コマセマダイ釣り(2021年11月6日・釣り船(真鶴港国敏丸))
2021年11月6日(土曜日)に釣り船(真鶴港国敏丸)にて、午後船のコマセマダイ釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
コマセマダイ釣りをしたことがありますか?
オキアミという小さいエビをコマセカゴから出してコマセの煙幕を作り、実際に釣り針につけたオキアミと同調させてマダイに食べさせるという釣り方です。
マダイという魚を知っていますか?
マダイは春の季節は乗っ込みマダイと呼ばれ、産卵期は一年の中でも大型の真鯛を狙うことができます。
真鯛は秋~冬になると脂ノリが良くなって、とても美味しい魚です(^^♪
マダイがどんな魚か気になるって方は、真鯛を見てもらえたらと思います!
マダイ釣り釣行日記(釣行日前)
釣行日と釣り物を決める
釣行日(2021年11月6日)と釣り物(マダイ)が釣りたいと思ったため、釣り船情報をインターネットで探しました。
今回は、真鶴港国敏丸のホームページでマダイ釣りの出船予定があることを確認し、電話で乗船予約をしました!
出船前日に電話予約したのですが、全てレンタルタックルでお願いしたいのと、帰りは送迎をお願いします。とお伝えした所、マダイの場合は基本レンタルタックルの方はおススメできないと言われました(;’∀’)
えっ、まじっすか。。と思ったのですが、どうしてもマダイを専門でやっている船宿でマダイ釣りをチャレンジしたいという気持ちがあり、何とかお願いできませんか?私は釣り具をレンタルしたいだけでして、釣り歴は長く幅広い釣りを経験しており、マダイやマグロ釣りもやっていて、しっかりとタナを取ることはできますよ。とお伝えし、それなら大丈夫ですね!ということで、予約できました!
マダイというのはとても警戒心が強い魚だけあって、同船している人と船長の指示ダナをしっかり守らないと誰もマダイが釣れなくなってしまうという懸念もあり、船宿の方も初心者の方では難しいということで慎重になっていたのだと思います。
本当はマダイ専用の釣り竿をご用意された方が釣果も変わってくると思います。と言われましたが、釣り竿とリールはレンタルすることにしました(;^ω^)
マダイ釣り専門の釣り船でチャレンジしたい方は、タナ取りができることが前提条件となりますので、覚えておいてください。
急遽、クッションゴムとマダイの仕掛けと釣り針とサニービシFL80号、フロロカーボンライン4号を釣具店まで買いに行って用意しました。
天秤は以前購入したものがあったので、それを持っていきました。
船宿によっては、すべてレンタル可能で仕掛けも販売している所もありますので、それぞれに合った釣り船を選ぶことをオススメします。
沖釣りで必要なものは、初心者からの沖釣り(船釣り)の始め方【レンタルがおすすめ】に記載していますので、参考にしてみてください。
事前に仕掛けを購入
釣り竿、リール(電動)、ロッドキーパーをレンタルしました。
ビシ天秤、ライフジャケットは持参しました。
今回はマダイの仕掛けを2セット(ハリス3号10mとハリス4号10m)持参しました。
たまにワラサが釣れることもあるとのことでしたが、マダイ狙いのため持参しませんでした。
1人2~3セット持参が良いと思います。
釣りで使用する餌は、ビシに詰める用と付けエサ用にオキアミを使用します。
コマセ用のオキアミ(冷凍)と付けエサ用のオキアミ(ブロック)のものを解凍して使用します。
マダイ釣りで実際に使用した仕掛けで持参したものです。
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マダイ釣りで使用する天秤です。
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サニービシ80号Lとなります。
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サニービシ80号FLでも問題ありません。
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ゴムヨリトリ(クッションゴム)は、大物の魚がヒットした時の強烈な引きによって、ハリス切れのリスクを軽減するため、必ず付けるようにしてください。
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マダイ用の仕掛けはハリス4号10mを使用しました。
マダイ釣りの仕掛けのイメージ図です。
マダイ釣り釣行日記(釣行日前日)
海の天気予報を確認
12時~18時までの海の天気予報見てみると、風速3.1mとなっており、天気予報は曇りで、風は少しありますが釣り日和って感じですね。。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
12時30分~17時30分までの潮流時間を見ると、13:02~15:17が潮の流れが良い時間帯で、上げ潮になっていくことを頭に入れておきました( ´∀` )
帰港する時に潮位が上がるため、下船時に注意が必要ですね!
今回は、大潮という潮が速く動くような感じで、釣果も期待できそうですね。。
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
マダイ釣り釣行日記(釣行日当日)
船宿で受付します
12時に船宿に着けばよいのですが、久々の真鶴での釣りということもあって1時間前に着きました!
船長から、釣り物は「マダイ」ですか?と聞かれましたので、そうです。と伝えました。
とりあえず、船に乗って準備していいよ!と言われました。
釣り竿とリール以外は持参した旨、船長に伝えました。
左舷ミヨシ側とトモ側が空いていたため、どちらにするか迷っていたら、船長から長いハリスに慣れていないんだったら、ミヨシ側(やや銅の間付近)でやってみて。と言われたので、左舷のミヨシ側でマダイ釣りをチャレンジすることにしました。
マダイ釣りは、トモ側の釣り座が有利ということもありますが、船長の指示に従うことにしました。
出船前準備
出船前にマダイ釣りの準備をしました。
ロッドキーパーのセッティングと電動リールのセッティングは船長にやって頂けました。
氷、コマセ用のオキアミ、付けエサ用のオキアミを船長から受け取りました。
クーラーボックスに氷を入れました。
氷はブロック型で長持ちするため、嬉しかったです!
PEラインのサルカンにビシ天秤を繋ぎ、ハリス側にゴムヨリトリ(クッションゴム)を装着して仕掛けを繋ぎました。
仕掛けは10mと長いのと、市販の仕掛けを最初に使う時は、クルクルまるまっていることもあって、ハリスにクセがついていて絡みやすいため、しっかりと引っ張って真っすぐなるように準備します。
念のため、バケツに海水を入れておき、その中にハリスを入れておくことで、移動中などに仕掛けが絡まないようにしました。
マダイ釣り竿(電動リール)です。
マダイ釣り仕掛け(ビシ80号天秤)です。
マダイ釣り餌(コマセ用オキアミ)ですが、自然解凍するのを待てばよいと船長に言われました。
マダイ釣り餌(付けエサ用オキアミ)ですが、こちらは海水で解凍します。
付けエサのオキアミの尻尾が付いていると海中で回転してしまうため、不自然な動きになってしまい釣れませんので、調整します。
手巻きリールのドラグ設定(強くラインをひっぱったらライン(釣り糸)が出ていくように)を調整します。
マダイは、ヒットした時に物凄いパワーで引いていきますので、ラインが出ていくようにしておかないと、一瞬でラインが切れてしまいますので注意が必要です。
出船前準備完了です!
出船
マダイ釣りのポイントとなる真鶴沖まで船長が連れて行ってくれます。
船長から、「どうぞ」ってアナウンスが流れたら釣り開始です。
指示ダナは、ポイントによって違って幅広く、20m~80mでした!
マダイ釣りの最初のポイントからかなり深いタナだったので、目視でPEラインの目印を確認しながらタナを取るようにしました。
電動リールのカウンタは誤差が生じるため基本使用しません。
マダイの釣り方は船宿によって様々ですが、マダイはハリス3~4号10mを使用しました。
真鶴港国敏丸さんでは、クッションゴムとハリスの長さを合わせて11mという指定がありました。
ワラサがヒットする可能性も考えて、ハリスは4号10mのものを使用しました。
ビシですが上窓は2分の1、下窓は0.5~1.5cm程度で実施しました。
まずは、ビシカゴに8分目位オキアミを入れます。
次に、付けエサはオキアミを1尾付けます。
置き竿にしてリールの糸でサミングしながらビシカゴ、クッションゴム、ハリスの順番で投入します。
一番最初に投入する時は、ハリスが絡まないように、できる限りゆっくり投入するようにします。
指示ダナが20mの場合、ハリスは6mを使用したのですが、25m(指示ダナ:20m+5m)まで落とし込んで、仕掛けが馴染むまで10秒程度待ちます。
指示ダナに持ってくるのは、釣り針ではなくビシとなりますので注意してください。
仕掛けが馴染むとは、ビシカゴの方が付けエサより重いため、ビシカゴの下に付けエサが来るのを待つ時間のことです。
2~3回に分けてコマセを撒きながら、指示ダナ20mの所に来たら、アタリがあるまでしばらく待ちます。
釣り竿を持ち、釣り竿の穂先を海面付近から持ち上げてから、2.5m(3m,2mのようなコマセの巻き方でも問題ありません)分巻きあげておろしてきます。
これを2回繰り返せば、指示ダナの20mに到達するため、置き竿にしてマダイがヒットするのを待ちます。
今回は一定時間アタリがなければ、ポイント移動という感じでした。
1つのポイントでも船長の指示がきめ細かく、期待できるぞって思いました!
20mのタナを取った後、しばらくしたら22m、24mのような指示がありましたが、50cm~1m程度の間隔でゆっくり落とし込んで10秒程度待つを繰り返し、指示ダナまで落として待ちます。
たまに、釣り竿を上下させたりして、誘うのも有効だと思います。
最初のポイントではヒットしなかったのですが、少し浅めのポイントで海面に突き刺さるような縦の引き込みがありました!
これは、もしや。。マダイなのでは!?と思い、慎重に巻き上げてきたら。。予想外の高級魚、オオモンハタが上がってきました!( ´∀` )
まじか。。。と思ったのは、オオモンハタってオキアミで釣れることがあるんだという発見と、マダイではなかったことで、複雑な心境でしたね。。
とはいえ、幸先いいぞ(^^♪と思い、そのまま釣りを続けていましたが、なかなかヒットせずで、しばらくしたらサバが回ってきてしまい、立て続けにつれました。
小サバはリリースしました。
アタリが出せず日が暮れた時に、最後の流しで大アジがヒットしてタイムアップになりました(;^ω^)
【マダイ釣り】(2021/11/6)真鶴港国敏丸
マダイ釣りに行った際の動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
オオモンハタ1尾、大アジ1尾、サバ2尾が釣れました!
船長から釣り終了のアナウンスが船内に流れました。
船長の指示に従って後片付けをします。
海水でビシに残ったオキアミを洗い流したり、船内の場所を海水を流して綺麗にしたり、自席に装着していたロッドキーパーの取り外し、釣り竿から天秤と仕掛けを取り外しました。
夕方なのですが、アタリは真っ暗で、船内ライトが灯りました。
マダイは釣れなかったのですが、今回は帰港の時に、船長からマダイを頂きました。
船長も釣り竿を出しており、やっぱり腕が違うなぁという気持ちと、感謝の気持ちと、今度こそは自分の手で釣り上げて見せるという気持ちで一杯でした。
右舷側ミヨシで同船されていた方に、マダイの釣果を聞いてびっくり、5尾釣れていました。
まじっすか。。何でこんなに釣果に差が出るんだろう。。
船長は右舷のトモ側でマダイを釣り上げていたため、右舷側がアタリだったのかなぁ。。
いや、きっと何かコツがあるはずだと思い、同船させて頂いた方と船宿の方にちょっと話を聞いてみました。
タナの取り方は同じだったのですが、釣れていた方が使用していた仕掛けが2本針で、クッションゴムとハリスを合わせて12mの仕掛けを使用しているとのことでした。
2本針の方が釣れる確率が上がるのと、誘いを入れた時のオキアミのアクションというか、動き方が違ってくるとのことでした。
なるほど。。12mかぁ。。確かに12mだったら、タナ+6m(ハリスの半分)落とせば、3m間隔で2回コマセを撒いたり、2m間隔で3回コマセを撒くことができ、均一にコマセの煙幕を作ることができるなぁと感じました。
今度マダイ釣りに挑戦する時は2本針で挑戦しようかなぁと思いました。
2本針の扱いも長ハリスだと難しいのと、ワラサなどの青物が多く釣れるポイントではオマツリのリスクがありますので、その時は1本針にした方が良いと思います。
乗船されている方が少ない場合に2本針を試して見るのも良いと思いました。
いろいろ勉強になってよかったです!
釣れた大アジの刺身となめろう丼を食べました
釣れたての大アジの刺身となめろうのコラボ、2つの食べ方が堪能できて美味しかったです(๑╹ڡ╹).
釣れたサバの塩焼きを食べました
釣れたサバの塩焼き、ふわふわしてて美味しかったです( ´∀` )
釣れたサバの味噌煮を食べました
釣れたサバの味噌煮!タレがとろっとしていい感じに仕上がりました(๑╹ڡ╹).
マダイの刺身を食べました
マダイの刺身!まじで絶品でした!脂が乗っていてほんのり甘くて美味かったです!(*´﹃`*)
マダイの炙り刺身を食べました
マダイの炙り刺身も食べたくなったので作ってみましたが、炙った方が真鯛の皮からジュワーっと脂が出て甘みが増した気がしました。とても美味かったです(゚д゚)ウマー