ライト深場五目釣り(2024年1月6日・釣り船(小田原港おおもり丸))
2024年1月6日(金曜日)に小田原港おおもり丸にて、一日船のライト深場五目釣りに行ってきましたので、釣行日記を書きます。
ライト深場五目釣りをやったことがありますか?
ライトタックルにて、深海にいる高級魚を5種目釣り上げるという感じです。
私は天秤仕掛けでのアカムツやアラなどの深海魚を狙ったことはありますが、胴突き仕掛けでのライト深場五目釣りは初挑戦になります。
ライト深場釣りで狙う高級魚のターゲットとしては、キンメダイ、クロムツが代表的です。
キンメダイ(金目鯛)を知っていますか?
キンメダイは、全体的に鮮やかな赤い魚体でありながら、金色の目をしている縁起の良い魚と言われています。
キンメダイの調理法としては、キンメの煮つけが有名でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、上品な旨味を感じさせる魚です。
深海魚釣りを少なからずやったことがあるのですが、キンメダイを釣ったことがありませんでした。
ぜひとも狙ってみたいキンメダイ!(^^♪
キンメダイ(金目鯛)ってどんな魚か気になるって方は、キンメダイを見てもらえたらと思います!
クロムツを知っていますか?
クロムツは黒いムツですが、脂ノリが良く白身でとても美味しい魚です。
私個人的には、クロムツの皮を炙って刺身や刺身丼を作るのが好きです!
クロムツってどんな魚か気になるって方は、クロムツを見てもらえたらと思います!
ライト深場五目釣り釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
5時~13時までの海の天気予報見てみると、風速5.3mとなっており、天気予報は晴れと曇りで、風の影響は少しありそうだということが分かります。
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
潮流時間を見てみると、7:37~10:09までが潮の流れが良いことが分かりますね!
潮周りは長潮となりますが、潮が流れる時間帯は意識してチャンスを掴みたいですね!
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したライト深場五目釣り仕掛け
今回ライト深場五目釣りで使用した胴突き仕掛けです。オモリは150号を使用しました。
ライト深場五目釣りでは、釣竿、リール、PEライン(4号)400m以上、胴突き仕掛け、オモリ150号、ヨリ取りリング、ロッドキーパーは、以下のものもオススメです。
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ライト深場五目釣り釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
船宿から、釣り竿(ワンダーショット 80-180)、電動リール(SHIMANO PLAYS 4000))をレンタルし、氷、サバの切り身を受け取りました!
船宿にて5本針の胴突き仕掛けを購入しました。
ライフジャケットは持参したものを使用しました。
ライト深場五目釣りで使用したサバの切り身です。
釣り竿(電動リール付き)設置(胴突き仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、電動リールのドラグ設定(フルロック(思い切り引っ張っても出ていかないように調整))を確認して準備完了です。
出船
今回は小田原港おおもり丸さんにて、真鶴沖でのライト深場五目釣りにチャレンジさせて頂きました。
出船前に船長からライト深場五目釣りのレクチャーを受けましたが、いよいよ実践ですが、釣り方は以下の通りです。
オマツリ回避のために、まず前方から順番に投入していきます。
順番が回ってきたら、オモリを1m前方に投げて仕掛け(今回は5本針を使用)が海に落ちていったのを確認し、電動リールのスプールを押さえてサミングしながら投入し、しがらくしたらフリーにして投入します。
なぜフリーにするかというと、順番に投入していくため、サミングして速度を緩めたりするとオマツリの原因になってしまうからです。
着底したら糸ふけを取り、タナを取ります。
この時大事なのは、竿先がふわっと上がったタイミングがゼロの状態(オモリが海底に着いている立っている状態)ですので、そこから指示ダナが海底から2mだとしたら2m巻き上げて待ちます。
船は潮の流れに沿って流れているため、時間の経過とともに地形が変化しますので、着底したりアタリがなかったりしたら、海底までオモリを落としてタナを取り直しすることが重要です。
ライト深場五目釣りで魚がヒットした時は基本的にアワセは不要です。
魚のアタリがあった時は、竿先にアタリがチョンチョンという感じで出ます。
魚が上針に付いている場合は、竿先への反応が強くなるため、少し巻き上げて追い喰い狙いで少し待つか、デッドスロー巻き(アリの歩くようなスピード)で追い喰いを狙うのが良いと思います。
魚が下針に付いている場合は、そのままの場所で待つか、アタリが弱ければユメカサゴが付いている可能性がありますので、オモリを海底まで落としてタナを取り直すのもありだと思います。
追い喰いを狙いすぎてもバレる原因になる可能性があるため、各自の判断でお願いします。
リールを巻き上げる時は最初の10m位はゆっくり巻いて、それ以降は中速で巻き上げるのが良いと思います。
電動リールでの巻き上げが終わったら手動で巻きあげてから、竿の胴の部分をを持ち上げてワイヤーを掴み、竿の胴の部分を下げます。
まず、魚が付いていない時は、中オモリを船内に入れてから、仕掛けを手繰って親子サルカンの少し上の部分と横の部分(釣り針に近い所)を持って引っ張ることによって糸ヨレを取りながら、磁石に釣り針を付けていき、次の投入の準備をします。
魚が付いている時は、オモリを船内には入れずに、魚にかかっている釣り針を外してから仕掛けを海に落として上下の糸ヨレを取ります。
その後再度回収して、磁石に釣り針を付けていき、次の投入の準備をします。
ライト深場五目釣りでは、タナ取りはもちろんのこと、魚の取り込みと仕掛けの回収方法が何よりもカギとなりますので、覚えておいてください。
魚が釣れた後に船内にオモリをついうっかり入れてしまうことがあるかと思いますが、釣れた時はオモリは中に入れずに糸ヨレを取ることを意識することで、チャンスの回数を増やすことができます。
糸ヨレを取るのに時間がかかってしまうと、投入ができなくなりお休みとなってしまうため、注意が必要です。
キンメダイ、クロムツ、シロムツ、ユメカサゴが1尾ずつ上がってくることもありましたが、多点掛けもできました。
ライト深場五目釣りの仕掛けのイメージ図です。
5本針の胴突き仕掛け(オモリ150号)を使用し、ムツ針にはサバの切り身を付けました。
サバの切り身の釣り針への付け方のイメージは、以下の通りです。
サバの切り身を釣り針へ付ける方法ですが、サバの白い皮側の端から0.5cmの中心に釣り針を付けます。
サバの切り身の付け方を守らないと、海中で回転してしまい釣れなくなってしまうため、要注意です。
サバの切り身は釣り針にチョン掛けで良いです。
さて、実釣の方ですが、最初はキンメダイが釣れ、その後クロムツ、シロムツが釣れ、多点掛けできるタイミングもあり、楽しかったです。
個人的にはもうちょっとクロムツとキンメダイを釣りたかったです。
最後の決断が人生の教訓になるような出来事がありました。
最後の投入の1本前の投入をして着底後に違和感のあるアタリがありました。
結論的には、サバがヒットしてしまい、友人と仕掛けがオマツリになってしまい、グチャグチャという状態で完全に終わったっていう感じでした。
しばらく魚のアタリが遠のいていたこともあり、ラスト1回できますけど、どうしますか?と船長に言われましたが、今のアタリが取れていない時間帯で仕掛けを付け直して再度トライするというのも、現実的ではないかなと思い、最後はお休みするという決断をしました。
この決断がすごく悔やまれることになったのですが、ラストの流しで、デカいキンメダイを周りの方が釣っていたんですよね。。。
私自身とても複雑な心境で、こんなことならチャレンジしておけばよかったと少し後悔してしまいました。
何が教訓になったかというと、やっておけばよかったという後悔をする位なら、ラストチャンスを掴むためにやっておくべきだったということですね。
何はともあれ、1日の釣りを通して学ぶことが多かったので、今度ライト深場釣りをする際は、今回の教訓を生かしたいと思います。
【真鶴沖でのライト深場五目釣り】(2024/1/6)小田原港おおもり丸
真鶴沖でのライト深場五目釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
今回のライト深場五目釣りの釣果写真です。
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました。
釣れたキンメダイ、クロムツ、シロムツの刺身丼と炙り刺身丼を作りました
クロムツをシロムツは炙って皮と身から出てきた甘い脂とキンメダイの上品な甘みがとても美味でした!(●´ㅂ`●)
釣れたクロムツ、シロムツの刺身と炙り刺身を作りました
クロムツをシロムツの炙り刺身と刺身を食べ比べてみましたが、やはり炙った方が美味いと感じました!( ´∀` )