、ビシとなります。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間となります。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から持ち上げてから、2.5m(2m,2m,1mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
これを2回繰り返せば、指示ダナの58mに到達するため、置き竿にしてマダイのアタリが出るのを待ちます。
久々のコマセマダイ釣りで、指示ダナは最初のアナウンスからあまり変化はなく、船も少しずつポイント移動して真鯛がヒットするポイントを探って頂いている感じでしたね。。
アタリがない状態が続いていましたが、指示ダナが58m⇒56mに変わりました。
この指示ダナが変わる何気ないアナウンスですが、チャンスタイムだと思いました。
指示ダナが上がるということは、コマセを撒いていて海底付近から真鯛が浮上してきてオキアミを食べに浮上してきているということだと思っています。
現在の指示ダナ58mで一呼吸おいてコマセを撒き、56mでコマセを撒き、しばらくしたら、真鯛のアタリがありました!
マダイ特有の3段引きだったため、慎重にやり取りをしました。
ドラグが出ていくようにしていたのと、電動リールのドラグ設定は中速で巻き上げてきました。
度々、電動リールのパワーを持ってしてもラインが巻けないことがあるのですが、真鯛も必死に泳いで逃げようとしていました。
釣り竿を持ちながら、目線の高さ位をキープするような感じで、真鯛が海面に上がってくるようにしました。
海面にビシが見えてから仕掛けを手元に手繰り寄せていると確かな重みがあり、浮上してきたのは真鯛でした( ´∀` )
真鶴沖で真鯛を釣り上げることができて、何よりも2022年最初のコマセマダイ釣りでゲットできたのは、とてもおめでたいことだと思っています。
もう1尾釣り上げたいと思っていたのですが、またもタナ変更でしばらく待っていたらアタリがありました。
中速でラインを巻き上げてはいるものの巻きあげることがなかなかできず、最後の10m位で少しドラグを締めて一気に勝負したのですが、仕掛けを手繰り寄せている時に重みがない。。
これはドラグ設定を途中で変更したからなのか、コマセカゴにビシを置いて一瞬ラインが緩んだ隙にバレてしまったのではないかと思いました(;^ω^)
痛恨のバラシ・・・でした(^^;)
今回は2打数1安打でしたが、2段テーパー仕掛けは効果があるなぁと改めて実感しました( ´∀` )
【コマセマダイ釣り】(2022/1/29)真鶴港国敏丸
コマセマダイ釣りに行った際の動画をアップしました!
コマセ真鯛釣りでの指示ダナ変更時のコマセの撒き方と、真鯛のアタリが取れた際の釣り方について解説していますので、よかったら見てください。
帰港
マダイ1尾が釣れました!
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシを綺麗にしたり、仕掛けを片づけたり、ロッドキーパーの取り外しを行いました。
周囲は暗かったため、船内ライトが灯りました。
忘れ物がないか最終チェックをし、下船しました。
今回もコマセマダイ釣りは難しかったのですが、いろいろ学べたこともあって本当に良かったと思っています!
釣れた真鯛のウロコの素揚げを作りました
真鯛のウロコの素揚げですが、ちょっと興味があって作っていましたが、素揚げしたマダイのウロコに塩をかけて食べたら、サクサクのチップスみたいな感じで美味かったです(๑╹ڡ╹๑)
釣れた真鯛の心臓、肝、胃袋の塩焼きを作りました
真鯛の心臓、肝、胃袋の塩焼きですが、意外と美味いんですよねぇ。。(゚д゚)ウマー
釣れた真鯛の刺身丼を作りました
天然真鯛を2日寝かせて作った刺身丼、脂もノッてて最高に美味かったです(๑´ㅂ`๑)