タチウオ釣り(2025年8月14日・釣り船(金沢八景弁天屋))
2025年8月14日(木曜日)に金沢八景弁天屋にて、午前船のタチウオ釣り(午前タチウオ船)に行ってきましたので、釣行日記を書きます。
船と周囲の景色です。
今回の天気は曇りのち晴れって感じですね!
今回はべた凪で天気も良さそうなので、好釣果に期待です!
最近釣りに行けてなかったのと、タチウオ釣りは1年ぶりですが、とてもワクワクしていました!
相変わらず船団は多くてすごかったです!
6月~8月がタチウオシーズンとして熱い時期ですが、特に7月~8月になってくるとタチウオの活性も上がってきます。
タチウオをいっぱい釣りたかったら夏にタチウオを釣ることをオススメします。
真夏だと暑いので水分補給をこまめにしてくださいね!
タチウオ(太刀魚)の産卵期は6月~10月頃ですが、特に真夏はタチウオがいっぱい釣れてドラゴン級のタチウオも狙えます。
タチウオ釣り、特に天秤釣りは初心者の方にもおススメですが、釣れた時はタチウオの鋭い歯でケガをしないように注意が必要です。
タチウオの針外しに慣れていない時は、魚ばさみでタチウオの口の部分が動かないように固定して釣り針を外せば怪我のリスクが少ないです。
タチウオは美味しくいただくために、エラを切って血抜きしてからクーラーボックスに入れておくのが良いと思いますが、真夏の暑い時期はすぐにクーラーボックスに入れてしまってもOKです。
タチウオ釣りがオススメなのは、綺麗な銀色の魚体のまま1本ずつ釣り上げることができて、見た目の優雅さと釣れた時の感動を味わうことができるからです。
タチウオ(太刀魚)という魚を知っていますか?
タチウオは凛々しく銀色に光り輝く優雅な魚体をしていますが、顔を見ると龍(ドラゴン:胴回りが100cm以上でお腹周りが指5本以上の大きさ)のような見た目をしています。
釣れたタチウオを調理をする上では、タチウオはウロコがなくて捌くことがとても簡単なのが良いことだと思います。
タチウオは獲物を下から見ていて上へ上へと泳いで追いかけてきて、魚探では縦に泳いでいるように見えます。
私の一番好きな天秤仕掛けでのタチウオ釣りをチャレンジしました。
今回の釣り餌は、コノシロの切り身を使用しましたが、足りなくなった場合は別料金で購入できます。
つまり、コノシロの切り身を使用した天秤仕掛けでのタチウオ釣りとなります。
タチウオのアタリについてですが、天秤仕掛けのコノシロの切り身が泳いでいるように誘っていったら、少しずつ追いかけてアタックしてきて、竿先が海面にささるタイミングになったらアワセをいれます。
この段階を踏んでのタチウオのアタリの変わり方ですが、魚なのかなという感じで確信が持てたら一気にガブリという感じだと思います。
タチウオのサイズが小さいものはチョンチョンズドンというのが分かりやすいです。
ドラゴンタチウオになると警戒心もあってなかなか喰いこまず、チョンチョンズドンという感じになるのが少し間がある感じですが、一定のペースで誘い続けて喰いこむのを待ってアタリがあったらアワセを入れるのが理想的です。
タチウオがヒットしたら一定の速度で巻き上げますが、ドラゴン級のタチウオだとリールを巻けない時があって、この時がとても興奮します。
今回ドラゴン級のタチウオを1尾釣り上げたのですが、その時GoProで動画が上手く取れていない時でとても残念でした(;^ω^)
ドラゴン級のタチウオのアタリはもう一つあったのですが、取り込み時に釣竿と仕掛けを置いた時に一瞬ラインが弛んでしまってバレてしまいました(´;ω;`)
仕掛けを置く時にもハリス側がたわまないように引っ張っておくことがとても重要だと再認識しました。
今後は気を付けたいです。
今回のタチウオ釣りで一日船にするか午前船にするかを悩んだ結果、午前船にしたのには理由があります。
直近の釣果で午前船でも結構釣れている傾向があったのと、連日の猛暑で久しぶりの釣りにチャレンジする私はたぶん体力的に厳しいかもしれないという感じで午前船にしました。
今回は午前船で12尾釣り上げることができ、チョイスは正解だったと思います。
タチウオ釣りのポイントを見つけるのは大変だと思いますが、今回は船団がすごくて、すんなりタチウオのポイントが見つかってスムーズに釣りができました。
タチウオはいろんな料理ができてとても美味しく食べられるので、お気に入りの魚なんですよね(^^♪
タチウオの午前船では、午前で上がって午後の早い時間に家に帰ることができて、調理をしても夜に時間ができますし、体力的に自信がない人でも気軽にチャレンジができていいと思います。
タチウオの捌き方も簡単で、頭と尻尾を落として身を2等分か3等分にして切り分ける、お腹の部分は内臓を取り出して血合いをとって、キッチンペーパーにくるんでジップロックに入れて冷蔵庫や冷凍庫に入れておくだけでよいので、いっぱい釣れてしまっても安心です!
スーパーで販売されているタチウオは身に傷がついているものがほとんどですが、釣れたタチウオは傷がほとんどない状況で釣れるので、とても価値が高いです。
タチウオがどんな魚か気になるって方は、タチウオを見てもらえたらと思います!
タチウオ釣り釣行日記(釣行日前)
海の天気予報を確認
海の天気予報見てみると、風速2.97mとなっており、曇りのち晴れという感じですね!
詳しく知りたい方は、初心者必見!沖釣り(船釣り)の海天気の調べ方も参考にしてみてください。
潮流時間を確認
今回の潮周りは中潮でした。
潮が動く時間帯としては、9:41~10:50という感じですので、中盤から最後の方までチャンスがありそうな予感ですね!
沖釣り(船釣り)での【若潮・中潮・大潮・小潮・長潮】潮汐とは?に詳しく記載していますので、よかったら参考にしてみてください。
今回使用したタチウオ天秤釣り仕掛け
今回使用したタチウオ釣り(太刀魚釣り)の仕掛けです。
カゴ天秤とオモリ60号とタチウオ仕掛けです。
今回はカゴ天秤とオモリ60号を持参し、タチウオ仕掛けを船宿で購入しました。
船宿の方にフラッシャーもオススメだよと言われたので、購入して試してみることにしました。
カゴ天秤は複数入っていて安価でとても人気があります。
タチウオ釣りではオマツリや道糸、ハリスが切れたりするリスクがあるため、カゴ天秤とオモリ60号は2つ位あるのが理想的です。
今回タチウオの仕掛けはロストがなく、珍しく1組分のみの使用でした。
1袋の中に、4つ仕掛けが入っているのはとても良いですし、弁天屋オリジナルで針先の所にチューブが付いていて、針とフロロの連結部分を噛まれてもバラシのリスクを軽減できるようになっていて、優れものだと思います。
オマツリやタチウオの針掛かりの場所によっては、ハリス切れしてしまうリスクがあるので、1本針が4組分あるのはとても助かりますね!
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タチウオ釣り釣行日記(釣行日当日)
出船前準備
今回は午前タチウオ船にチャレンジしました!
船宿から、釣り竿(手巻きベイトリール付き)をレンタルし、氷、コノシロの切り身を受け取りました!
コノシロの切り身を消費したら、100円でコノシロを追加できましたが、今回はコノシロを追加することなくちょうどよい感じでした!
カゴ天秤、オモリ60号は持参、ライフジャケットは借用できますが持参したものを使用しました。
タチウオの仕掛け(針付きハリスとフラッシャー)は購入したものを使用しました。
出船前の準備をしました⁺o(⁎˃ᴗ˂⁎)o⁺
タチウオ釣りで実際に使用した釣り竿と手巻きベイトリールです。
タチウオ釣りでは、釣り竿、手巻きベイトリール、PEライン2号、ロッドホルダーは以下のものをオススメします。
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タチウオ釣りで使用したコノシロの切り身です。
タチウオ釣りでは、コノシロの切り身を釣り針につけます。
ロッドホルダーに釣り竿(手巻きベイトリール付き)設置(カゴ天秤とオモリ60号、タチウオ仕掛けのセット完了)、ライフジャケット着用、手巻きベイトリールのドラグ設定はフルロック(きつく締める)に問題ないことを確認しました。
出船
金沢八景弁天屋さんにて、タチウオ釣りにチャレンジさせてもらいました。
夏のタチウオ釣りは1年ぶりで、しかも久しぶりの釣りですが、良いイメージを持って楽しんでいきたいと思います!(^^♪
コノシロの切り身の付け方のイメージは以下の通りです。
コノシロの切り身の付け方のイメージとなります。
今回はフラッシャーを付けていますが、餌を付けた後にちょんと釣り針に刺すか、餌を付ける前に釣り針にさしてチモトの方まであげていってから餌を付けるやり方でもOKです。手返しがいいのはフラッシャーをチョン刺ししてから、餌を付けることです。どちらもタチウオのアタリは取れました。
まずコノシロの切り身の皮側を真っすぐ直線的になるようにハサミで切ります(最初から直線的になっている時はそのまま使用しても問題ありません)。
コノシロの切り身の皮の白い方の端から2~3mm程度(中心)から釣り針を抜き刺し、折り返して身側から皮側に縫い刺しにし、折り返して皮側から身側に縫い刺しにして、釣り針のチモトに固定して引っ張っても抜けないことを確認します。これに、フラッシャーを付けることで、タチウオの喰い渋りな状況下であっても釣果アップに期待できます。
タチウオの釣り方ですが、天秤仕掛けを投入し、指示ダナのレンジ(例えば50m-40m)をベイトが泳いでいるような感じで、リールをしゃくって巻く感じでタチウオを誘います。
40m~50mのレンジの場合は、PEラインのマーカーを確認しつつ、50mまで天秤を落として止めて、40mまでちょんちょんとゆっくりしゃくって3分の1~2分の1程度巻くを繰り返してタチウオのアタリを待ちます。
夏のタチウオの天秤仕掛けでの誘い方のコツは、竿先が海面から見て25度程度の高さの位置から45度程度の高さの位置までちょんと小さくふわっと上げて、45度程度の高さの位置から25度程度の高さの位置にちょんとゆっくりふわっと下げるタイミングで、2分の1~3分の1、リールを回転させながらラインを巻き上げて誘う動作を繰り返します。
ゆっくりふわふわっという誘い方と早くリズムよくの誘い方がありますが、その日のタチウオのヒットパターンを見極めることが釣果アップの秘訣です。
竿先が海面から見て25度程度の高さは、アタリがあった時にアワセやすさを考慮してそうしています。
竿先が高い位置では、本アワセがしづらくバラシのリスクがあるので注意が必要です。
タチウオのアタリがなければ、また50mまで落として40mまで同様の誘う動作を繰り返してタチウオの本アタリを待ちます。
タチウオのサイズにもよりますが、アタリ方はいろいろあります。
チョンチョンというコノシロの切り身を魚だと認識して少しずつアタックしてくる小さいアタリから、海面まで引き込まれるような大きいアタリがあります。
小さいアタリが出たとしても、同じテンポで誘い続けているうちに本アタリに変わってきますので、途中でアタリがなくなっても同じペースで誘い続けることが重要です。
チョンチョンという前アタリがあった場合は、同じ動作でしゃくり続けて竿先が海面付近に引き込まれる本アタリまで待ってからアワセます。
ドラゴン級のタチウオの場合は、いきなり本アタリになることがありますが、なかなか喰いこまずいきなりズドンという時もあります。
本アタリでアワセを入れた後は、一定の速度で巻き上げて釣り上げるようにします。
早アワセは禁物ですが、喰いこんだ時にはちゃんとアワセを入れるようにしてください。
少しでもアタリがあってタナの上限まで来てもアタリがなければ、仕掛けを回収してコノシロの切り身の状態をチェックしてください。
船長の指示ダナのレンジ付近で、コツコツっていうような感覚が手持ち竿に伝わってくることがあります。
指示ダナのレンジ内であれば、そのタナから誘ってみるのもアリです。
基本的な天秤仕掛けでのタチウオの釣り方のコツは以上になります。
船長から釣り開始のアナウンスが流れました。
タチウオ釣りの仕掛けのイメージ図です。
天秤仕掛け(オモリ60号)を使用し、1本針はサーベルフックX 2/0号(1/0号)にはコノシロの切り身を抜き刺します。
幸先よく一投目からタチウオを釣り上げることができました!
活性がすごくて楽しい感じ(^^♪
小さいタチウオの場合は、前アタリから本アタリになるのが、誘い続けている時が大半ですが、大きいタチウオ、ドラゴンの場合は、前アタリがあってしばらく誘い続けているとズドンっと海面まで竿先が引き込まれるようなアタリが出ます。
ドラゴンタチウオがヒットした時のリールが巻けない感じがたまらないです!
ぜひ、タチウオ釣りに行ってみて下さい!
【猿島沖でタチウオ釣り】(2025/8/14)金沢八景弁天屋
猿島沖でのタチウオ釣りの動画をアップしましたので、よかったら見てください。
帰港
釣れたタチウオの写真です。
船長から釣り終了のアナウンスが流れて、後片付けをして帰港しました(^^;)
釣果はタチウオ12尾でした。
トップは15尾だったので惜しかったですが、動画を撮りながらやっている分、しっかり動画が取れているか確認しながらやっている分、時間的なロスがあって竿頭になれませんでしたが、午前で12尾はまぁまぁ頑張れた結果だったと思います。
痛恨だったのは、ドラゴンを一尾釣り上げることに成功したのですが、動画をうまく撮れていなかったことと、最後にドラゴンが海面まで浮上してきてバラシてしまったことが反省すべき点でした。できれば、動画でタチウオ釣りのドラゴン釣りの醍醐味をお届けしたかったです(;^ω^)
天秤タチウオ釣りは釣果も期待できますし、ドラゴンも釣れる可能性があるのですが、もっともっと極めていきたいと思います。
夏のタチウオ釣りを最高に楽しむことができて、よかったです!
釣れたタチウオの刺身と炙り刺身を作りました
2025年8月14日・釣れたタチウオの炙り刺身
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タチウオの刺身、炙り刺身をそれぞれ、ワサビ刺身醤油でいただきましたが、淡白でとっても美味かったですね!私個人的には炙りが好きです!
やっぱりタチウオは味も最高ですね(^^♪
釣れたタチウオの炙り刺身丼を作りました
タチウオの炙り刺身はタチウオの皮の香ばしさと皮からの脂が出てきて、ご飯が進みますね!本当に最高に美味でした(●>艸<)